フレームの外へ―現代映画のメディア批判 [単行本]
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フレームの外へ―現代映画のメディア批判 [単行本]
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フレームの外へ―現代映画のメディア批判 [単行本]

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出版社:森話社
販売開始日: 2019/12/03
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フレームの外へ―現代映画のメディア批判 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    あらゆる画面が我々を囲み、新たな「自然」となりつつある現在。文字情報に奉仕する映像と音に操られてしまわないために、我々はこの環境といかにして向き合うべきか。フレームの「内」と「外」、画面と音声の関係を軸に、ロッセリーニ、ブレッソン、ゴダール、ストローブ=ユイレ、さらにアメリカや日本の戦後映画をたどり、ロシア、南米、中東などの先鋭的な映画作家まで、「フレームの外へ」と分析の眼差しを向ける現代映画論。
  • 目次

    序章 「外」の発見に向かって

    FRAME-1[イン&アウト──顕微鏡とリレー]
    1 現代映画の出発点
    2 フレーム内を見続けよ
    3 リレー、まなざし、距離
    4 方法=映画

    FRAME-2[リアルというフレームの行方──「リアリズム」の流れを読む]
    1 画質とリアル
    2 シュトロハイムと包括的な時間
    3 ベッケル/ロッセリーニ
    4 ルノワール
    5 ヴィスコンティvs ルーシュ

    FRAME-3[フレームを閉じることと開くこと]
    1 「切り返し」は誘導ツールにすぎないのか
    2 ベルイマンの場合
    3 ロメールの場合
    4 その他のフランス人作家たち
    5 カサヴェテスとアルトマン

    FRAME-4[想像力は消えた──アメリカ映画史における追跡と撃ち合い]
    1 ウォルシュの「追いつけない」追跡
    2 古典映画の追跡と撃ち合い
    3 ウェルズとアルドリッチ
    4 距離の可視化と操られる人々、可能性は?

    FRAME-5[「時代劇」から上演の映画へ]
    1 時代劇と古い映画
    2 オーソン・ウェルズからヌーヴェルヴァーグ以後へ
    3 アメリカ映画/西部劇の「上演」
    4 リヴェット、ストローブ゠ユイレ、フランス・ファン・デ・スターク
    5 ルーシュ、クレイマー、マノエル・ド・オリヴェイラとポルトガル映画
    6 ローシャ、ベーネ

    FRAME-6[『ミュリエル』から『和解せず』へ]
    1 時の跳躍
    2 時は戻って来ない
    3 フレーム内に留まること
    4 フレームの外へ
    5 暴かれるつなぎ目

    FRAME-7[ゴダール、小津から「ソ連映画」へ]
    1 ゴダール
    2 グリフィス、そして小津の「違和感」
    3 一九八〇年代フランス映画の「室内劇」というフレーム、そしてドヴジェンコ
    4 ユーリア・ソーンツェワ、ソ連崩壊前後の映画、ロシアの女性作家たち

    FRAME-8[闇から浮上する身体へ──メディア批判の視点から見た第二次大戦後の日本映画]
    1 明白さから暗闇へ
    2 一九六〇年代の人々
    3 鈴木清順の場合
    4 一九七〇─一九八〇年代
    5 北野武、黒沢清、青山真治、堀禎一
    FRAME-9[現代映画の軌跡──フレームとサウンドのクリティカル・ライン]
    1 被覆と露呈
    2 フランス現代映画の軌跡
    3 湾岸戦争後のメディア批判──イラン映画とドイツにおけるゴダール、ストローブ゠ユイレの後継者たち
    4 切断/接続で奏でる音楽=運動

    FRAME-10[メディア・イメージに抗って──エジプト、スペイン周辺、ラテンアメリカ現代映画]
    1 エジプト
    2 スペインとその周辺
    3 ブラジル、チリ、アルゼンチンのインディペンデント映画

    終章[トランスナショナルなメディア批判映画の現状]

     あとがき
     人名索引
  • 出版社からのコメント

    画面と音声、フレームの「内」と「外」の関係を軸に、広範囲の映画に分析の眼差しを向ける、ポスト・トゥルース時代の現代映画論。
  • 内容紹介

    あらゆる画面が我々を囲み、新たな「自然」となりつつある現在。文字情報に奉仕する映像と音に操られてしまわないために、我々はこの環境といかにして向き合うべきか。
    フレームの「内」と「外」、画面と音声の関係を軸に、ロッセリーニ、ブレッソン、ゴダール、ストローブ゠ユイレ、さらにアメリカや日本の戦後映画をたどり、ロシア、南米、中東などの先鋭的な映画作家まで、「フレームの外へ」と分析の眼差しを向ける、ポスト・トゥルース時代の現代映画論。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    赤坂 太輔(アカサカ ダイスケ)
    映画批評家・映像論。立教大学講師。1994年にポルトガル取材後、1997年、1999年にアテネ・フランセ文化センターで開いた「ポルトガル映画講座」を皮切りに、2003年よりシネクラブ&ウェブサイトであるnew century new cinemaを立ち上げ、世界の日本未公開作品や作家の紹介上映活動をおこなう
  • 著者について

    赤坂太輔 (アカサカダイスケ)
    赤坂太輔(あかさか・だいすけ)
    映画批評家・映像論。立教大学講師。
    1994年にポルトガル取材後、1997年、1999年にアテネ・フランセ文化センターで開いた「ポルトガル映画講座」を皮切りに、2003年よりシネクラブ&ウェブサイトであるnew century new cinemaを立ち上げ、世界の日本未公開作品や作家の紹介上映活動をおこなう。
    著書に『ハルトムート・ビトムスキー監督特集』(アテネ・フランセ文化センター、2002)、『マノエル・デ・オリヴェイラと現代ポルトガル映画』(企画および分担執筆、EMブックス、2003)、共著に『映画を撮った35の言葉たち』(フィルムアート社、2017)、『ストローブ゠ユイレ──シネマの絶対に向けて』(森話社、2018)がある。

フレームの外へ―現代映画のメディア批判 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:森話社
著者名:赤坂 太輔(著)
発行年月日:2019/11/29
ISBN-10:4864051437
ISBN-13:9784864051439
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:演劇・映画
言語:日本語
ページ数:299ページ
縦:20cm
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