唯誠-さらば矢野康生 [単行本]
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唯誠-さらば矢野康生 [単行本]

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出版社:徳間書店
販売開始日: 2019/12/25
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唯誠-さらば矢野康生 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    民族派右翼から三代目山口組北山組に渡世入り。四代目山口組分裂を一和会きっての武闘派として生き抜き、あの石川裕雄に「もっとも影響を与えた」と警察資料に書かれた「矢野康生」。中野会副長として引退して17年経った今、自らの半生に別れを告げるべく全てを明す。山一抗争の新事実とは―。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 空手道と右翼民族派
    第2章 渡世入り
    第3章 康生と裕雄
    第4章 竹中正久四代目暗殺の内幕
    第5章 一和会にとっての山一抗争
    第6章 不変者と変容する山口組
    終章 さらば矢野康生
  • 出版社からのコメント

    組織に背を向けても仁義を貫いた最後の烈士の生き様を見よ
  • 内容紹介

    民族派右翼活動家から三代目山口組北山組に渡世入り。四代目山口組分裂を一和会きっての武闘派として生き抜き、あの石川裕雄に
    「もっとも影響を与えた」
    と警察資料に書かれた「矢野康生」。中野会副長として引退して17年経った今、自らの半生に別れを告げるべく全てを明かす。山一抗争の真実とは――。

     近畿大学に在学中、空手道部で主将を務めた私は、ある事件をきっかけに民族派の右翼活動家になる。その後、あるトラブルをきっかけに三代目山口組北山組内森組に若頭として渡世入りした。ヤクザの世界から右翼活動家になる者は多いが、その逆は極めて珍しい。心奥にあったのは、任?と民族派の合流だ。
     修羅の世界にあって、私は武人としての義と礼に従って喧嘩に明け暮れる。当時のヤクザは、喧嘩の強い者こそ上に行くという、わかりやすい構造ということもあって、29歳で北山組直参に昇格。だが、ほどなく三代目山口組・田岡一雄組長による「右翼団体所有禁止」の通達が出る。
     任?と民族派の道は、狭いものとなり、私には暴力の世界が残された。
     山一抗争において、北山組は一和会に参加。悟道連合会・石川裕雄(やすお)会長の後に私は北山組若頭となった。穏健派とされる北山組にあって、私は行動隊長として最前線で戦い、矢野組と矢野康生(やすお)の名前が知れ渡ることになる。

     四代目山口組・竹中正久組長暗殺の首謀者として知られる石川会長との関係を「ライバル」のように扱うメディアは多かったが、実際は肝胆相照らす兄弟分の関係だ。大阪府警などの資料には
    「石川裕雄に一番影響を与えたのは、矢野康生である」
    と書かれていた。そうした仲であるにもかかわらず、石川会長については、取材で問われても長く口を閉ざしてきた。本稿では伝説と化してしまった石川会長を「等身大」に戻すことを試みた。それは、竹中組・竹中武組長と交わした約束があってのことだ。
     北山組解散とともに、益田組傘下として山口組に戻った私は、五代目山口組跡目問題から始まる激震の時代を経験した。宅見若頭射殺事件によって中野会は絶縁されたが、事件の首謀者の一人、中野会・弘田憲二副会長とは一和会時代の兄弟分だった。02年に弘田副会長は沖縄で射殺されるが、葬儀に出席したことで、私も五代目山口組から絶縁される。その後、独立組織となった中野会に副会長として迎え入れられ、02年に引退する。
     一本独鈷となった中野会に移籍したことや、すぐに引退したことなどは「謎」とされているが、その真相も明かしたい。
     私自身は引退し渡世を去ったつもりでも、周囲は認めていなかったということだ。本書は「武闘派ヤクザ 矢野康生」への別れの表明である。「矢野康生」に対する惜別の気持ちは一つもない。
    (本文より抜粋)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    若野 康玄(ワカノ コウゲン)
    1945年3月29日生まれ。大阪市出身。全日本格闘技振興会会長、一般社団法人競拳インターナショナル代表、若獅子会館館長。近畿大学で武道会・空手部で主将を務め4年生だった69年に右翼民族派団体「皇国学生同盟」を立ち上げる。71年、26歳の時三代目山口組北山組内森組若頭として渡世入り。29歳で矢野組組長に。四代目山口組益田組に移り、益生連合会会長となる
  • 著者について

    若野康玄 (ユイセイ)
    1945年3月29日生まれ。大阪市出身。全日本格闘技振興会会長、一般社団法人競拳インターナショナル代表、若獅子会館館長。近畿大学で武道会・空手部で主将を務め4年生だった69年に右翼民族派団体「皇国学生同盟」を立ち上げる。71年、26歳の時、三代目山口組北山組内森組若頭として渡世入り。任侠と民族派の集合を目指し、北山組・北山悟組長と一世一代の親子盃を結び直参となり矢野組組長に。竹中正久四代目暗殺事件の首謀者、悟道連合会・石川裕雄会長とは、大阪府警などの資料に「石川裕雄にもっとも影響を与えたのは、矢野康生である」と書かれる関係。山一抗争中は「一和会きっての気鋭の若手組長」と報じられるが、北山組長引退とともに北山組は解散。四代目山口組益田組に移り、益生連合会会長となる。宅見若頭射殺事件後の02年に沖縄で射殺された中野会・弘田憲二副会長とは一和会時代から兄弟分で、葬儀に参列したことを理由に五代目山口組から絶縁。若頭射殺事件で絶縁され独立組織となった中野会に副会長として迎え入れられ、太竜会会長となり02年に引退する。空手をはじめとする格闘技、民族派活動を通じ政財界に幅広い人脈を持つ

唯誠-さらば矢野康生 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:徳間書店
著者名:若野 康玄(著)
発行年月日:2019/12/31
ISBN-10:4198650012
ISBN-13:9784198650018
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:269ページ
縦:19cm
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