国境27度線(南島叢書<第98巻>) [全集叢書]
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国境27度線(南島叢書<第98巻>) [全集叢書]

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出版社:海風社
販売開始日: 2019/11/15
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国境27度線(南島叢書<第98巻>) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    戦後、奄美の日本復帰で生まれ、沖縄復帰で消えた「国境27度線」。軋み喘ぐ一衣帯水の島々の対立、その背後のアメリカ軍の策動。語られなかった復帰運動史を再検証し、さらに経済学、民俗学からの視点も加えた野心作!
  • 目次

    まえがき 

    ◉国境27度線【原井一郎】
    第一章 白地に赤く
     手作りの「日本国旗」/ 切れ目ない統合装置に /軍国と平和世との峡間/脱皮と再生のリトマス紙/軍国批判なく米軍政下へ/沖縄のこころと日の丸/本土同化への怒りと反発 
    第二章 赤と白のオセロ
     二つの冷戦と沖縄基地/北緯30度への線引き/「奄美返還」立役者の怯え/カメジローと奄美共産党/実質か完全復帰か/世論調査と台湾の反対/CICとはいったい誰か /米人類学者の置き土産 
    第三章 青空と教室 
     教科書を消したのは誰か/ガリ刷り教科書の誕生/6・3制と教科書密輸/聖職者たちの嘆き節/「奄美大島復帰議会」分裂と教科書の行方/焼け跡と栄養失調 /暴力先生と/「日教組」/方言札とシマ・クゥトゥバ/教育者たちの戦争責任 
    第四章 糾える禍福 
     苦界に沈む島娘/人身売買と主婦バイト/憎悪と敵対の渦/奄美人追放の石つぶて/ユースカー、怒りの報復/金門クラブと高等弁務官/「宝村天皇」の排斥/鹿児島側の復帰反応/「イモとハダシ」論/復帰闘争と社会運動 
    第五章 政治の季節 
     英雄・泉芳朗の急逝/5億B円奪った米軍/「早すぎた復帰」論も/大島紬か公共土木か /生きない2兆4千億円/土建政治がもたらしたもの/消された加計呂麻架橋/アジアを視野に入れた沖縄/自立振興と自衛隊誘致/度線を平和のシンボルに 

    ◉〈国境線の政治〉をこえて- 琉球弧民衆の闘い【斉藤日出治】
    帝国日本によるアジアの「潜入盗測」/「大東亜戦争」と海南島の住民虐殺/沖縄の住民虐殺 /<国境線の政治>を継承する戦後体制-奄美・沖縄民衆の苦悩/<国境線の政治>に抗する琉球弧民衆の自決権の闘い/<国境線の政治> を超える琉球弧民衆の胎動 

    ◉ 奄美をめぐって、大和人の不作法【酒井卯作】
    はじめに/密航/憂鬱の奄美史/抵抗の輪/夜明けの奄美

    あとがき/<国境線の政治>
    とは? 
  • 内容紹介

    戦後、奄美の日本復帰で生まれ、沖縄復帰で消えた「国境27度線」。
    軋む一衣帯水の島々の対立、その背後のアメリカ軍の策動。語られなかった復帰運動史を再検証し、さらに経済学、民俗学からの視点も加えた野心作!
    緻密な取材と丁寧な資料の読込から得られたエピソードの数々、復帰関連を含む貴重な写真81 点も掲載。奄美復帰から66年、沖縄復帰から47 年。その年月を経て、歴史の証言者たちがようやく重い口を開いた、まさに奄美・沖縄の復帰運動の真実をさらけ出した1冊といえる。
    2018 年南海日日新聞長期連載(44 回) 一挙掲載!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    原井 一郎(ハライ イチロウ)
    1949年、徳島県生まれ。奄美の日本復帰後、奄美大島・名瀬へ。地元日刊紙の南海日日、大島新聞記者・編集長。雑誌Lapizライター。ジャーナリスト

    斉藤 日出治(サイトウ ヒデハル)
    1945年生まれ。社会経済学・現代資本主義論専攻。名古屋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。元・大阪産業大学経済学部教授、大阪労働学校・アソシエ学長

    酒井 卯作(サカイ ウサク)
    1925年、長崎県西彼杵郡西海町(現・西海市)生まれ。民俗学者。1950年坪井洋文とともに民俗学研究所の研究員となり、柳田国男と出会う。南島研究会や稲作史研究会などの旅で、柳田のカバン持ちとして同行、薫陶を受ける。南島研究会主宰
  • 著者について

    原井 一郎 (ハライ イチロウ)
    1949 年、徳島県生まれ。奄美の日本復帰後、奄美大島・名瀬へ。地元日刊紙の南海日日、大島新聞記者・編集長。雑誌Lapiz ライター。ジャーナリスト。奄美市名瀬在住。
    主な著書『奄美の四季』( 農文協 1988 年)、『苦い砂糖』( 高城書房 2005 年)、『欲望の砂糖史』( 森話社 2014 年) 他。

    斉藤 日出治 (サイトウ ヒデハル)
    1945 年生まれ。社会経済学・現代資本主義論専攻。名古屋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。元・大阪産業大学経済学部教授、大阪労働学校・アソシエ学長。
    主な著書『グローバル化を超える市民社会』(新泉社 2010 年)、『帝国を超えて-グローバル市民社会論序説』(大村書店 2005 年)、『空間批判と対抗社会』(現代企画室 2003
    年)、『国家を越える市民社会』(現代企画室 1998 年)他。

    酒井 卯作 (サカイ ウサク)
    1925 年、長崎県西彼杵郡西海町(現・西海市)生まれ。民俗学者。1950 年坪井洋文とともに民俗学研究所の研究員となり、柳田国男と出会う。南島研究会や稲作史研究会などの旅で、柳田のカバン持ちとして同行、薫陶を受ける。南島研究会主宰。
    主な著書『稲の祭』( 岩崎書店 1958 年)、『琉球列島における死霊祭祀の構造』(第一書房1987 年 第28 回柳田賞受賞)、『琉球列島民俗語彙』編著(第一書房 2002 年)、『柳
    田国男と琉球「海南小記」をよむ』(森話社 2010 年)他。

国境27度線(南島叢書<第98巻>) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:海風社 ※出版地:大阪
著者名:原井 一郎(著)/斉藤 日出治(著)/酒井 卯作(著)
発行年月日:2019/11/20
ISBN-10:4876160619
ISBN-13:9784876160617
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:253ページ
縦:19cm
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