年金崩壊後を生き抜く「超」現役論(NHK出版新書<610>) [新書]
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年金崩壊後を生き抜く「超」現役論(NHK出版新書<610>) [新書]

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出版社:NHK出版
販売開始日: 2019/12/07
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年金崩壊後を生き抜く「超」現役論(NHK出版新書<610>) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    健康で長生きできるのは、良いことばかりでもない。何より心配なのが、老後生活資金の不足だ。年金財政は破綻必至。定年延長にも期待できない。唯一の解決策は、自立して働き続けることだ。高齢になっても職を得るには、どうすればよいか?社会制度は何を変える必要があるか?誰にも頼れない時代に老後の暮らしを守る方法を提言する。
  • 目次

     はじめに

    第1章 老後資金2000万円問題の波紋
     1 老後生活に2000万円必要?
      波紋を呼んだ金融庁の試算/年金だけで老後は送れない?
      所得代替率を引き上げるか、賃金を引き上げるか
      緊急に必要なのは、財政検証での経済想定の見直し

     2 必要額は世帯によって大きく違う
      伝統的社会ではあまり深刻でなかった問題/生活費をコントロールする
      家計保有資産分布に関する統計を見る/定年退職金で大きな差

     3 「老後のための資産運用法」はあるか?
      世の中にうまい話はない/収益率の高い資産は、値下がりの危険も大きい
      株価を予測できれば、それを用いて利益を上げられるか?/専門家による分析なら?
      必勝ファンドが売りに出されることなどありえない

     4 老後資金の評価をアンケートで探る
      人々は金融庁報告書を冷静に受け取っている
      老後資金は十分でないが、金融庁の報告は適切/その他の意見
      人々の考えを踏まえ、本当に議論すべきこと

     5 時限爆弾を抱えるのは、就職氷河期世代だけではない
      就職氷河期世代は、不況の犠牲になった/日本が抱える時限爆弾?
      就職氷河期世代の非正規比率が格別高いわけではない
      就職氷河期世代の所得や出生率が格別低いわけではない
      あらゆる世代が時限爆弾を抱える

    第2章 年金70歳支給開始だと3000万円必要
     1 人口高齢化で負担は増えるはず
      負担を1.33倍に、あるいは給付を0.75倍に圧縮する必要がある
      「大幅な負担増は必要ない」という不思議な結論
      なぜ「負担の大幅な引き上げは必要なし」との結論になるのか?
     
     2 財政検証は何を検証しているのか?
      2019年の財政検証は遅れて公表された
      財政検証は何を検証しているのか? その1:所得代替率
      財政検証は何を検証しているのか? その2:財政の長期的健全性
      年金財政は100年間維持できるか?
     
     3 65歳支給が継続できるとするトリック
      トリック1 マクロ経済スライド
      トリック2 実質賃金効果:実質賃金が上昇すると、既裁定年金の実質価値は下落する
      最も重要なトリック:非現実的な経済前提
      高い物価上昇率と実質賃金の伸び:現実離れした経済前提
      積立金の想定運用利回り:高すぎるが影響は少ない
     
     4 年金財政は破綻する可能性が高い
      政策の重要度を定量的に把握する/何もしなければ、年金財政は破綻する
      支給開始年齢の引き上げやマクロ経済スライドの効果
      実質賃金効果は期待できない/収支は悪化する/2040年代に積立金が枯渇する
     
     5 年金支給70歳開始になれば、9割の世帯が対応できない
      マクロ経済スライドの強化や負担増は、政治的に困難
      支給開始年齢引き上げは、政治的にもっとも容易
      支給開始年齢を70歳に引き上げる給付削減効果は大きい
      70歳支給開始になれば9割の人々が老後生活資金を賄えない
      補論1 負担者、受益者の変化と負担、給付の変化
      補論2 項目の伸び率で年金財政をチェックする
      補論3 被保険者数、受給者数の見通しのデータ

    第3章 労働力減少を救うのは高齢者
     1 人口高齢化で労働力が激減する
      日本の労働力人口は、2040年までに1300万人減少する
      「2040年までに約2割減」は、ほぼ共通の見通し
      医療・介護従事者が全体の4分の1になる
     
     2 労働力不足を解消するための方策
      女性の労働力率をスウェーデン並みに高められれば、労働力が約1000万人増加
      外国人労働者に依存できるか?
     
     3 高齢者がもっと働く必要がある
      高齢者の労働力率を高める必要/日本の労働力率が低下するのは高齢化のため
     
     4 高齢者の就業条件を改善する
      高齢者の就業状況/「人生100年時代」になった
      高齢者の就業がなぜ顕著に増えないのか?/「働くことが損にならない制度」を作る必要
      制度が「元気な老人」に対応する必要がある

    第4章 高齢者が働ける社会制度を
     1 高齢者が働くと、税率50%の税がかかるのと同じ
      高齢者の就業を抑制する在職老齢年金制度/在職老齢年金制度による年金削減額のしくみ
      報酬が増えた場合に、報酬+年金はどうなるか?/働かないほうがトク
      高齢者の低賃金化を招く/在職老齢年金制度で、1兆円程度の支給額が減額されている
      ネガティブな印象操作で、在職老齢年金の見直しを阻止
     
     2 高齢者が働くと、医療費の自己負担で破滅する
      高齢者自己負担率は1割だが、働くと3割になる
      働くと、自己負担限度額が21倍に増える
      高齢者が働くのは、「損する」だけでなく「危険」なこと
      医療保険制度は、高齢者がフリーランサーとして働くことを阻害する
     
     3 高齢者が働くことへの罰則的措置は、介護保険にもある
      所得が多いと自己負担率が3割になる/所得がないと自己負担の限度が低くなる
      なぜ、所得がある者の介護サービス利用を抑制するのか?
      所得ではなく、資産を勘案して自己負担率を決めるべきだ
      福祉社会は資産格差を拡大する

    第5章 高齢者はどう働けばよいか
     1 定年延長や政府の就職支援に頼ればよいのか?
      政府は定年延長を目指す/定年延長にはいくつかの問題がある
      政府は就職支援に動き出したが……/研修が必要な対象は、就職氷河期世代だけではない
      正規雇用を増やすのは大変なこと/どれだけの非正規雇用者を正規化できるか?
      組織にとらわれずに働ける方向を目指せ
     
     2 高齢者が働ける分野
      高齢者が就業しうる分野は何か?/高齢者の失業率は低い
     
     3 企業のアウトソーシングによって可能性が広がる
      会社の外でできる労働はアウトソーシングを活用
      日本でなかなか進まない金融関連サービスのアウトソーシング
      高度専門サービスで進むアウトソーシング
     
     4 ITで広がる高齢者の働く分野
      広がるシェアリングエコノミー/シェアリングエコノミーが規制で阻害される
      仮想通貨で少額の送金が容易になれば、働き方が変わる
      少額の送金が可能になれば専門知識をマネタイズできる
      多くの人が老後生活情報を求めている/情報サービスはあるが十分でない
      AIを活用した相談システムを構築できないか?

    第6章 高まるフリーランサーの可能性
     1 フリーランサーの時代が来た
      アメリカのフリーランサーは全就業者の3分の1を超える
      フリーランシングは「先祖返り」/ギグワーカーやゴーストワーカー
     
     2 人々はフリーランサーについてどう考えているか?
      「会社がすべて」は大きく変わった/収入の不安定や社会保険に不安
      日本ではまだ広がっていないフリーランシング
     
     3 フリーランサーになるには、早くからの準備が必要
      AIの導入で学び直しが必要になる/早くからフリーランサーの準備を
     
     4 フリーランサーで働ける税制改革を急げ
      フリーランサーになれば、税務申告する必要がある
      経費の積算は精神的負担も伴う/経費実額控除に見る積算の難しさ
      青色申告や法人化をすればどうか/「フリーランサー控除」の新設が考えられる
      消費税の処理と納税も必要になる

    第7章 私自身の経験を振り返って思うこと
     1 100年時代用に人生時計を作り替える
      人生時計とは/生きれば生きるほど、長く生きられる/延びた余命をどう使う?

     2 私が歩んできた道
      いつまでも仕事を続けたい/縦社会を横に動く

     3 「食い詰めた者」が未来を拓く
      日本の就業システムは破壊されつつある/ポルトガルは食い詰めて新しい世界を開いた
      アリババのジャック・マーは食い詰めて新しい世界を開いた
      いまがチャンス:必要なのは、国に頼らないこと

     索引
  • 出版社からのコメント

    決してバラ色ではない「人生100年時代」。誰にも頼れない時代に老後の暮らしを守る方法を、日本経済論の第一人者が提言する。
  • 内容紹介

    組織に頼らず、いつまでも働く。そのために何を変えるか?
    健康で長生きできるのは、良いことばかりでもない。何より心配なのが、老後生活資金の不足だ。年金財政は破綻必至。定年延長にも期待できない。唯一の解決策は、自立して働き続けることだ。高齢になっても職を得るには、どうすればよいか? 社会制度は何を変える必要があるか? 誰にも頼れない時代に老後の暮らしを守る方法を提言する。

    第1章 老後資金2000万円問題の波紋
    第2章 年金70歳支給開始だと3000万円必要
    第3章 労働力減少を救うのは高齢者
    第4章 高齢者が働ける社会制度を
    第5章 高齢者はどう働けばよいか
    第6章 高まるフリーランサーの可能性
    第7章 私自身の経験を振り返って思うこと


    安易な楽観論に流されることなく、日本経済の真実の姿を明らかにし、社会に警鐘を鳴らし続けてきた著者。今回は老後資金不足問題を取り上げ、「人生100年時代」の残酷な真実を浮き彫りにします。人口減少時代に、日本社会はどのように制度を変えていかなければならないのか? そして、誰にも頼れない時代に、私たちはどうやって自分や家族を守ればよいのか? そろそろ本気で人生設計が気になり出した方、必読の一冊です。[編集部]
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    野口 悠紀雄(ノグチ ユキオ)
    1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業。64年大蔵省入省。72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学ファイナンス研究科教授などを経て、2017年9月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問。一橋大学名誉教授。専攻は日本経済論。主著に『情報の経済理論』(日経経済図書文化賞)、『1940年体制』、『財政危機の構造』(サントリー学芸賞、以上東洋経済新報社)、『バブルの経済学』(吉野作造賞、日本経済新聞社)、『ブロックチェーン革命』(大川出版賞、日本経済新聞出版社)など
  • 著者について

    野口 悠紀雄 (ノグチ ユキオ)
    1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業。64年大蔵省入省。72年エール大学Ph.D.( 経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学ファイナンス研究科教授などを経て、2017年9月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問。一橋大学名誉教授。専攻は日本経済論。主著に『情報の経済理論』(日経経済図書文化賞)、『1940年体制』、『財政危機の構造』(サントリー学芸賞、以上東洋経済新報社)、『バブルの経済学』(吉野作造賞、日本経済新聞社)、『ブロックチェーン革命』(大川出版賞、日本経済新聞出版社)など。
    note:https://note.mu/yukionoguchi
    Twitter:https://twitter.com/yukionoguchi10
    野口悠紀雄online:https://www.noguchi.co.jp/

年金崩壊後を生き抜く「超」現役論(NHK出版新書<610>) の商品スペック

商品仕様
出版社名:NHK出版
著者名:野口 悠紀雄(著)
発行年月日:2019/12/10
ISBN-10:4140886102
ISBN-13:9784140886106
判型:B6
対象:一般
発行形態:新書
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:237ページ
縦:18cm
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