心の傷を癒すということ―大災害と心のケア 新増補版 [単行本]
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心の傷を癒すということ―大災害と心のケア 新増補版 [単行本]

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出版社:作品社
販売開始日: 2019/12/23
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心の傷を癒すということ―大災害と心のケア 新増補版 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむ被災者の「心の叫び」と、自らも被災しながら取り組みつづけた精神科医によって、阪神大震災の被災地から届けられた感動の“心のカルテ”。本書は、サントリー学芸賞受賞作に改訂を加え、さらに新たに阪神大震災および災害精神医学に関するエッセイや論考を大幅に増補し、そして著者と関係の深かった方々の文章を収録した決定版。
  • 目次

    初版への序文………中井久夫
    第I部 震災直後の心のケア活動――1995年1月17日~3月
     私の被災体験
     精神科救護活動はじまる
     直後に発症した精神障害
     精神科ボランティアの活動
    第II部 震災が残した心の傷跡――1995年4月~96年1月
     PTSDからの回復
     死別体験と家族
     その後の心のケア活動
     避難所と仮設住宅の現実
     変化してゆく意識
    第III部 災害による〈心の傷〉と〈ケア〉を考える
     〈心の傷〉とは?
     〈心のケア〉とは?
     災害と地域社会
    あとがき
    参考文献一覧
    増補第I部 被災地の復興と災害精神医学
     学校関係者の方々へ
     震災と死別のトラウマ
     阪神大震災メンタル・チェック・リスト(暫定版)
     自著を語る
     現代日本を象徴する神戸
     阪神淡路大震災、四年目の課題
     震災後の「心の傷」を癒すということ
     阪神大震災は人々の心をどう変えたか
     災害精神医学と心的外傷について
    増補第II部 安克昌と本書に寄せて
     安克昌先生を悼む………中井久夫
     『心の傷を癒すということ』、サントリー学芸賞選定の選評………鷲田清一
     まずは社会の品格と社会の正義とを求めよ………川本隆史
     角川ソフィア文庫版『心の傷を癒すということ』への解説………河村直哉
     『心の傷を癒すということ』増補改訂版に寄せて………田中究
     一九九五年から、二〇一一年への伝言………宮地尚子
    新増補 神戸・淡路大震災から二十五年を経て
     「このドラマは、安さんのご家族への贈り物だと思って作りたい」………京田光広
     「安先生」のこと………名越康文
     二人の兄と二つの大震災………安成洋
    安克昌・著作一覧
    略歴
  • 内容紹介

    ★NHK Eテレ「100分de名著」で紹介(2025年1月放送)
    ★NHK土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」原案(2020年)
    ★第18回サントリー学芸賞(社会・風俗部門、1996年)受賞作の増補決定版

    阪神・淡路大震災から25年――。
    大震災で、人の心はいかに傷ついているのか?
    そして、復興によって癒すことはできるか?

    PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむ被災者の「心の叫び」と、自らも被災しながら取り組みつづけた精神科医によって、阪神大震災の被災地から届けられた感動の“心のカルテ”

    ********
     これまで日本の社会は、人間の「力強さ」や「傷つかない心」を当然としてきた。しかし今後、傷ついた人が心を癒すことのできる社会を選ぶのか、それとも切り捨てていく厳しい社会を選ぶのか?
     やかて被災地は、復興へと向かっていく。しかし、〈心の傷〉を見て見ないふりをして前進することではないだろう。多数派の論理で押しまくり、復興の波に乗れない“被災の当事者”でありつづけている人たちを、忘れ去ることではないはずである。“心の傷を癒すということ”は、精神医学や心理学に任せてすむことではない。それは社会のあり方として、今を生きる全員に問われていることなのである。(本文「復興にむけて」より要約)

    *本書は、サントリー学芸賞受賞作に改定を加え、さらに新たに阪神大震災および災害精神医学に関するエッセイや論考を大幅に増補し、そして著者と関係の深かった方々の文章を収録した決定版。
    【増補改定版・新増補版への寄稿者一覧】
    中井久夫/鷲田清一/川本隆史/河村直哉/田中究/宮地尚子/京田光広/名越康文/安成洋
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    安 克昌(アン カツマサ)
    1960年12月6日、大阪市に生まれる。1973年、東大阪市立縄手小学校卒業。1976年、私立星光学院中学校卒業。1979年、私立星光学院高等学校卒業。1985年、神戸大学医学部卒業。1985年4月1日~6月30日、神戸大学医学部精神神経科学講座において研究に従事。同年7月1日~86年5月31日、神戸大学医学部附属病院精神神経科研修医(1986年1~5月:県立淡路病院精神科)。1986年6月1日~87年6月30日、県立尼崎病院神経科研修医。1987年7月1日~90年5月31日、尚生会湊川病院(1987年7月~89年6月:加茂病院兼務)1990年6月1日、神戸大学医学部附属病院精神科神経科医員となる。1991年5月1日、神戸大学医学部附属病院精神科神経科助手となる。同年6月30日、結婚。1995年1月17日、阪神・淡路大震災が発生。自らも被災しながら、全国から集まった精神科ボランティアをコーディネイトし、精神科救護所・避難所などでカウンセリング・診療などの救護活動を行った。同年4月、著書『心の傷を癒すということ』を刊行(作品社)。同年12月、同書が「サントリー学芸賞」を受賞。1997年、神戸大学医学部附属病院精神科神経科講師となる。2000年、神戸市立西市民病院精神神経科医長となる。同年5月、肝細胞ガンが発覚。同年10月20日、神戸市立西市民病院精神神経科で最後の診察をして休職。同年12月2日、神戸市立西市民病院で死去、享年39歳。資格、1985年、医師免許証(4295)、1990年、精神保健指定医(8392)、1997年、博士(医学)(神戸大学)
  • 著者について

    安 克昌 (アン カツマサ)
    あん・かつまさ
    1960年、大阪市生まれ。神戸大学医学部卒業。精神科医。阪神大震災において、神戸大学附属病院精神科医局長として、自らも被災しながら、全国から集まった精神科医のボランティアをコーディネイトし、精神科救護所・避難所などで、カウンセリング・診療などの救護活動を行なった。その後も被災者の心の問題と取り組みつづけ、阪神大震災の一年後に、その臨床報告としてまとめた『心の傷を癒すということ――神戸…365日』(本書の旧版)を刊行。本書は「第18回 サントリー学芸賞」を受賞した。神戸大学医学部講師、神戸市立西市民病院精神神経科医長を務め、心的外傷の治療のパイオニアとして活躍していたが、39歳の若さで肝臓ガンで死去した。

心の傷を癒すということ―大災害と心のケア 新増補版 の商品スペック

商品仕様
出版社名:作品社
著者名:安 克昌(著)
発行年月日:2020/01/17
ISBN-10:486182785X
ISBN-13:9784861827853
判型:B6
発売社名:作品社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:485ページ
縦:19cm
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