歴史に向きあう―未来につなぐ近現代の歴史 [単行本]
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歴史に向きあう―未来につなぐ近現代の歴史 [単行本]

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出版社:東京大学
販売開始日: 2020/01/29
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歴史に向きあう―未来につなぐ近現代の歴史 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「歴史とはなにか」―近現代実証史家による新しい歴史研究入門書。
  • 目次

    はじめに
     一 本書は何を問題にするのか
     ニ 本書で取り扱う内容

    第一部 歴史を歴史にする――対立の火種から和解の糧へ

    第1章 昭和戦前期の歴史にどのように向きあってきたのか――「戦争の構造」と「歴史の構造」をめぐって
     はじめに
     一 昭和戦前期理解の原型としての共同謀議論――東京裁判史観
     ニ 学界主流としての天皇制ファシズム論――講座派的マルクス主義史学
     三 日米戦争論への批判としての一五年戦争論
     四 天皇制ファシズム論批判としての革新派論
     五 実証研究の隆盛と戦争責任意識および政治性
     おわりに

    第2章 再び昭和戦前期の「戦争の構造」を考える
     一 歴史認識の分裂か,多様な歴史認識の共存か
     ニ 政治性のまとわりついた歴史認識
     三 「歴史」の「政治化」と実証研究,そして「歴史」の「政治化」の「国際化」
     四 昭和期の戦争の複雑さ
     五 昭和期の「戦争の構造」をどのように理解するのか
     六 「歴史を忘れない」ことからくる対立と和解

    第3章 歴史と和解――「歴史」の「政治化」から「歴史」の「歴史化」へ
     一 「和解」の揺らぎと「歴史」の「政治化」
     ニ 個人の和解と集団の和解――「憎悪」からの解放,そして心と心の和解
     三 和解の国際比較――いかにしたら「和解」は可能か
     四 和解の共通性・双方向性と歴史解釈の開放性・可変性

    第二部 歴史の記憶と記録を継承する――国内外における歴史の共有に向けて

    第4章 デジタル・アーカイブがすすめる歴史史料の共有――アジア歴史資料センターの設立と役割
     はじめに
     一 なぜアジア歴史資料センターは設立されたのか
     ニ いかにしたらアジア歴史資料センターにアクセスしてもらえるのか
     おわりに

    第5章 歴史を知り,学ぶ場としての歴史博物館――舞鶴引揚記念館とユネスコ世界記憶遺産
     一 引揚港としての舞鶴
     ニ なぜ舞鶴引揚記念館が設立されたのか
     三 ユネスコ世界記憶遺産への挑戦
     四 登録資料の世界的な重要性
     五 登録資料の希少性
     六 世界記憶遺産登録の意義
     七 歴史博物館としての舞鶴引揚記念館――おわりにかえて

    第三部 歴史を記録し史料とする――公文書,私文書,証言記録

    第6章 歴史史料としての公文書――占領期までの外交記録の残り方
     はじめに
     一 外務省文書行政の基礎確立期――太政官時代
     ニ 外務省文書行政の展開期――内閣制度創設以降
     三 外務省文書行政の発展期――第一次世界大戦以降
     四 外務省文書行政の困難期――戦争と占領
     おわりに

    第7章 歴史史料としての日記
     一 近代以降の日記と日記帳
     ニ 史料としての日記
     三 おわりにかえて

    第8章 文書史料とは異なる歴史史料――オーラル・ヒストリーとしてのGHQ歴史課陳述録
     はじめに
     一 戦史編纂とGHQ参謀第二部歴史課の成立
     ニ GHQ参謀第二部歴史課と旧日本軍将校
     三 マッカーサー戦史の編纂
     四 陳述録について
     おわりに

    補章 歴史を紡ぎ編む

    おわりにかえて――歴史と時間
     一 何年くらい前の出来事が歴史になるのか
     ニ 枢要な史料はいつ人の目に触れるようになるのか
     三 歴史を次世代にどのように継承するのか
     四 人の心の中に平和のとりでを築くために――歴史と和解,そして時間


    Learning History, Confronting History
    Fumitaka KUROSAWA
  • 内容紹介

    歴史問題の解決につながるための「歴史の共有」はいかに実現するのか.歴史解釈,歴史的事実,歴史史料の三つの側面を取りあげ,それらに向き合うことを通して歴史学の真髄に迫る.歴史を対立の火種にするのではなく,和解の糧にするための歴史学入門書.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    黒沢 文貴(クロサワ フミタカ)
    1953年東京都生まれ。1976年上智大学文学部史学科卒業。1984年同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。1992年宮内庁書陵部編修課主任研究官。現在、東京女子大学現代教養学部教授、外務省「日本外交文書」編纂委員、博士(法学)
  • 著者について

    黒沢 文貴 (クロサワ フミタカ)
    東京女子大学現代文化学部教授

歴史に向きあう―未来につなぐ近現代の歴史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:黒沢 文貴(著)
発行年月日:2020/01/24
ISBN-10:4130263501
ISBN-13:9784130263504
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:277ページ ※274,3P
縦:20cm
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