海底鉱物資源の産業利用《普及版》-日本EEZ内の新資源(地球環境) [単行本]
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海底鉱物資源の産業利用《普及版》-日本EEZ内の新資源(地球環境) [単行本]

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出版社:シーエムシー出版
販売開始日: 2020/02/10
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海底鉱物資源の産業利用《普及版》-日本EEZ内の新資源(地球環境) の 商品概要

  • 目次

    第1編:海底熱水鉱床の実態とその探査・評価・回収技術

    第1章 海底熱水鉱床
    1 海底における塊状硫化物の特徴 
    1.1 はじめに
    1.2 世界の海底熱水活動域の分布
    1.3 海底熱水活動の時代変遷
    1.4 熱源と塊状硫化物の分布
    1.4.1 東太平洋の中央海嶺
    1.4.2 大西洋中央海嶺
    1.4.3 島弧-背弧系
    1.5 熱水溶液の特徴
    1.6 プルームの存在
    1.7 島弧-背弧リフトにおける熱水活動域の出現数
    1.8 現世海底熱水活動域のチムニーとマウンド形成機構
    1.9 塊状硫化物の化学組成
    1.10 塊状硫化物の潜在鉱物資源量
    1.11 結び

    2 海底熱水活動域の生物群集 
    2.1 はじめに
    2.2 化学合成生物群集
    2.3 主要な動物群
    2.4 幼生生態
    2.5 集団構造
    2.6 生物群集の遷移

    3 海底熱水活動域の微生物群集 
    3.1 はじめに
    3.2 生物のエネルギー源と炭素源
    3.3 熱水孔下地下生物圏
    3.4 チムニー、硫化物マウンド
    3.5 熱水-海水混合域と熱水プルーム
    3.6 鉱床開発と微生物生態系の保全

    第2章 海底熱水鉱床の探査法   

    1 海底熱水活動域(海底熱水鉱床)の地質・鉱物学的探査手法 
    1.1 はじめに
    1.2 地質・鉱物学的探査手法の意義
    1.3 現世海底熱水活動域における粒子状物質の特徴
    1.3.1 マウンド表層の構成要素
    1.4 粒子状物質のスモーカー
    1.4.1 明神礁カルデラ
    1.4.2 明神海丘カルデラ
    1.5 調査海域の選定と海底堆積物試料の採取
    1.5.1 地質試料採取のための地形・地質構造の特徴による海域選定
    1.5.2 海底堆積物の採取方法
    1.5.3 採取試料の重鉱物分析
    1.6 海底堆積物から分離・濃集した熱水起源重鉱物
    1.6.1 柱状地質試料の地質・鉱物学的意義
    1.7 結び

    2 化学センサによる探査 
    2.1 海底熱水鉱床に関する海水の化学
    2.2 熱水の活動段階に応じた探査
    2.3 熱水プルーム探査のプラットフォーム
    2.4 プラットフォームに搭載する化学センサについて
    2.5 採水器について

    3 音波によるプルームの検出 
    3.1 はじめに
    3.2 海水中のプルームを音響的に観測した最近の事例
    3.3 音波によるプルーム観測/検知の最近の展開

    4 水銀同位体による探査 
    4.1 水銀同位体の概要
    4.2 水銀同位体を用いた鉱床探査の原理
    4.3 黒鉱鉱床での水銀同位体探査技術の検証

    第3章 海底熱水鉱床の潜在資源量評価手法

    1 移動体搭載型重力計システムの開発と実証試験観測
    1.1 海底熱水鉱床探査のための移動体搭載型重力計システム
    1.2 海中重力計システム
    1.3 重力鉛直偏差計システム
    1.4 実証試験観測

    2 海底熱水鉱床の内部構造をイメージングする―新しい音波探査システムの開発―
    2.1 はじめに
    2.2 海底接地型音波探査システムの開発
    2.3 接地型高周波発震器
    2.3.1 接地型発震器の技術開発
    2.3.2 油圧式と動電式の併用について
    2.4 実海域テスト
    2.5 取得データの処理と解釈

    3 電磁気 
    3.1 はじめに
    3.2 電磁探査法の原理
    3.3 IP効果
    3.4 海底熱水鉱床の電気的性質
    3.5 海底での電磁探査の問題点
    3.6 海底電磁探査技術の現状
    3.6.1 OFG社のシステム
    3.6.2 早稲田大学のシステム
    3.6.3 京都大学のシステム
    3.7 早稲田大学のIP測定システム
    3.8 今後の海底電磁探査技術

    第4章 海底熱水鉱床の回収技術

    1 採掘・揚鉱と脱水・排水 
    1.1 はじめに
    1.2 技術開発の現状
    1.2.1 採掘・集鉱システム
    1.2.2 揚鉱システム
    1.2.3 脱水・排水システム
    1.3 実操業で予想される課題

    2 選鉱・製錬  
    2.1 はじめに
    2.2 試料の概要
    2.2.1 鉱物組成
    2.2.2 鉱物粒子サイズと単体分離性
    2.3 選鉱試験
    2.3.1 試料
    2.3.2 試薬
    2.3.3 実験方法
    2.3.4 結果および考察
    2.3.5 処理フロー
    2.4 製錬に関する基礎試験
    2.4.1 実験方法
    2.4.2 実験結果および考察
    2.5 まとめ


    第2編:マンガン酸化物の実態とその探査・評価・回収技術

    第5章 マンガン団塊とマンガンクラストの実態 
    1 はじめに
    2 開発の動機と経緯
    3 分布・産状
    4 組成と起源
    5 鉱床としての評価
    6 わが国周辺海域の鉱床
    7 開発を巡る法的整備
    8 科学研究の必要性

    第6章 環境影響調査 
    1 はじめに
    2 環境調査の歴史
    2.1 基礎環境調査
    2.2 影響要因の絞り込み
    2.3 影響実証実験
    3 マンガン団塊の分布する海域の環境
    3.1 実験海域の概略
    3.2 実験の要約
    4 制度について
    5 おわりに

    第3編:海底鉱物資源探査のプラットフォームとその利用―海中ロボット―

    まえがき

    第7章 海中ロボットの開発 
    1 海中ロボットに求められる基本的な機能
    1.1 耐圧・均圧・浮力
    1.2 位置の認識
    2 海中ロボットの特徴
    2.1 有人潜水艇
    2.2 ROV
    2.3 AUV
    3 AUVと人工知能
    4 AUVの開発状況
    5 AUVの利用状況

    第8章 海中ロボット搭載の3次元合成開口インターフェロメトリソーナー 
    1 はじめに
    2 音響精密測位システムの開発
    2.1 ミラートランスポンダ方式LBL測位システム
    2.2 DVL/光ジャイロ測位システム
    2.3 ミラートランスポンダ式SSBL測位システム
    3 3次元合成開口インターフェロメトリーソーナーの開発
    4 重複する2次元アレイエコー信号による高精度位置補正
    5 海底鉱物資源探査解析ソフトウェアの開発

    第9章 海中ロボットによる海底の3次元画像マッピング 
    1 はじめに
    2 背景
    3 AUV Tri-Dog 1
    4 AUV Tri-TON


    第4編:海底鉱物資源の産業利用に向けての課題と展望

    第10章 海洋鉱物資源の開発と海洋環境保全  
    1 はじめに
    2 海洋環境の保全にかかわる国際的枠組み
    2.1 ロンドン条約
    2.2 国際海底機構
    2.3 生物多様性条約(CBD)
    3 海洋保護区(MPA)
    3.1 海洋保護区と生態・生物学的重要海域
    3.2 ネットワークに関する考え方
    4 深海鉱物資源の開発にあたって
    4.1 マンガン団塊の事例
    4.2 MPAはだれが設定するのか
    4.3 熱水鉱床やコバルトリッチクラストの開発について
    5 おわりに

    第11章 海底鉱物資源の産業利用に向けて 
    1 はじめに
    2 海底熱水鉱床開発の必要性
    3 開発の現状
    4 当面の課題とその対応策

    第12章 陸上資源と深海底鉱物資源 
    1 はじめに
    2 銅を中心とした資源の発見推移
    3 資源の探鉱から生産にいたるコスト
    3.1 探鉱コスト
    3.2 鉱山開発コスト
    3.3 銅の生産コスト
    4 資源制約下における今後の動向

    第13章 海底鉱物資源ビジネスの動き 
    1 海外企業の動向
    2 海底熱水鉱床の商業開発計画
    3 マンガン団塊を巡る最近の動向
    4 ノーチラス社の特徴
    5 ノーチラスの最近の動向
    6 おわりに

    第14章 海底鉱物資源政策の現状と改正鉱業法  
    1 はじめに
    2 海底熱水鉱床に関する取組み
    2.1 総論
    2.2 資源量調査
    2.3 採鉱・揚鉱等の資源生産技術
    2.4 製錬技術
    2.5 環境影響評価および環境保全
    3 コバルトリッチクラストおよびマンガン団塊に関する取組み
    4 海のレアアース泥に関する取組み
    5 改正鉱業法と今後の海底鉱物資源開発について
    6 おわりに

    第15章 海底鉱物資源開発に関する国際法 
    1 国際法における海底の区分 
    2 大陸棚における鉱物資源開発に関する国際法
    2.1 大陸棚に対する主権的権利
    2.2 大陸棚境界画定
    2.3 境界未画定の大陸棚における一方的鉱物資源開発
    2.4 大陸棚をめぐる中国、韓国との関係
    2.5 大陸棚における海洋科学調査
    2.6 大陸棚における鉱物資源開発と鉱業法
    3 延伸大陸棚における鉱物資源開発に関する国際法
    3.1 大陸棚限界委員会における日本の延伸大陸棚に関する勧告
    3.2 延伸大陸棚における鉱物資源開発の果実の拠出
    4 深海底における鉱物資源開発に関する国際法
    4.1 「人類の共同の財産」としての深海底
    4.2 深海底における鉱物資源開発の果実の拠出
    4.3 深海底における海洋科学調査

    第16章 国連海洋法条約の「大陸棚」 
    1 大陸棚とは
    2 国連海洋法条約の大陸棚
    3 我が国の申請
    4 CLCSの勧告
    5 大陸棚と資源
    6 大陸棚延伸に関する諸外国の動向
    7 今後の課題…資源大国への道

    第17章 海底鉱物資源開発の戦略 
    1 はじめに
    2 日本の海底鉱物資源と現状
    3 潜在鉱物資源量の把握
    4 海域における探査・評価の手法
    5 古い海山域における海底熱水活動の可能性
    6 海底熱水活動域の環境モニタリング
    7 海底熱水鉱床開発に向けた協同体制
    8 結び
  • 内容紹介

    2013年刊「海底鉱物資源の産業利用」の普及版。実用化に向けての調査・開発が進む海底鉱物資源について、 日本の海研究の各分野をリードする叡智を結集し、有効利用と開発に向けた成果や課題を解説している。

海底鉱物資源の産業利用《普及版》-日本EEZ内の新資源(地球環境) の商品スペック

商品仕様
出版社名:シーエムシー出版
著者名:飯笹 幸吉(監修)
発行年月日:2020/02/10
ISBN-10:4781313949
ISBN-13:9784781313948
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:採鉱・冶金
言語:日本語
ページ数:237ページ
縦:26cm
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