中観部〈2〉中論〈下〉(新国訳大蔵経〈16〉) [全集叢書]
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中観部〈2〉中論〈下〉(新国訳大蔵経〈16〉) [全集叢書]

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出版社:大蔵出版
販売開始日: 2019/12/10
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中観部〈2〉中論〈下〉(新国訳大蔵経〈16〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    鳩摩羅什訳『中論』とチベット語訳『無畏註』の梵原本は同一書であることを、全二十七品(章)にわたって実証し、青目釈より漢訳者・羅什自身の中観思想を抽出。加えて、仏護、清弁、月称、観誓までの『中論頌』解釈を対照し、各々の特徴を浮彫にする。本書『下』では全四巻中、巻第三、巻第四を収録。
  • 目次

    凡例
    中論巻第三
    観有無品第十五
    一 自性・他性・有・無の四句否定/二 仏法の真実在
    観縛解品第十六
    一 輪廻の根本の否定/二 涅槃する者の否定―諸行と衆生―/三 束縛と解脱の否定/四 大執着―自己が無取で涅槃を得るという取―/五 諸法実相―生死と涅槃の同事性―
    観業品第十七
    一 対論者の見解―前分所破―/二 龍樹の答破/三 正量部の不失説/四 中観論者の不失法の否定/五 身体と作者の否定/六 空の立場
    観法品第十八
    一 一二偈の一括提示/二 第一偈の註釈―自我と五陰との同一と別異による否定―/三 羅什の傍論―自我の存在を立証する四種の認識手段の否定―/四 二種の論拠による自我の否定―羅什の傍論―/五 第二偈の註釈―無我の智の実現―/六 第三偈の註釈―諸法実相の実観―/七 無我と涅槃/八 第六偈の註釈―有我と無我の仏説と無我無非我の諸法実相―/九 第七偈の註釈―不説の説である諸法実相の教説―/一〇 第八偈の註釈―諸法実相の教説―/一一 実相の実現者と実相、空即縁起/一二 第一一偈の註釈―実相は仏説の甘露味―/一三 第一二偈の註釈―三種の実相―
    観時品第十九
    一 未来と現在が過去に相待する場合の時の否定/二 時の長さの単位と時の仮名の原因との否定
    観因果品第二十
    一 原因と条件の総体(因縁和合)から結果は生じない/二 因は果をひきおこす動因ではない/三 果が因縁和合と同時と先に出現する場合の否定/四 果は因の転移であってもなくても生じない/五 因と果の結合(和合)の否定/六 因は果を欠如(空)していても不欠如でも果を生じない/七 因と果の同一と別異や自性と無自性を否定し、結論として因縁の和合、不和合、果の空を説く
    観成壊品第二十一
    一 生成なしでも同時でも壊滅はないし壊滅なしでも同時でも生成はない/二 成と壊の様々な否定/三 成壊の依り所である事物(有)の否定/四 事物の存在を承認する実有論者の否定/五 生存の相続は空である
    中論巻第四
    観如来品第二十二
    一 如来と五蘊の五種の関係の否定/二 五蘊和合の如来の否定/三 一切法空の実相/四 如来と世間の同事性
    観顚倒品第二十三
    一 浄と不浄との顚倒の否定(一)/二 煩悩の基体の否定/三 浄と不浄との顚倒の否定(二)/四 四顚倒の否定/五 顚倒の把握(著・執着)の否定/六 四顚倒は実有であってもなくても顚倒でない/七 結論
    観四諦品第二十四
    一 対論者の主張/二 空の立場の解説/三 結論(一)―縁起は空仮中である―/四 有の立場の否定/五 結論(二)―縁起の見と仏の見と四諦の見は同事である―
    観涅槃品第二十五
    一 総論/二 涅槃の四句否定/三 如来の四句否定/四 世間(輪廻)即涅槃/五 涅槃は「如来の滅後」である/六 結論―諸法実相は教説即不説である―
    観十二因縁品第二十六
    一 羅什の伝える龍樹の十二支縁起/二 各偈に対する註釈
    観邪見品第二十七
    一 過去世と未来世に依る常等と辺等の八見解/二 過去世の自我の有の否定/三 過去世の自我の無の否定/四 過去世の我の四句否定/五 未来世の我の四句否定/六 「世間は恒常である」等の四句の見解の否定/七 未来世に依拠する世間の有辺等の四句否定/八 結論
    補註
    解題下
    五 漢訳『中論』における羅什の思想/六 仏護の思想―学僧の法話―/七 『般若灯論』に見る清弁の思想―論理主義者の空観―/八 月称の思想―大悲の宗教哲学―
    索引
  • 出版社からのコメント

    『中論』青目釈とチベット訳諸註釈の比較検討によって青目と羅什の中の解釈の相違を明し、仏陀の沈黙と教説を龍樹は不説の説と解明。
  • 内容紹介

    鳩摩羅什訳『中論』とチベット語訳『無畏註』との梵語原本が同一であることを、全二十七品(章)にわたって検証し、青目釈が『無畏註』の訳と羅什自身の加えた註釈とからなることから、羅什の翻訳法の厳密な考察と彼の中観思想を解明する。併せて、仏護、清弁(観誓)、月称の『中論頌』解釈を対照し、各々の特徴を浮き彫りにする。本書『下』では全四巻中、巻第三、四を収録。

     彼ら後継者は龍樹を、初めて一切法の実有・自性を否定した空・中道思想の第一人者として讃仰したが、自性の否定は龍樹の思想の表層にすぎず、彼の思想の真意である真実在が沈黙と教説、不説と説の同時同事であることは、ついに何人にも理解されることはなかった。その龍樹の真意を長年の研鑽に基づいて『中論頌』から丹念に読み解いた、瞠目すべき龍樹思想研究書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    丹治 昭義(タンジ テルヨシ)
    1932年、静岡県生まれ。京都大学卒。現在、関西大学名誉教授
  • 著者について

    丹治 昭義 (タンジ テルヨシ)
    1932年、静岡県生まれ。京都大学卒。現在、関西大学名誉教授、文学博士(京都大学)。

中観部〈2〉中論〈下〉(新国訳大蔵経〈16〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:大蔵出版
著者名:丹治 昭義(校註)
発行年月日:2019/12/10
ISBN-10:4804380531
ISBN-13:9784804380537
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:仏教
言語:日本語
ページ数:572ページ
縦:23cm
その他:中論 下
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