レバノンから来た能楽師の妻(岩波新書) [新書]
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レバノンから来た能楽師の妻(岩波新書) [新書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2019/12/23
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レバノンから来た能楽師の妻(岩波新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    祖国の内戦を逃れ来日した女子高校生が若き能楽師と出会う。結婚しコンピュータ・サイエンス研究の道を捨て、伝統芸能の世界に入る彼女を待ち受けていた試練とは。能の魅力を妻兼マネージャーとして国内外に発信し再び世界を駆け巡り、子育てや母を呼び寄せての介護に奔走する。自分の道を切り拓いたある女性の記録。
  • 目次

    プロローグ――この世界の片隅で

    第1章 レバノンとの別れ
     1 ベイルートと家族
      子ども時代/父,エドゥアール・アブデル・ジャリル/記憶の劇場/母,ジャネット・アビ・ナジェム
     2 内戦下の暮らし
      引っ越しに次ぐ引っ越し/家族と離れて
     3 若き能楽師との出会い
      姉,マリーローズの結婚/猶彦との出会い/帰国,そしてイギリスの大学へ/ベイルートに戻る/ふたたび日本へ/猶彦との再会/梅若一族との対面,そして結婚

    第2章 能との出会い
     1 求められる伝統と使命
      能に魅了される/猶彦と能/父,猶義の影響
     2 「和」を乱す変化
      能の世界のしきたりとわたしたち夫婦/能を外国人へアピール/日本人にも能を
     3 能の舞台裏
      夫婦間の距離/「昔の人」/舞台上に見えているものと見えないもの

    第3章 梅若家の子育て
     1 能楽師の子どもたち
      子どもを授かる/命名/能の稽古
     2 異文化のなかでの教育
      日本語の習得/イギリスでの学園生活/東京からも能からも離れて
     3 アイデンティティを探し求めて
      日本への帰国/帰国子女のとまどい/「どうしてぼくのお父さんは日本人なの?」/バイカルチュラルの子どもたちの研究と学校探し/順応に苦しむ息子/忘れられないエイプリルフール

    第4章 能と世界をつなぐ
     1 新風を吹き込む
      梅若実による再興/能を伝えた外国人たち/新作能という戦略/バチカン宮殿への道/能を売り込むプロデューサーの仕事
     2 転 機
      一本の電話/桜と能/海外への同行の楽しみ/ボーデン湖畔での『屋島(弓流素働)』/『リア』での共演/猶彦の前衛演劇
     3 「彼女がわたしの上司です」
      能に反映されるわたしの声/努力が報われるとき

    エピローグ――レバノンと日本で母と共に暮らす
      テータ(おばあちゃん)/母の病気のはじまり/レバノンでの生活/レバノンのアートシーン/母の最後の来日/幸運なできごと/心温まる異文化コミュニケーション

    おわりに
  • 出版社からのコメント

    内戦を逃れ来日した女子高校生が伝統芸能の世界に入り,子育てや介護の傍ら能の伝道師になる人生の賛歌.
  • 内容紹介

    祖国の内戦を逃れ来日した女子高校生が若き能楽師と出会う。コンピュータサイエンスの博士号を捨て、閉ざされた伝統芸能の世界に入る彼女を待ち受けていた試練とは。能の魅力を妻兼マネージャーとして国内外に発信し再び世界を駆け巡る傍ら、子育てや母を日本に呼び寄せての介護に奔走する。異文化理解の架け橋となったある女性の記録。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    梅若 マドレーヌ(ウメワカ マドレーヌ)
    レバノン、ベイルート生まれ。英国レディング大学でコンピュータ・サイエンスを学び、優等の成績で理学士の学位を取得。大阪大学大学院情報工学科入学中退、その後、東京大学大学院情報科学研究科(研究生)で研究を続ける。日本や世界各地で新作も含んだ能の舞台公演のプロデュースにかかわり、能の普及につとめる。レバノン国内の活発な芸術文化活動を取り上げたドキュメンタリー映画『明日になれば』ではプロデューサーを務め、同作品は2015年にレバノン文化省より文化推進功労賞を贈られた

    竹内 要江(タケウチ トシエ)
    翻訳家。南山大学外国語学部英米学科卒業、東京大学大学院総合文化研究科(比較文学比較文化)修士課程修了
  • 著者について

    梅若 マドレーヌ (ウメワカ マドレーヌ)
    梅若マドレーヌ(うめわか まどれーぬ)
    レバノン,ベイルート生まれ.英国レディング大学でコンピュータ・サイエンスを学び,優等の成績で理学士の学位を取得.大阪大学大学院情報工学科入学中退,その後,東京大学大学院情報科学研究科(研究生)で研究を続ける.日本や世界各地で新作も含んだ能の舞台公演のプロデュースにかかわり,能の普及につとめる.レバノン国内の活発な芸術文化活動を取り上げたドキュメンタリー映画『明日になれば』ではプロデューサーを務め,同作品は2015年にレバノン文化省より文化推進功労賞を贈られた.

    竹内 要江 (タケウチ トシエ)
    竹内要江(たけうち としえ)
    翻訳家.南山大学外国語学部英米学科卒業,東京大学大学院総合文化研究科(比較文学比較文化)修士課程修了.訳書に中濵ひびき『アップルと月の光とテイラーの選択』(小学館),ゲイル・サルツ『脳の配線と才能の偏り』(パンローリング)他.

レバノンから来た能楽師の妻(岩波新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:梅若 マドレーヌ(著)/竹内 要江(訳)
発行年月日:2019/12/20
ISBN-10:4004318181
ISBN-13:9784004318187
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:208ページ ※205,3P
縦:18cm
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