医薬品製剤化方略と新技術 II 《普及版》(ファインケミカル) [単行本]
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医薬品製剤化方略と新技術 II 《普及版》(ファインケミカル) [単行本]

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出版社:シーエムシー出版
販売開始日: 2020/01/13
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医薬品製剤化方略と新技術 II 《普及版》(ファインケミカル) の 商品概要

  • 目次

    第 I 編 総論 現代の製剤開発に求められること

    第1章 日本薬局方の改正、製剤技術の動向   
    1 日局16に規定される剤形
    2 医薬品添加剤の活用のために
    2.1 滑沢剤
    2.2 崩壊剤
    3 現代の製剤技術

    第2章 高齢者・小児向けの製剤設計、服薬における課題と解決とPLCM   
    1 はじめに
    2 口腔内崩壊錠
    2.1 口腔内崩壊錠等の潮流
    2.2 口腔内速崩壊錠として満たすべき条件
    2.3 口腔内崩壊錠の成形技術
    2.3.1 第一世代-鋳型錠
    2.3.2 第二世代-湿製錠
    2.3.3 第二世代-湿潤・乾燥錠
    2.3.4 第三世代-通常の打錠法
    2.3.5 第四世代-微粒子コーティング技術等
    2.4 評価方法
    2.4.1 錠剤強度
    2.4.2 崩壊時間
    2.4.3 官能試験
    2.5 使用者による評価とメリット・デメリット
    3 呑み易くした薬―口腔内崩壊フィルム
    4 呑み難い薬を呑み易くする-嚥下補助ゼリーとGT剤

    第3章 高齢者にやさしい口腔内崩壊錠の製剤設計
    1 はじめに
    2 OD錠の定義
    3 OD錠の技術的な分類
    4 EMP速崩錠の開発経緯
    5 EMP速崩錠の開発
    5.1 EMP速崩錠の処方検討
    5.1.1 糖類の選定
    5.1.2 結合剤の選定
    5.1.3 薬物の影響
    5.2 湿潤粉体打錠機(Eisai Molded Tableting Machine:EMT)の開発
    5.2.1 加圧定量充填機構
    5.2.2 フィルム介在打錠機構
    6 EMP速崩錠の製品化事例
    7 おわりに

    第4章 ジェネリック医薬品の製剤開発-エルピナン®DS小児用1%「トーワ」の開発を例に-
    1 はじめに
    2 小児用ドライシロップの開発コンセプト
    3 エルピナンDS小児用1%「トーワ」製剤設計
    3.1 先発製剤の情報
    3.2 苦味マスキング粒子設計
    3.3 ドライシロップの設計
    4 官能評価
    4.1 味、服用感
    4.2 飲食物との組み合わせ
    5 安定性
    5.1 加速試験結果
    5.2 無包装状態における安定性試験結果
    5.3 溶解後の安定性試験結果
    5.4 他剤および飲食物との配合変化試験結果
    6 生物学的同等性試験
    6.1 溶出試験
    6.2 ヒトでのBE試験
    7 おわりに

    第 II 編 新しく局方に入った剤形の設計戦略

    〈口腔内崩壊錠〉
    第1章 口腔内崩壊錠化のための塩析マスキングシステム   
    1 はじめに
    2 塩析マスキングシステムの設計
    3 薬物放出機構の推測
    4 ベシケアOD錠の創製

    第2章 セチリジン塩酸塩OD錠の開発コンセプトと製剤設計   
    1 はじめに
    2 味覚設計
    2.1 苦味マスキング
    2.2 おいしさの設計
    3 OD錠部の処方設計
    4 製剤特性
    5 生物学的同等性
    6 おわりに

    第3章 口腔内崩壊錠の苦味マスキング
    -乳酸Caのマスキングと味覚センサによる評価- 
    1 はじめに
    2 味覚センサについて
    3 OD-mateについて
    4 実験方法
    4.1 ヒト官能試験と味覚センサによる苦味評価
    4.2 苦味マスキングメカニズム推定の検討
    4.3 ドネペジル塩酸塩OD錠の調製
    5 結果および考察
    5.1 ヒト官能試験と味覚センサによる苦味評価
    5.2 乳酸Caの苦味マスキングメカニズムについて
    5.3 ドネペジル塩酸塩含有OD錠のヒト官能試験および崩壊時間
    6 まとめ

    <吸入剤>
    第4章 気管支喘息と吸入療法 
    1 はじめに
    2 喘息予防・管理ガイドラインにおける気管支喘息の段階的薬物療法
    3 吸入療法
    3.1 薬理学的特徴
    3.1.1 吸入ステロイド
    3.1.2 ICS/LABA配合剤
    3.1.3 短時間作用性吸入刺激薬(SABA)
    3.2 製剤としての特徴 デバイス/粒子径
    3.2.1 ドライパウダー製剤(DPI)
    3.2.2 加圧噴霧式定量吸入器(pMDI)
    3.2.3 ネブライザー
    4 おわりに

    第5章 吸入剤・吸入デバイス設計のための留意点
    1 はじめに
    2 吸入剤の特徴と課題
    2.1 加圧式定量噴霧エアゾール剤(pMDI):吸入エアゾール剤
    2.2 吸入液剤
    2.3 粉末吸入剤(DPI)
    3 粉末吸入システムの設計のための基礎知識
    3.1 肺の構造と機能
    3.2 肺分布に影響を及ぼす製剤学的要因
    3.3 肺分布に影響を及ぼす生理学的要因
    4 粉末吸入システムの設計の具体例:ODPIシステムの開発
    4.1 ODPIシステムの特長
    4.1.1 製造方法及び製剤の形態
    4.1.2 デバイス
    4.1.3 性能評価(吸入流量依存性の評価)
    5 あとがき
     
    <ゼリー剤>
    第6章 アリセプト内服ゼリーの開発 
    1 はじめに
    2 患者に求められる製剤の開発
    2.1 医療者・介護者による剤形評価
    2.2 リハビリテーション医師らによるゲル化剤の評価
    2.3 高齢者におけるゼリーの嗜好調査
    2.4 カップ形状の最適化
    3 苦味および痺れのマスキングと味の評価
    3.1 苦味・痺れマスキング剤の選定
    3.2 味に関する安定性試験およびマスキング効果の検証
    4 製剤の安定化
    5 溶出プロファイル
    6 市販後の医療現場における評価

    第7章 経口ゼリー剤の製剤設計と開発     
    1 はじめに
    2 国内における経口ゼリー剤の沿革
    3 経口ゼリー剤の特徴
    3.1 メリット
    3.2 デメリット
    4 製剤設計における主な留意点
    5 一般用医薬品の小児用かぜ薬開発事例
    5.1 コンセプト
    5.2 製剤設計
    5.2.1 製剤pH
    5.2.2 ゲル化剤の選定
    5.2.3 苦味マスキング
    5.2.4 包装形態
    5.2.5 微生物
    5.3 製剤品質と安定性
    6 おわりに

    第 III 編 製剤化方略の最先端―今後の製剤を見据えて―

    <固形製剤設計の新展開>
    第1章 難溶性医薬品候補化合物の創薬研究~市販製剤化を支援するユニバーサル粉砕技術の開発  
    1 はじめに
    2 開発のあらゆる段階に適用できる難溶性改善技術の必要性
    3 湿式粉砕技術による溶解性の改善
    3.1 創薬研究における湿式粉砕の利用
    3.2 臨床製剤および市販製剤の開発へ向けた湿式粉砕法の適用


    第2章 医療用配合剤の製剤設計の現状と展望  
    1 はじめに
    2 医療用配合剤の製剤設計
    2.1 原薬
    2.2 配合剤開発における治験薬供給の特殊性
    2.3 配合剤の製剤設計方針
    3 医療用配合剤の製剤開発の実例 -レザルタス配合錠製剤開発-
    3.1 複層錠でのコンタミネーション防止
    3.2 服用性・取り扱い易さを考慮した製剤の形状選択
    3.3 オルメサルタン メドキソミルのにおい低減、アゼルニジピンの光安定性向上のためのフィルムコート
    4 医療用配合剤の生物学的同等性ガイドライン
    5 医療用配合剤の展望


    第3章 口腔錠用フィルムコーティング技術   
    1 開発の背景
    2 フィルム処方設計の課題
    3 フィルム処方の設計
    4 実用化検討およびスケールアップ
    5 まとめ

    第4章 打錠技術としてのOSDrC(オスドラック)の付加価値製剤への応用
    1 はじめに
    2 OSDrC(オスドラック)技術とは?
    3 製剤設計におけるOSDrC技術およびOSDrC錠の優位性
    4 「2つの内核層を持ち、割錠後も有核錠であり続ける錠剤」への応用
    5 「有核型オブロング錠」への応用
    6 まとめ

    第5章 経口吸収理論に基づいた製剤方略試論  
    1 はじめに
    2 経口吸収の基礎理論
    3 収経口吸の律速段階による分類
    3.1 溶出速度律速と溶解度膜透過律速の判別方法
    3.2 非攪拌水層律速と上皮細胞律速の判別方法
    4 食事(胆汁ミセル)の影響の理論的予測
    5 製剤方略の考察
    6 製剤方略各論
    6.1 ナノミル製剤
    6.2 過飽和原薬および製剤
    7 経口吸収シミュレーション研究の問題点 ~ 今後の発展のために
    8 まとめ

    <素材・包装材・デバイス開発>
    第6章 新規医薬品添加剤の潮流
    1 はじめに
    2 新添加物の分類
    2.1 新規の構造を有する
    2.1.1 Soluplus(BASF自社規格)
    2.2 構造(一般名)は同じだが、性状が異なる
    2.2.1 結晶セルロース(日本薬局方収載品)
    2.2.2 クロスポビドン(日本薬局方収載品)
    2.3 既存品のプレミックス・コプロセス工程を有する
    3 新添加物の使用に伴う薬事対応
    3.1 新規の構造を有する
    3.2 構造(一般名)は同じだが、性状は異なる
    3.3 既存品のプレミックス・コプロセス工程を有する
    3.4 一日最大量を超える
    3.5 処方目的・経路が異なる
    4 まとめ

    第7章 生物学的製剤及びBCSクラスⅢ/Ⅳ薬物の経口製剤化 
    1 はじめに
    2 概要
    3 スタンダードモジュール
    3.1 Gastrointestinal targeting(GIT)
    3.2 Absorption Promoter(AP)
    3.3 Enzymatic Protection(EP)
    3.4 Muco compatibility(MC)
    4 アドバンスドモジュール
    5 In-vivo試験
    6 結論

    第8章 進歩する医薬品包装 
    1 はじめに
    2 ハンディキャップを持った患者の服薬を支援する包装
    2.1 手指機能に障害のある患者
    2.2 視覚機能に障害のある患者
    2.3 嚥下機能に障害のある患者
    3 素材開発の未来
    4 ハイブリッド化による技術の融合
    4.1 服薬コンプライアンスと医療経済について
    4.2 包装技術におけるソリューション
    4.3 モニタリング包装の効果
    5 おわりに

    第9章 防腐剤フリーを可能にした点眼用NP容器の開発
    1 はじめに -点眼剤と点眼容器-
    2 点眼剤の防腐剤とその影響
    3 NP容器 (None-Preservative Multi-dose Container) の開発
    4 NP容器の微生物汚染に対する評価
    4.1 実使用を想定した条件での評価
    4.1.1 試験サンプルと評価条件
    4.1.2 微生物汚染度の評価部位と確認方法
    4.1.3 結果
    4.2 菌液を吸引させた条件での評価
    4.2.1 試験サンプルと評価条件
    4.2.2 微生物汚染度の評価部位と確認方法
    4.2.3 結果
    4.3 ウサギ涙液を吸引させた条件での評価
    4.3.1 試験サンプルと評価条件
    4.3.2 微生物汚染度の評価部位と確認方法
    4.3.3 結果
    5 NP容器を使用した製品における微生物汚染の評価
    5.1 評価方法
    5.2 結果
    5.3 結論
    6 おわりに

    第IV編 製剤設計と機器開発

    第1章 錠剤コーティング装置の設計コンセプト 
    1 はじめに
    2 錠剤コーティングの目的
    3 錠剤コーターの変遷
    3.1 傾斜型コーティングパン
    3.2 垂直型コーティングパン
    3.3 水平型コニカルパン
    3.4 水平型ロングパン
    4 錠剤コーティングの要素技術
    4.1 フィルムコーティング
    4.2 糖衣コーティング
    5 ハイコーターFZ装置の開発
    5.1 全周パンチングパンの採用
    5.2 大型給気チャンバーおよび大口径マウスリングの採用
    5.3 大容量スプレーガンの開発
    5.4 マルチファンクションホルダーの採用
    5.5 糖衣用パン冷却システム
    6 コーティング事例
    6.1 フィルムコーティング事例
    6.2 糖衣コーティング事例
    7 おわりに

    第2章 スケールアップが容易な錠剤コーティング装置の開発 
    1 はじめに
    2 装置の設計コンセプトについて
    2.1 相似性原理と同一性原理による比較
    2.2 ドラム形状と風量設計の最適化
    2.3 通気機構について
    2.4 スプレーノズルの最適化
    3 スケールアップ確認テスト
    4 まとめ

    第3章 処理杵による打錠障害回避 
    1 はじめに
    2 スティッキング
    2.1 スティッキングの発生におよぼす要因
    2.2 スティッキングを検出する方法
    2.2.1 スクレーパー圧の測定
    2.2.2 CCDカメラによる観察・検出
    2.2.3 錠剤表面の粗さ測定
    2.2.4 定量による評価・分析
    2.2.5 AFMによる付着力の測定
    2.2.6 色差計による評価・検出
    2.2.7 表面自由エネルギーによる予測
    2.3 スティッキングの回避策
    3 表面処理杵の効果とその評価
    4 おわりに

    第4章 医薬品原料におけるHot Melt Extrusion技術 
    1 はじめに
    2 装置の特徴
    3 固体分散体の調製
    4 おわりに

    第V編 分析・評価・品質保証

    第1章 これからの製剤における品質保証    
    1 はじめに
    2 ICH Qトリオ誕生までの歴史
    3 ICH Qトリオの求めるもの
    4 Qトリオの導入・実践スケジュール
    5 リスクの洗い出し
    6 リスクコントロールの一例
    7 デザインスペース設定の一例
    8 おわりに

    第2章 トラブルの原因追求ツールとしての製剤解析技術 
    1 はじめに
    2 製剤開発におけるトラブルおよび原因追求ツール
    3 2次元評価技術の事例紹介
    3.1 錠剤のロット間での溶出挙動の相違
    3.2 錠剤の経時的な溶出挙動の変化
    4 3次元評価技術の事例紹介
    4.1 錠剤の打錠時の張り付き現象(スティッキング)
    4.2 乾燥工程での原薬の染出し現象(マイグレーション)
    5 おわりに

    第3章 味覚センサーの設計と苦味抑制製剤への活用 
    1 はじめに
    2 味覚センサー
    2.1 開発の背景
    2.2 応答原理および測定系
    2.3 測定手順
    3 センサーによる薬物の苦味評価
    3.1 苦味センサーBT0の開発
    4 医薬品測定に関するアプリケーション
    4.1 薬物の苦味評価
    4.2 薬物の苦味閾値推定
    4.3 難溶性薬物の苦味評価
    4.4 高甘味度甘味料による苦味抑制評価
    4.5 医薬品の苦味評価事例

    第4章 口腔内速崩壊錠用崩壊試験機・トリコープテスタ
    1 はじめに
    2  新規崩壊試験法
    2.1 基本原理
    2.2 新規崩壊試験法の装置化
    2.3 装置外観
    2.4 測定の流れ
    2.5 試験液成分
    2.6 液滴滴下部詳細
    2.7 メッシュ部詳細
    2.8 試験液滴下速度・温度安定化対策
    3 データの妥当性評価
    4 装置の特徴
    4.1 操作部・データ閲覧画面
    4.2 データ収録ソフト
    4.3 操作性の評価
    4.4 基本仕様
    5 おわりに
  • 内容紹介

    2013年刊「医薬品製剤化方略と新技術Ⅱ」の普及版。各メーカーの製剤技術とそれを支える医薬品添加剤、製剤機械の紹介と今後求められる「人に優しい製剤設計」の研究・開発を解説している。

医薬品製剤化方略と新技術 II 《普及版》(ファインケミカル) の商品スペック

商品仕様
出版社名:シーエムシー出版
著者名:竹内 洋文(監修)
発行年月日:2020/01/13
ISBN-10:4781313930
ISBN-13:9784781313931
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:医学・薬学・歯学
言語:日本語
ページ数:255ページ
縦:26cm
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