得する、徳。 [単行本]

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得する、徳。 [単行本]

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出版社:CEメディアハウス
販売開始日: 2019/12/23(販売終了商品)
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得する、徳。 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    経済記者が書くこれからの新しい徳の積みかた―信用がカネに取って代わる社会を泳げ。
  • 目次

    はじめに ロシアンパブと論語と私

    第1章 信用社会の到来 
    テイクを考えるな。ギブ、ギブ、ギブ!
    3タイプの人間: 与える人、欲をかく人、天秤にかける人
    ホリエモンの一貫: 「ふしぎな信用でかなえてくれる♪」
    皆が上場する時代?: 自分の株価を知っているか
    きれい事なのか否か: いい人は成功からもっとも遠いのか
    欲をかく人の生存戦略: なぜタダ乗りするヤツは嫌われるのか
    道徳はいつも不安定: 「カネに転んだのか!」と罵倒するけれど…
    親切をする快感: テレビの月光仮面、現実の伊達直人
    利他と利己の関係: 利己的じゃダメなんですか

    第2章 偉人の「徳」に学ぶ 
    徳、徳、徳! 会社と社会に寄与せよ。
    何をした人?: 名前に「徳」が付き、像まで建っているのに
    大乗仏教の徳: 布施、忍辱、精進の3つについて
    二宮尊徳に学ぶ①: 大声で『大学』を朗読するヤバい人?
    二宮尊徳に学ぶ②: 道徳なき経済は犯罪、経済なき道徳は寝言
    淀屋常安に学ぶ①: 商人は「損して得しろ!」が常識なのか
    淀屋常安に学ぶ②: 人が嫌がる仕事を買って出た結果
    淀屋常安に学ぶ③: 損と得のバランスが崩れるとき
    淀屋常安に学ぶ④: 淀屋の没落が商人にもたらしたもの
    渋沢栄一に学ぶ①: 日本の資本主義の父、令和に大人気
    渋沢栄一に学ぶ②: 論語(道徳)とソロバン(経済)を一致させよ!
    渋沢栄一に学ぶ③: いまいち存在感ない…その理由に「徳」
    渋沢栄一に学ぶ④: 人に会うことを惜しまない
    土光敏夫に学ぶ①: 不祥事があれば「土光を見習え」
    土光敏夫に学ぶ②: 年収5000万、メザシを食う
    土光敏夫に学ぶ③: 無私の徳は社会を変え、国をも変える
    土光敏夫に学ぶ④: 我々はなんのために働くのか?

    第3章 会社は誰のモノなのか
    カネを出したら、俺のモノ、でもない…。
    物言う株主: 利益の追求と利他は両立するわけ?
    国際目標はSDGs: 幸せな社会の実現は話が大きすぎるのか?
    日本の「株主至上主義」: 「従業員のモノ」から「株主のモノへ」
    抜けない昭和体質: ガバナンス先駆者だったはずの日産と東芝
    3つの理由: なぜ「会社は株主のモノ」になったのか
    有限責任制: 会社の悪さは誰が謝まるべきか
    倫理観と社会通念: 「俺の会社だから好きにしていいだろ!」
    出資は所有「株式社員権説」: 株主の関心は配当ばかりの現状で
    社会的存在としての会社: 「会社は個人のモノ」だった時代

    第4章 なんのために働くのか
    自分はどうしたいのか。我々はどう生きるのか。
    世界人助け指数: 見知らぬ人を助けたか?
    不寛容社会: やよい軒でおかわりもできない…
    人のポイント化: 強制的に「徳」を積まされる社会
    内発的動機と外発的動機: 監視社会は「徳」の高い社会を実現するか
    良い社会とは何か: アリストテレスの基準で考える
    外発的動機からの転換: リターンがなければやれないと思うなら

    おわりに 「徳」消費社会をよく生きる
  • 出版社からのコメント

    社会課題の解決がビジネスに直結する未来、物を言うのは「徳」の高さだ。会社は誰のもので、働くのはなんのためかを問い直す。
  • 内容紹介

    テイクを考えるな。ギブ、ギブ、ギブ!
    経済記者が書くこれからの新しい徳の積みかた
    信用がカネに取って代わる社会を泳げ!

    「カネより信用を積め」「信用があれば生きていける」という議論を耳にするようになった。
    実際、融資を受けるにも、取引をするにも、信用が大切なのは昔から自明だった。
    しかし近年になって、いまさら声高に、信用を「見える化」、具体的には信用をポイント化する動きなどが出てきている。
    そんな風に、重視されつつあるらしい信用だが、いったい信用とは何なのだろうか?本当に信用があれば生きていけるのだろうか。
    ヒントはすべて、日本に昔からある「徳を積む」という行為にあった。
    子曰く、子曰く、トイレの壁にも、子曰く。中小企業の事務所の壁に論語が貼ってあるのには意味があったのだ。

    本書のテーマは「徳」である。本書では、これからの徳の積みかたを次のように定義する。

    ① 何もかもは引き受けてはいけない
    ② 犠牲を払っていると思うなら断れ
    ③ 無理に「いい人」を目指すな
    ④ 行為ではなく関係性を強調しろ

    わかるようでよくわからない「信用」という概念を「徳」というキーワードに置き換えてみると、今後の自分の働きかた、生きかた、社会が目指す方向性が明確になっていく。
    第1章では、グローバリズムの権化のようなイメージがある米国でも「徳」が重視されつつある現状を読み解き、「これから時代の徳の積みかた」について定義する。
    第2章では、渋沢栄一、土光敏夫といった日本の名経営者たちの足跡をたどり、彼らの「徳」が、いまという時代で考えても、いかに古びずにフィットしていたかを探る。
    第3章では、「徳」がけっして無縁ではない「会社という存在」について考える。
    会社は誰のものなのか? 我々は誰のために、なんのために働くのか?
    利益の追求と徳の追求は両立が可能であることがわかってくる。
    そして、第4章では、そうは言っても「カネにならないことはやりたくない」と思うあなたが、それでも「徳」を積んだほうがいい理由について考える。

    まさにいま、「徳」が問われている。
    そして、歴史を振り返ればわかる。
    「徳」はいつか、忘れた頃に「得」になる。
    「俺だけどうにかなればいい」と考える人が増えるほど、あなたの小さな「徳」が、きっと輝く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    栗下 直也(クリシタ ナオヤ)
    1980年生まれ、東京都出身。横浜国立大学大学院国際社会科学研究科経営学専攻修了。経済記者のかたわら、書評サイト「HONZ」や週刊誌、月刊誌などでレビューを執筆。書籍構成も手がける
  • 著者について

    栗下直也 (クリシタナオヤ)
    1980年生まれ、東京都出身。
    横浜国立大学大学院国際社会科学研究科経営学専攻修了。
    経済記者のかたわら、書評サイト「HONZ」や週刊誌、月刊誌などでレビューを執筆。書籍構成も手がける。
    著書に『人生で大切なことは泥酔に学んだ』(左右社)。戦前のダダイスト、辻潤の研究がライフワーク。
    新橋系泥酔派を自認するが、酒場詩人は目指していない。

得する、徳。 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:CCCメディアハウス
著者名:栗下 直也(著)
発行年月日:2019/12/31
ISBN-10:4484192357
ISBN-13:9784484192352
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:220ページ
縦:19cm
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