リチウムイオン二次電池用シリコン系負極材の開発動向(エレクトロニクス) [単行本]
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リチウムイオン二次電池用シリコン系負極材の開発動向(エレクトロニクス) [単行本]

境 哲男(監修)
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出版社:シーエムシー出版
販売開始日: 2019/11/29
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リチウムイオン二次電池用シリコン系負極材の開発動向(エレクトロニクス) の 商品概要

  • 目次

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    【第 I 編 負極開発】
    ----------------------------------

    第1章 鱗片状アモルファスSi粉末(Si LeafPowderⓇ)の負極特性
    1 はじめに
    2 鱗片状Si粉末の作製
    3 鱗片状Si負極のサイクル特性
    4 充放電サイクルによる鱗片状Si電極の形態変化
    5 Siの酸化と充放電特性および電極形態変化への影響
    6 まとめ

    第2章 切粉由来シリコンナノ粒子の負極応用
    1 はじめに
    2 シリコン切粉
    3 シリコン切粉電極
     3.1 シリコン切粉電極を用いたセルの作製
     3.2 シリコン切粉電極を用いたセルの特性
     3.3 充放電曲線の解析による反応メカニズムの解明
     3.4 炭素材料を用いたシリコン切粉電極の特性向上
    4 おわりに

    第3章 レーザ照射による廃シリコン粉末からのマイクロピラー形成とその負極特性
    1 はじめに
    2 廃Si粉末の形成
    3 Siマイクロピラーの形成原理と大きさ制御
    4 実験装置と方法
    5 結果および考察
     5.1 塗布膜厚によるピラー大きさ制御
     5.2 負極の電気化学特性
     5.3 充放電による負極形態の変化
     5.4 充放電後の電極成分
     5.5 充放電後の負極形態における塗布膜厚の影響
    6 おわりに

    第4章 シリコン(Si)系負極材料の開発に向けたエルケムシルグレインの開発
    1 はじめに
    2 シリコン製造に関して
     2.1 冶金グレードのSi
     2.2 エルケム社でのシリコン製造方法(エルケムシルグレンⓇ)
     2.3 微粉末シリコンについて
    3 負極材に向けたシリコン粉末の開発と電池特性
     3.1 負極材向けの開発について
     3.2 電池特性に関して
    4 おわりに

    第5章 ナノシリコンの合成と負極特性
    1 序文
    2 Nanomakersとレーザー熱分解法
    3 なぜ電池にシリコンが使用されるようになるのか
    4 なぜレーザー熱分解法でシリコンに炭素コーティングが行われるのか
    5 結論と今後の展望

    第6章 SiOナノ薄膜の形成と負極への応用
    1 はじめに
    2 蒸着膜の生成
    3 導電助剤膜の積層
    4 ハーフセルでの充放電特性
    5 製品化への課題
    6 おわりに

    第7章 プラズマスプレーPVDによるSi系ナノ粒子の高次構造化
    1 はじめに
    2 電極材料製造法におけるPS-PVDの位置づけ
    3 PS-PVDによるSiナノ粒子作製
     3.1 ナノ粒子作製および評価手順
     3.2 Si系ナノ粒子
     3.3 SiO系ナノ粒子
    4 おわりに

    第8章 Liプレドープ法によるSi負極の効果的アクティベーションと界面安定化
    1 はじめに
    2 Liプレドープ法
     2.1 炭素負極へのLiプレドープ
     2.2 Si負極へのLiプレドープ
    3 LiプレドープがSi負極へ及ぼす効果
     3.1 LiプレドープSi負極の充放電特性
     3.2 LiプレドープによるSi負極・粒子の形態変化
     3.3 Liプレドープ反応の速度と深度
     3.4 LiプレドープによるSEI皮膜形成と界面安定化
     3.5 アクティベーションと界面安定化のメカニズム
    4 おわりに

    第9章 ロールtoロールLiプレドープ技術
    1 プレドープについて
    2 プレドープの効果
    3 ロールtoロールLiプレドープ技術
     3.1 設備概要(装置構成)
     3.2 ロールtoロールLiプレドープ技術の主な特長
    4 今後の展開

    第10章 リチウムプリドーピングを容易にするシリコン電極穿孔技術
    1 はじめに
    2 シリコン系負極に適したレーザ連続穿孔技術
     2.1 穿孔技術開発
     2.2 従来のレーザ加工技術について
     2.3 独自の光学設計と新型スキャナ
    3 レーザ穿孔電極を用いたリチウムプリドーピングプロセスと電池製造技術
     3.1 レーザ穿孔電極を用いた電池構成
     3.2 リチウムプリドーピングとプリドーピング進行度の確認
    4 Si負極へのリチウムプリドーピングと電池特性
    5 SiO負極へのリチウムプリドーピングと電池特性
    6 おわりに

    第11章 負極用炭素へのシリコン/熱分解炭素コーティング
    1 CVD法による負極材料へのシリコン/熱分解炭素コーティング
    2 難黒鉛化性炭素繊維/シリコン膜/熱分解炭素膜からなる複合負極材料の合成と評価
     2.1 試料の合成,特性評価と条件
     2.2 構造,電気化学的特性の解析
    3 天然黒鉛粒子/シリコン膜/熱分解炭素膜からなる複合負極材料の合成と評価
     3.1 試料の合成,特性評価と条件
     3.2 構造,電気化学的特性の解析
    4 シリコンナノ粒子/熱分解炭素膜からなる複合負極材料の合成と評価
     4.1 試料の合成,特性評価と条件
     4.2 構造,電気化学的特性の解析

    第12章 高容量Si-Sn-Ti合金負極の研究開発
    1 緒言
    2 急冷凝固法によるSi相アモルファス化の検討
     2.1 実験方法
     2.2 Si合金のアモルファス形成能の計算方法
     2.3 Si-Sn-Ti合金組成違いでの耐久性評価結果および考察
    3 急冷凝固法+MA法でのアモルファス化の検討
     3.1 実験方法
     3.2 急冷凝固での析出シミュレーション計算方法
     3.3 急冷条件違い品のMAでの耐久性向上結果,および,考察
    4 高容量と高サイクル耐久性を両立できるSi合金
     4.1 実験方法
     4.2 急冷法とMA法の組み合わせで作製したSi65Sn5Ti30合金の評価結果
     4.3 合金微細組織・構造による高容量と高耐久性の両立の考察
    5 まとめ

    第13章 アトマイズ法により作製したLiイオン電池負極材用Si合金粉末の高特性化
    1 はじめに
    2 ガスアトマイズ法によるSi合金粉末の作製
     2.1 Siの合金化について
     2.2 ガスアトマイズ法によるSi合金粉末の作製
    3 合金系と電極特性の関係
     3.1 合金系と構成相
     3.2 合金の電極特性評価結果
     3.3 複合化した相の物性とSi合金の電極特性への影響
    4 複合化する相の割合の最適化
    5 おわりに

    ----------------------------------
    【第 II 編 デバイス応用】
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    第1章 シリコン負極用ポリイミドバインダー(UPIA/ユピア)
    1 ポリイミドとは
    2 シリコン負極用バインダーに対する要求特性
    3 脱有機溶剤ポリイミドバインダーへの期待
    4 炭素・黒鉛/シリコン系負極の特性について
     4.1 電池特性評価(ハーフセル)
     4.2 電池特性評価(ラミネート型フルセル)
    5 シリコン系負極の特性について
     5.1 電池特性評価(ハーフセル)
     5.2 電池特性評価(コイン型フルセル)
     5.3 電池特性評価(ラミネート型フルセル)

    第2章 シリコン負極用無機ケイ酸系バインダー
    1 はじめに
    2 無機ケイ酸系バインダーの特徴
    3 無機ケイ酸系バインダーをコートしたSi負極の熱処理温度
    4 おわりに

    第3章 シリコン負極用高比表面積銅系集電体
    1 はじめに
    2 電気めっき法によるカーボンナノチューブの基板表面への固定化
    3 カーボンナノチューブ複合基板の電気化学的挙動
    4 Cu/VGCF複合集電体のSi負極への適用
    5 おわりに

    第4章 高容量負極用鉄系金属箔集電体
    1 緒言
    2 LIBの構造と集電体
    3 電解液中での耐食性と集電体の候補材料
    4 Niめっき鋼板の諸特性
    5 LIBの高エネルギー密度化に向けた取り組み
     5.1 高容量負極と集電体に求められる機械的特性
     5.2 鉄系金属箔の優れた機械的特性を活かした高容量負極の実現
     5.3 鉄系金属箔集電体の厚み
    6 鉄系金属箔の電気的特性
    7 LIBの安全性や信頼性向上に向けた取り組み
    8 結言

    第5章 電極-電解質界面の最適化
    1 はじめに
    2 実験方法
    3 容量規制条件下におけるSi系電極のサイクル寿命
    4 充放電サイクルにともなうSi系電極の厚さの推移
    5 電極断面におけるSiとLiとの反応部位の分布
    6 充放電試験前後におけるSi系電極の表面形状の変化
    7 Li-Si合金相の相転移挙動
    8 Li+拡散係数の違い
    9 おわりに

    第6章 固体電池へのシリコン負極の適用
    1 はじめに
    2 充放電時に体積変化を経験する負極活物質の課題
    3 有機電解液に替えて無機固体電解質を用いることによる活物質・電解質界面の安定化
    4 ナノ多孔構造導入による活物質材の微粉化回避
    5 おわりに

    第7章 Liイオン二次電池における合剤分散性評価およびin situ顕微鏡観察(Liイオン拡散,膨張収縮,デンドライト発生)
    1 電極合剤の分散状態が信頼性に及ぼす影響
    2 負極断面における合剤分散性の観察
    3 in situ顕微鏡観察によるLIB内部の解析
     3. 1 電極断面のin situ顕微鏡観察
     3. 2 グラファイト負極における充放電の色変化観察
     3. 3 グラファイト負極の過充電によるLiデンドライト発生過程の観察
     3. 4 グラファイト/SiO系負極の充放電による厚み変化解析

    第8章 サイクル試験による耐久試験後のSiO/炭素系負極のSEI被膜,負極合剤層の分布評価
    1 はじめに
    2 LIB負極の劣化分析
     2.1 試料前処理と測定手法
    3 サイクル試験におけるSiO/炭素系負極の劣化分析事例
     3.1 分析に使用した試作セルの詳細
     3.2 SEI被膜の構造解析
     3.3 活物質粒子の劣化分析
    4 おわりに

    第9章 SEM,ECCS,AFMによる電極観察
    1 はじめに
    2 SEMによる観察
    3 ECCSによる観察
    4 AFMによる観察
    5 さいごに
  • 内容紹介

    現行の黒鉛負極の約10倍の理論容量を有し,次世代負極材料の最有力候補と目される「シリコン系負極」について,膨張収縮制御や不可逆容量低減に向けたSiの構造制御・プレドープ・合金化技術,デバイス化技術を解説

リチウムイオン二次電池用シリコン系負極材の開発動向(エレクトロニクス) の商品スペック

商品仕様
出版社名:シーエムシー出版
著者名:境 哲男(監修)
発行年月日:2019/12
ISBN-10:4781314856
ISBN-13:9784781314853
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:電気
言語:日本語
ページ数:251ページ
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