犬のかたちをしているもの [単行本]
    • 犬のかたちをしているもの [単行本]

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犬のかたちをしているもの [単行本]

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出版社:集英社
販売開始日: 2020/02/05
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犬のかたちをしているもの [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    付き合い始めの郁也に、そのうちセックスしなくなると宣言した薫。もともと好きではなかったその行為は、卵巣の病気を患ってからますます嫌になっている。そんな薫に郁也は「好きだから大丈夫」といい、セックスをしない関係でいる。ある日、郁也に呼び出されてコーヒーショップに赴くと、彼の隣にはミナシロと名乗る見知らぬ女性が座っていた。郁也の大学の同級生で、彼がお金を払ってセックスした相手だという。ミナシロは妊娠していて、子どもをもらってくれないかと彼女から提案されるのだが…。第43回すばる文学賞受賞作。
  • 出版社からのコメント

    卵巣嚢腫を患い益々セックスが苦手になった薫。彼に「しない」宣言をする。ある日、彼の子を妊娠した女から子供を貰ってと言われ…。
  • 内容紹介

    第43回すばる文学賞受賞作

    昔飼っていた犬を愛していた。
    どうしたら愛を証明できるんだろう。犬を愛していると確信する、あの強さで――。


    間橋薫、30歳。恋人の田中郁也と半同棲のような生活を送っていた。21歳の時に卵巣の手術をして以来、男性とは付き合ってしばらくたつと性交渉を拒むようになった。郁也と付き合い始めた時も、そのうちセックスしなくなると宣言した薫だが「好きだから大丈夫」だと彼は言った。普段と変らない日々を過ごしていたある日、郁也に呼び出されコーヒーショップに赴くと、彼の隣にはミナシロと名乗る見知らぬ女性が座っていた。大学時代の同級生で、郁也がお金を払ってセックスした相手だという。そんなミナシロが妊娠してしまい、彼女曰く、子供を堕すのは怖いけど子供は欲しくないと薫に説明した。そして「間橋さんが育ててくれませんか、田中くんと一緒に。つまり子ども、もらってくれませんか?」と唐突な提案をされる。自ら子供を産みたいと思ったこともなく、可愛いと思ったこともない薫だったが、郁也のことはたぶん愛している。セックスもしないし出来にくい身体である薫は、考えぬいたうえ、産まれてくる子供の幸せではなく、故郷の家族を喜ばせるためにもらおうかと思案するのだったが……。
    快楽のためのセックス、生殖のためのセックス。子供を産むということ、子供を持つということ。
    1人の女性の醸成してきた「問い」の行方を描く。

    【著者略歴】
    高瀬隼子(たかせ・じゅんこ)
    1988年愛媛県生まれ。東京都在住。立命館大学文学部卒業。「犬のかたちをしているもの」で第43回すばる文学賞を受賞。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    高瀬 隼子(タカセ ジュンコ)
    1988年愛媛県生まれ。立命館大学文学部卒業。『犬のかたちをしているもの』で第43回すばる文学賞を受賞

犬のかたちをしているもの [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:集英社
著者名:高瀬 隼子(著)
発行年月日:2020/02/10
ISBN-10:4087716961
ISBN-13:9784087716962
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:140ページ
縦:20cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:273g
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