ケース研究 責任能力が問題となった裁判員裁判(GENJIN刑事弁護シリーズ〈26〉) [単行本]
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ケース研究 責任能力が問題となった裁判員裁判(GENJIN刑事弁護シリーズ〈26〉) [単行本]

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ケース研究 責任能力が問題となった裁判員裁判(GENJIN刑事弁護シリーズ〈26〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    精神科医と弁護士による異なる視点から分析。事例をより深く理解する!責任能力が争われた裁判員裁判10ケースにつき担当弁護人による事例報告、精神科医と弁護士によるコメント、判決文・決定文を収録。裁判員裁判における精神鑑定および弁護活動のあり方を検証する。
  • 目次

    【第1部】 統合失調症圏
    [ケース1]
    殺人未遂被告事件(診断:統合失調症)京都地判平25・2・26
    検察官の不充分な聴取および簡易鑑定に基づき起訴された結果、無罪となった事例
     報告論文 金杉美和/コメント(弁護士) 金岡繁裕/コメント(精神科医) 安藤久美子/判決書(第一審)
    [ケース2]
    殺人未遂被告事件(診断:統合失調症)東京地判平25・7・2
    心神喪失により無罪となった後、医療観察法に基づく入通院処遇が不要との決定となった事例
     報告論文 藤田充宏/コメント(弁護士) 坂根真也/コメント(精神科医) 五十嵐禎人/判決書(第一審)
    [ケース3]
    殺人被告事件(診断:統合失調症)鳥取地決平25・7・22
    再鑑定により検察官が公訴を取り消した事例
     報告論文 尾西正人・田中亜樹・柴田勝之/コメント(弁護士) 坂根真也/コメント(精神科医) 田口寿子/控訴審棄却決定書(第一審)

    【第2部】 気分障害圏
    [ケース4]
    殺人被告事件(診断:うつ病)さいたま地判平22・9・6
    私的鑑定の意見書よりも鑑定人の証言が信用された事例
     報告論文 鍛治伸明/コメント(弁護士) 菅野亮/コメント(精神科医) 中谷陽二/判決書(第一審)
    [ケース5]
    殺人被告事件(診断:うつ病)大阪地判平26・9・3
    無理心中を図って子を殺めた母について、うつ病の影響で心神喪失の状態にあった疑いがあるとして無罪とされた事例
     報告論文 栗林亜紀子・髙山巌/コメント(弁護士) 田岡直博/コメント(精神科医) 安藤久美子/判決書(第一審)
    [ケース6]
    現住建造物等放火被告事件(診断:うつ病)神戸地姫路支判平25・3・27
    うつ病に罹患していた被告人が妄想に基づき自宅に放火した事例
     報告論文 古市敏彰/コメント(弁護士) 金岡繁裕/コメント(精神科医) 大澤達哉/判決書(第一審)
    [ケース7]
    強盗傷人被告事件(診断:躁うつ病→非定型精神病)東京地立川支判平23・11・7/東京高判平24・10・3
    控訴審において新たに行った当事者鑑定に依拠し、第一審とは異なる精神障害が認定された事例
     報告論文 久保有希子/コメント(弁護士) 菅野亮/コメント(精神科医) 田口寿子/判決書(第一審)/判決書(控訴審)

    【第3部】 物質関連障害・飲酒酩酊
    [ケース8]
    傷害致死被告事件(診断:精神作用物質による精神病性障害)福岡地判平26・10・20
    いわゆる「7つの着眼点」に基づいて争点整理がされ公判が行われた事例
     報告論文 村山崇/コメント(弁護士) 田岡直博/コメント(精神科医) 中谷陽二/判決書(第一審)
    [ケース9]
    現住建造物等放火被告事件(診断:飲酒酩酊)東京地立川支判平23・6・13
    アルコール中毒せん妄・アルコール離脱せん妄等の精神障害と責任能力の有無が争われた事例
     報告論文 井桁大介/コメント(弁護士) 菅野亮/コメント(精神科医) 岡田幸之/判決書(第一審)

    【第4部】 発達障害
    [ケース10]
    殺人被告事件(診断:アスペルガー障害)大阪地判平24・7・30/大阪高判平25・2・26
    裁判員裁判において障害に対する無理解・偏見による厳罰化がなされた事例
     報告論文 辻川圭乃/コメント(弁護士) 金岡繁裕/コメント(精神科医) 五十嵐禎人/判決書(第一審)/判決書(控訴審)
  • 内容紹介

    責任能力が問題となる事件の弁護活動のあり方を検討するには、精神科医の協力が不可欠である。精神鑑定書の読み方一つとっても、弁護人には理解が難しい。複数の精神科医から意見を聴くことで、理解を深めることができる。また、尋問のあり方についても、尋問を受ける証人(鑑定人)の立場からの意見を聴くことで、尋問のあり方を検証することができる。このような問題意識から、日本弁護士連合会では、日本司法精神医学会・精神鑑定と裁判員制度に関する委員会の協力のもと、定期的に協議会を開催してきた。そこでは、責任能力が争われた事件の弁護人を招いて、精神鑑定と弁護活動を報告してもらい、精神科医と弁護士による共同検討を行ってきた。
    本書では、上記協議会の成果をとりまとめたもので、責任能力が争われた裁判員裁判10ケース(統合失調症圏、気分障害圏、物質関連障害・飲酒酩酊、発達障害)を取り上げている。
    一つのケースについて、それぞれ、担当弁護人による事例報告、精神科医と弁護士のコメント、判決書の抜粋が収められている。ときには意見が対立することもあるが、一つの事例について、異なる視点からの分析が加えられることにより、事例をより深く理解することができる。

    【第1部】 統合失調症圏
    [ケース1]殺人未遂被告事件(診断:統合失調症)
    検察官の不充分な聴取および簡易鑑定に基づき起訴された結果、無罪となった事例
    [ケース2]殺人未遂被告事件(診断:統合失調症)
    心神喪失により無罪となった後、医療観察法に基づく入通院処遇が不要との決定となった事例
    [ケース3]殺人被告事件(診断:統合失調症)
    再鑑定により検察官が公訴を取り消した事例

    【第2部】 気分障害圏
    [ケース4]殺人被告事件(診断:うつ病)
    私的鑑定の意見書よりも鑑定人の証言が信用された事例
    [ケース5]殺人被告事件(診断:うつ病)
    無理心中を図って子を殺めた母について、うつ病の影響で心神喪失の状態にあった疑いがあるとして無罪とされた事例
    [ケース6]現住建造物等放火被告事件(診断:うつ病)
    うつ病に罹患していた被告人が妄想に基づき自宅に放火した事例
    [ケース7]強盗傷人被告事件(診断:躁うつ病→非定型精神病)
    控訴審において新たに行った当事者鑑定に依拠し、第一審とは異なる精神障害が認定された事例

    【第3部】 物質関連障害・飲酒酩酊
    [ケース8]傷害致死被告事件(診断:精神作用物質による精神病性障害)
    いわゆる「7つの着眼点」に基づいて争点整理がされ公判が行われた事例
    [ケース9]現住建造物等放火被告事件(診断:飲酒酩酊)
    アルコール中毒せん妄・アルコール離脱せん妄等の精神障害と責任能力の有無が争われた事例

    【第4部】 発達障害
    [ケース10]殺人被告事件(診断:アスペルガー障害)
    裁判員裁判において障害に対する無理解・偏見による厳罰化がなされた事例

ケース研究 責任能力が問題となった裁判員裁判(GENJIN刑事弁護シリーズ〈26〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:現代人文社
著者名:日本弁護士連合会・日弁連刑事弁護センター(編)/日本司法精神医学会・精神鑑定と裁判員制度に関する委員会(編)
発行年月日:2019/11/20
ISBN-10:4877987436
ISBN-13:9784877987435
判型:A5
発売社名:大学図書
対象:実用
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:293ページ
縦:21cm
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