エコロジーの世紀と植民地科学者―イギリス帝国・開発・環境 [単行本]
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エコロジーの世紀と植民地科学者―イギリス帝国・開発・環境 [単行本]
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エコロジーの世紀と植民地科学者―イギリス帝国・開発・環境 [単行本]

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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2020/01/10
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エコロジーの世紀と植民地科学者―イギリス帝国・開発・環境 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    20世紀における科学・開発・環境の関係を問い、生態環境をめぐる知の生成と帝国ネットワークによる循環から、植民地開発の思想と実践、国際開発援助への展開をたどり、植民地科学者を軸に「エコロジーの世紀」の成り立ちを描く力作。
  • 目次

    関連地図
    関連年表

    序 章 「エコロジーの世紀」への視角
    1 「エコロジーの世紀」
    2 科学知の生産と帝国の科学者ネットワーク
    3 イギリス帝国植民地の開発と環境
    4 国際開発援助と植民地開発
    5 本書の構成

     第I部 大戦間期のイギリス帝国――科学・開発・環境

    第1章 第一次世界大戦後のイギリス帝国と「開発のための科学」
    1 大戦間期の植民地開発と科学の役割
    2 イギリス本国――植民地省と研究教育機関
    3 植民地開発と科学の制度化
    4 世界恐慌と「開発のための科学」
    5 植民地開発と科学者ネットワークの拡大

    第2章 帝国林学ネットワークと在来知
    1 森林・開発・保全
    2 帝国林学の形成
    3 森林管理制度と現地住民の慣習
    4 森林をめぐる知の生産と循環

    第3章 アフリカ開発と生態学的パラダイム
    1 生態学と植民地開発
    2 一九二〇年代までのアフリカ開発
    3 フィールドワークと在来知
    4 生態調査のインパクト
    5 ワージントンと『アフリカの科学』
    6 「エコロジカルな開発」

    第4章 土壌侵食とグローバルな危機論
    1 土壌侵食とイギリス帝国の科学者ネットワーク
    2 「人間がつくった砂漠」
    3 グローバルな環境危機論
    4 科学者ネットワークとグローバルな環境危機論
    5 土壌保全と植民地開発
    6 土壌危機論がもたらしたもの

     第II部 第二次世界大戦後の植民地開発と国際開発援助
    第5章 国際開発援助のはじまりと植民地科学
     ――グローバルな資源管理をめぐって
    1 第二次世界大戦後の国際開発と技術援助
    2 資源の保全と利用に関する国連科学会議
    3 植民地科学者の開発アプローチ
    4 技術援助と植民地科学者の経験

    第6章 一九五〇年代英領東アフリカの農業開発とエコロジー
    1 第二次世界大戦後の植民地政策と科学
    2 東アフリカ農業林業研究機関にみる開発アプローチ
    3 「エコロジカルな開発」のゆくえ
    4 植民地における開発主体の重層性
    5 大戦後の土壌保全政策と住民の反応
    6 植民地末期の「開発」

    第7章 アフリカ開発と国際技術援助
    1 ヨーロッパ諸帝国と技術援助
    2 領土横断的な技術協力ネットワークの成立
    3 植民地科学者の農業開発に対する見方とアプローチ
    4 技術援助をめぐる国際機関との関係
    5 CSA・CCTAと脱植民地化
    6 科学者ネットワークとアフリカ開発

    終 章 植民地科学者・開発・環境
    1 植民地科学者と生態学的パラダイム
    2 「エコロジカルな開発」とその射程
    3 国際開発援助とエコロジー
    4 いかにして二〇世紀は「エコロジーの世紀」となったのか

    あとがき

    文献目録
    図表一覧
    索 引
  • 出版社からのコメント

    「エコロジカルな開発」は可能なのか。植民地科学者を軸に、開発と環境保全をめぐる知の生成と実践を描く力作。
  • 内容紹介

    新たな知はどこで生まれ、何をもたらしたのか。――20世紀における科学・開発・環境の関係を問い、生態環境をめぐる知の生成と帝国ネットワークによる循環から、植民地開発の思想と実践、国際開発援助への展開をたどり、植民地科学者を軸に「エコロジーの世紀」の成り立ちを描く力作。

    図書館選書
    新たな知はどこで生まれ、何をもたらしたのか。植民地科学者を軸に、20世紀における開発と環境、エコノミーとエコロジーの複雑で多様な連関を描き出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    水野 祥子(ミズノ ショウコ)
    愛知県生まれ。2001年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、駒澤大学経済学部教授、博士(文学)
  • 著者について

    水野 祥子 (ミズノ ショウコ)
    愛知県生まれ
    2001年 大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学
    現 在 駒澤大学経済学部教授、博士(文学)
    著訳書 『イギリス帝国からみる環境史――インド支配と森林保護』
        (岩波書店、2006年)
        K・ポメランツ『大分岐――中国、ヨーロッパ、そして近
        代世界経済の形成』(共訳、名古屋大学出版会、2015年)
        Cristina Joanaz de Melo et al. (eds.), Environmental History in
        the Making, vol. 2, (共著、Springer、2016年)他

エコロジーの世紀と植民地科学者―イギリス帝国・開発・環境 の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会 ※出版地:名古屋
著者名:水野 祥子(著)
発行年月日:2020/01/10
ISBN-10:4815809712
ISBN-13:9784815809713
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:251ページ ※195,56P
縦:22cm
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