ゴーストリイ・フォークロア―17世紀-20世紀初頭の英国怪異譚 [単行本]

ゴーストリイ・フォークロア―17世紀-20世紀初頭の英国怪異譚 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  有名な古典やバラッドから、とある聖職者の記録まで―。イギリス人も知らないかもしれない知られざる幽霊譚。英国怪談の第一人者であり、古典に精通する著者が、膨大な書物や記録を読み漁り、英国・アイルランドの奇妙な物語を厳選して紹介。マルー氏の美麗な挿絵に彩られた、ここでしか読めない本邦初翻訳作品も収録！

• 内容（「BOOK」データベースより）

  みんなの女の子；アイルランドの「杜子春」物語；魔性の恋人；栄光の手；迷いの森；リンカーンのヒュー；コリンナについて；地獄の章；ウイスキーと悪魔；海の魔法；おどこごろし；帰ってきた死人たち；木にさわる男；屍蝋燭の話；犬と人魂と魔法使い；打倒されしサドカイ派；見えない幽霊；老水夫行

• 出版社からのコメント

  ひっそりと記録された知られざる幽霊譚を紹介する、唯一無比な一冊。

• 内容紹介

  有名な古典やバラッドから、とある聖職者の記録まで――。
  奇妙な話を求めてやまない著者が、膨大な書物と記録の中から厳選した英国の幽霊譚。
  こんなにも豊穣で愛おしい、恐怖と偏愛に満ちた英国怪談の世界へようこそ。
  
  本書で紹介される作品の一部　
  ■フィオナ・マクラウド「海の魔法」「水の子たち」……ケルト人の伝説や民話を素材とした、妖しさと凋落の気配に満ちた物悲しい作品。　
  ■ジョージ・ボロー『ラヴェングロー』……木に触るだけでなく、狂気と強迫観念を抱えた人々のふるまいについて、主人公が饒舌に語る。　
  ■ウェールズの聖職者エドマンド・ジョーンズの教区の記録……人の死を予言する屍蝋燭や音声妖怪、人魂や黒い犬の話など英国の怪談実話。　
  ■ジョーゼフ・グランヴィル『打倒されしサドカイ派』……肉体から出てくるピン、呪いのために埋められた「魔女の壺」。魔女の見分け方を伝授。
  
  英国怪談の第一人者であり、古典に精通する著者が、あらゆる書物や記録を読み漁り、英国・アイルランドの奇妙な物語を厳選して紹介。
  マルー氏の美麗な挿絵に彩られた、ここでしか読めない本邦初翻訳作品も収録！
  
  図書館選書
  英国怪談の第一人者であり、古典に精通する著者が、英国・アイルランドの奇妙な物語を厳選して紹介。人の死を予言する屍蝋燭や音声妖怪、黒い犬の話、海の妖精。衒学的な怖さとユーモアに満ちた奇想天外な随筆集。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  南條 竹則(ナンジョウ タケノリ)
  １９５８年生まれ。作家・翻訳家。東京大学大学院英語英文学科修士課程修了。９３年『酒仙』で第５回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞

• 著者について

  南條　竹則 (ナンジョウ　タケノリ)
  1958年生まれ。作家・翻訳家・英文学者。東京大学大学院英文科修士課程修了。『酒仙』(新潮社)で第五回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞。著書に『吾輩は猫画家である』『英語とは何か』、訳書に『英国怪談珠玉集』『木曜日だった男』『奇商クラブ』『白魔』『カンタヴィルの幽霊／スフィンクス』など多数。

ゴーストリイ・フォークロア―17世紀-20世紀初頭の英国怪異譚 の商品スペック