建築の聖なるもの―宗教と近代建築の精神史 [単行本]
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建築の聖なるもの―宗教と近代建築の精神史 [単行本]

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出版社:東京大学
販売開始日: 2020/01/29
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建築の聖なるもの―宗教と近代建築の精神史 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    19世紀末から20世紀にかけて、宗教学から生まれた「聖なるもの」という概念が、建築の意味をどう変容させたのか。フランス革命に端を発する、国家による空間管理、歴史的建造物、文化財学などの展開から、20世紀初頭の聖芸術運動や先進国首都における都市計画まで、建築の近代を問い直す。
  • 目次

    はじめに パリのノートル=ダム

    I 聖と俗の長い葛藤
    第一章 宗教と世俗の逆転――教会財産から国有財産へ
    第二章 行政に管理される宗教建築――19世紀教会の公共サービス施設化
    第三章 近代概念としてのカテドラル――王家菩提所サン=ドニの空間的意味の多層化
    第四章 挫折するモニュメント――カトリック教会と世俗的共和国との空間をめぐる闘い
    第五章 教会建設の社会体制――合理主義の揺籃としての19世紀パリの教会建築
    第六章 教会施設を所有するということ――1905年の政教分離法による「聖なるもの」の自立

    II 「聖なるもの」の形成
    第七章 発見された根源としての「聖なるもの」――近代における建築起源論
    第八章 「聖なるもの」による建築の再定義――20世紀建築のひそやかな水脈
    第九章 運動としての「聖芸術」の誕生と展開

    III モニュメントと近代精神の共振
    第一〇章 教会建築の現代化――20世紀パリにおけるカトリック教会造営運動
    第一一章 帝国的なものとしてのオベリスク――近代における復活をめぐって
    第一二章 生者と死者を媒介する――帝国理念における「聖なるもの」と都市計画
    第一三章 「聖なるもの」を目指して――前衛思想における世界創生理念
    第一四章 歴史からの脱出――近代なるものと建築史学

    おわりに ロンシャンのノートル=ダム=デュ=オ礼拝堂
    あとがき
  • 内容紹介

    19世紀末から20世紀にかけて,宗教学から生まれた「聖なるもの」という概念が,建築の意味をどう変容させたのか.フランス革命に端を発する,国家による空間管理,文化財学・博物館政策の展開から,20世紀の教会建設運動や先進国首都の都市計画まで,宗教と建築をめぐる近代固有の関係を明らかにする.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    土居 義岳(ドイ ヨシタケ)
    九州大学名誉教授。建築史。工学博士。フランス政府公認建築家。1956年高知県生まれ。1979年東京大学建築学科卒業。1983‐87年フランス政府給費留学生としてパリ=ラ=ヴィレット建築大学およびソルボンヌ大学に留学。1988年東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得退学。1990年東京大学助手。1992年九州芸術工科大学助教授。2003‐19年九州大学大学院教授
  • 著者について

    土居 義岳 (ドイ ヨシタケ)
    九州大学名誉教授

建築の聖なるもの―宗教と近代建築の精神史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:土居 義岳(著)
発行年月日:2020/01/31
ISBN-10:4130611399
ISBN-13:9784130611398
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:建築
言語:日本語
ページ数:410ページ ※369,41P
縦:20cm
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