現代地政学事典 [事典辞典]
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現代地政学事典 [事典辞典]

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出版社:丸善出版
販売開始日: 2020/01/31
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現代地政学事典 [事典辞典] の 商品概要

  • 目次

    【全332項目】
    ■1章. 「私たち」は何におびえるのか
    「私たち」は何におびえるのか
    ◆アイデンティティのゆらぎ
    レイシズム(人種主義)/イスラーモフォビア
    ◆日常に潜む脆弱性
    食の安全/遺伝子組換え作物/食料安全保障/サイバー攻撃/サイバー空間の脆弱性/サイバー空間のディスインフォメーション
    ◆貧困化
    負債/債務/借金/貧困者・ホームレス排除
    ◆治安への不安
    監視カメラ/コミュニティと防犯(コミュニティ・ポリーシング)/テロリズム
    ◆日本周辺および世界各地の「脅威」
    北朝鮮の弾道ミサイル/中国の弾道ミサイル/南シナ海領有権紛争/東シナ海防空識別区/海賊問題/ロシアのクリミア併合/シリア内戦/北朝鮮難民
    ◆領土の「侵犯」
    北方領土/南クリル諸島/竹島/独島(獨島)/尖閣諸島/釣魚群島・釣魚台列嶼
    ◆越境する感染症
    口蹄疫/SARS/生物種の移動をめぐる地理学
    ◆生活環境の破壊
    日本の公害問題/地球温暖化/砂漠化/環境災害と地政学/東日本大震災と原発事故/越境大気汚染

    ■2章. 対立と連携の構図
    対立と連携の構図
    ◆アイデンティティ・ポリティクス
    アイデンティティと境界/英国のEU離脱とスコットランド独立運動/グローバル化と国民国家の変容/人種・民族紛争
    ◆イデオロギー・宗教の対立
    超大国と冷戦/文明の衝突/宗教と地政学/原理主義/アル=カーイダ/「イスラーム国」
    ◆記憶のポリティクス
    歴史修正主義/日本軍「慰安婦」/日本軍性奴隷制問題/靖国神社問題
    ◆マジョリティ対マイノリティ
    マイノリティ・ナショナリズム/ディアスポラ・ナショナリズム/移民・難民をめぐる包摂・排除/地域言語(地方語)とナショナリズム/多様な沖縄の反基地運動
    ◆占領・入植と先住者
    占領と入植(パレスチナ)/占領と入植(米国)/占領と支配(琉球・沖縄)
    ◆資本と抵抗運動
    ネオリベラリズム/グローバル・サウス/ノーボーダー運動と移民運動/海賊ユートピアと海賊の再解釈/多国籍企業/グローバル経済機関/G7/サミットと対抗運動/ブラック・ブロック/ジェントリフィケーション/スクウォット
    ◆領土・領海をめぐる紛争
    主権と領土問題/国境紛争とはなにか/シーレーン
    ◆軍隊と同盟
    集団的自衛権/世界の米軍基地/在沖米海兵隊/韓国の米軍基地/太平洋諸島における米軍基地―その起源と機能/太平洋諸島における米軍基地―その影響と抵抗運動/自衛隊/南西諸島防衛/NATO/アジアにおける米国の同盟/日米同盟/韓米同盟/東南アジアにおける米国の同盟/豪米同盟/中朝条約
    ◆国連による安全保障
    集団安全保障/国際連合(国連)/国連安全保障理事会/PKO
    ◆環境をめぐる紛争
    受益圏と受苦圏/公害裁判/環境保全運動/ダム・河口堰建設反対運動/琵琶湖の環境政治/富士山の環境政治/米軍基地周辺の騒音問題/反原発運動/発展途上国の開発と環境保全/熱帯雨林の破壊と保全(ブラジル)/湿地の保全と開発(ベトナム)/環境難民/都市部の農地利用/河川敷の不法占拠/水戦争/北欧の漁業資源管理/捕鯨問題

    ■3章. 伝統地政学の理論と実践を考える―対立への処方(1)
    伝統地政学の理論と実践を考える
    ◆地政学の起源と展開
    帝国主義と地政学/植民地主義/地政学と地誌/政治地理学と地政学/国際政治学と地政学/日本の国際政治学と地政学/外交史と地政学/リアリズム/リベラリズム/ポピュリズム
    ◆地政学の始祖たち
    チェレーン/ハウスホーファー/マハン/マッキンダー/スパイクマン/ボウマン/地政学者の現代的(再)評価
    ◆伝統地政学の概念
    地政学と地理学の空間概念/シーパワー・ランドパワー/ハートランド理論/リムランド/ドミノ理論/封じ込め政策/汎地域/ゲオポリティク誌/フィンランド化/生存圏/アウタルキー/大東亜共栄圏/国土計画/地政学者と愛国心/国際連盟と民族自決主義/地政学によるナショナル・アイデンティティの構築/失地回復運動/脱植民地化とネイションの形成/資源ナショナリズム/ナショナリズムと戦争・紛争/ナショナリズムと(民族・建国)神話/地政学と地図/新古典地政学
    ◆地政学的ビジョン
    国家安全保障と地政学/対テロ戦争/自由と繁栄の弧/一帯一路/第一列島線・第二列島線/九段線
    ◆世界の地政学
    日本の地政学/米国の地政学/英国の地政学/ドイツの地政学/フランスの地政学/イタリアの地政学/ロシアの地政学/中国の地政学/朝鮮半島の地政学/東南アジア諸国の国民統合とその課題/アフリカの脱植民地化と内戦/中南米の脱植民地化とナショナリズム
    シオニズム運動とアラブ・ナショナリズム/パレスチナ/イスラエル問題の地政学的意味/現代日中韓のナショナリズム/ソ連の形成と崩壊/ユーゴスラビアの形成と崩壊

    ■4章. 批判地政学の生成と展開―対立への処方(2)
    批判地政学の生成と展開
    ◆地政学批判の視座と方法
    地政学と国家中心主義/地政学とスケール/コンストラクティビズム/地政的コード/地政学と言説・表象/心象地理と地政学的認識/地図学的理性とその危機/戦後日本における地政学批判/地政学と環境決定論/地政学的知識の状況依存性/平和の地理学
    ◆批判地政学の諸論
    批判地政学/オトゥホールの批判地政学/フランス学派の批判地政学/メディアと大衆地政学/ポップ地政学と論壇地政学/ポストモダン地政学/ネットワーク地政学/フェミニスト地政学/サバルタン地政学/オルタナティブ地政学/世界システム論と覇権の地政学/ヘゲモニーと反ヘゲモニー運動/冷戦の批判地政学/Gゼロの世界/批判的安全保障研究/国際政治社会学/地経学/〈帝国〉とマルチチュード/地政学へのアナキズム・アプローチ/時政学/都市の地政学/垂直の地政学/生政治と地政学/感情・情動の地政学/ポストヒューマニズムと複雑系の地政学
    ◆批判地政学の論点
    地理的知識と国家安全保障/収容所と例外空間/移動・移民の地政学/マルチネス・モデル/海と島嶼/ロジスティクス/消費と地政学/視覚イメージと地政学/メガイベント/人道的介入/戦争と性暴力/女性兵士/子ども兵/軍事主義を越えて
    ◆環境地政学
    環境地政学/人類世/人新世/人口問題の政治地理学/避難区域設定のポリティクス/代替エネルギー/環境正義論/政治生態学(ポリティカルエコロジー)/自然と地理学

    ■5章  ゆらぐボーダーへの再接近―対立への処方(3)
    ゆらぐボーダーへの再接近
    ◆領土・領域と主権
    ナショナリズムと領土・領域性/領土の罠と領域性のイデオロギー/領域的主権/ウェストファリアの神話/統治性と境界/領土(陸域)/海洋の境界/漁業水域/島/宇宙/主権国家と国境
    ◆境界の再検討
    境界をめぐる諸概念/ボーダースタディーズとは何か/世界のボーダースタディーズ・コミュニティ/国境の透過性/トランスナショナリズム/境界文化(ボーダーカルチャー)/ボーダーツーリズム/都市と境界
    ◆境界の管理
    軍事境界線と非武装地帯/北方限界線/中韓海上境界/セキュリタイゼーション(安全保障化)/国境の軍事化/パスポート/エアポート・ポリティクス/スマートな国境/バイオメトリック・ボーダー/国土安全保障(ホームランドセキュリティ)/日本の国際テロ対策/ボーダーワーク/欧州国境沿岸警備機関(FRONTEX)/パシフィック戦略
    ◆日本周辺の領域を考える
    大陸棚限界延長/海の基点・沖ノ鳥島/海賊対策/領空/米軍管制空域
    ◆中国周辺の領域を考える
    台湾海峡/香港・マカオ/チベット/ウイグル/インドとの境界/朝鮮との境界・間島
    ◆世界の国境―歴史と現在
    欧州/北米/中南米/中東/アフリカ/旧ソ連地域/旧東欧/中央アジア/西アジア/南アジア/東南アジア/北東アジア/日本/オセアニア/北極/南極
    ◆新しい二国間・多国間安全保障協力
    日韓防衛協力/日豪安全保障協力/日印安全保障協力/中露善隣友好協力条約/OSCE/CICA/ARF
    ◆地域の統合・再編
    リージョナリズム(地域主義)/EU/NAFTA/ASEAN/APEC/上海協力機構/BRICS/アジアインフラ投資銀行(AIIB)/TPP・CPTPP

    ■6章. 「新しい」地政学の地平を求めて
    「新しい」地政学の地平を求めて
    ◆境界・領土紛争の解決
    司法制度/主権を自治で相対化する島・オーランド/裁判で解決するぺトラ・ブランカ島/海のフィフティ・フィフティー海洋境界の折半理論/陸のフィフティ・フィフティー中国とロシアの国境画定/南シナ海仲裁裁判判決
    ◆下からのグローバリズム
    世界社会フォーラム/グローバル・アナキズム/サパティスタ民族解放軍と先住民自治区の構成/コモン(ズ)/カリフ制/オキュパイ運動
    ◆資源の共同利用
    北方四島周辺水域/東シナ海ガス田/日韓漁業協定/日中漁業協定/日台民間漁業取決め/パイプライン
    ◆地域統合の可能性
    G20/RCEP/インターレグ/東アジア共同体構想/EUマクロリージョン(ドナウ川流域)
    ◆新しい安全保障観
    人間の安全保障/国際刑事裁判所/サイバー犯罪に関する条約
    ◆地球環境の保全とガバナンス
    地球温暖化防止条約/欧州長距離越境大気汚染レジーム/ラムサール条約
  • 出版社からのコメント

    国家主義や地理的要因を絶対視する古い地政学を乗り越え、国家以外のアクターも分析の射程に入れた「新しい」地政学を構築する事典。
  • 内容紹介

    「地政学」――人間が暮らす世界としての地理と政治を合わせて考察しようとしたこの学問は、脅威や国家中心主義といった戦争のイメージが付きまとう学問でもある。しかし、現代の地政学/政治地理学は複雑化する空間と政治の結びつきを読み解く,ローカルからグローバルまでのスケールを横断しながら考察する学問領域へと変貌しつつある。それは、「国家」のみならず、私達をとりまく現代社会について、「空間」から、「人々」から、「境界」から、「私達は何におびえ、どう乗り越えるのか」を問おうとする学問である。本書では海外の研究成果も紹介しつつ、大きく6章――私たちを取り巻くさまざまな脅威や不安に関する認識、その構図、伝統地政学、批判地政学、ボーダースタディーズ、さらに地球社会が抱えるさまざまな脅威と解決の模索――で構成。地球社会の脅威を認識し乗り越えるための「新しい地政学」の構築を目指す.

現代地政学事典 [事典辞典] の商品スペック

商品仕様
出版社名:丸善出版
著者名:現代地政学事典編集委員会(編)
発行年月日:2020/01
ISBN-10:4621304631
ISBN-13:9784621304631
判型:B5
対象:専門
発行形態:事典辞典
内容:地理
言語:日本語
ページ数:859ページ
縦:22cm
横:15cm
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