子どもの貧困調査―子どもの生活に関する実態調査から見えてきたもの [単行本]
    • 子どもの貧困調査―子どもの生活に関する実態調査から見えてきたもの [単行本]

    • ¥3,08093 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003234905

子どもの貧困調査―子どもの生活に関する実態調査から見えてきたもの [単行本]

価格:¥3,080(税込)
ゴールドポイント:93 ゴールドポイント(3%還元)(¥93相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:明石書店
販売開始日: 2019/12/27
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

子どもの貧困調査―子どもの生活に関する実態調査から見えてきたもの の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「データが示す子どもたちの実態は切実であった」本著の目的は、単なる貧困の実態を表すのではなく、調査の意義や方法といった設計部分から地方自治体と研究者の協働、さらには施策の策定・実施・改善まで、データに基づく議論の展開を提示することにある。つまり、調査が実態と施策の架け橋となることを期待している。
  • 目次

     はじめに

    第1部 貧困概念と貧困調査

    第1章 子どもの生活実態調査の意義[山野則子]
     1 本著の目的
     2 子どもの貧困に関する動向
     3 子どもの生活実態調査とは
     4 子どもの貧困対策にかかる自治体調査の重要点:大阪の調査から
     5 子どもの貧困のとらえ方
     6 具体的な調査手続き
     7 子どもの生活実態と施策の架け橋

    第2章 貧困概念とはく奪指標[所道彦・小林智之]
     1 子どもの貧困:何を問題とするのか?
     2 子どもの貧困:なぜ問題とするのか?
     3 生活構造と貧困
     4 「貧困」の構造
     5 貧困をどうとらえるか
     6 本調査の分析のフレームワークについて
     7 はく奪指標の作成(世帯の経験から)
     8 今後の課題

    第3章 3つのキャピタルの関連[山野則子]
     1 子どもの貧困と親の貧困
     2 子どもの貧困の構造に関する先行研究
     3 3つのキャピタルの欠如:親と子どもの関連
     4 モデル構築の意義と今後の課題

    第2部 貧困の諸相――生活上のニーズに着目して

    第4章 所得格差と貧困
     Ⅰ 所得と労働[所道彦]
     1 所得・世帯・雇用の状況
     2 家計状況
     3 所得階層と社会生活
     4 まとめ:所得と雇用
     Ⅱ 住宅[嵯峨嘉子]
     1 子どもの生活環境としての住宅
     2 世帯の経済状況と住宅の所有形態
     3 政策的課題

    第5章 生活と貧困
     Ⅰ ひとり親世帯の子どもおよび親の生活[嵯峨嘉子]
     1 世帯の状況
     2 ひとり親世帯の経済状況
     3 子どもの生活状況
     4 まとめ:本調査に見るひとり親世帯の特徴
     Ⅱ 日常に見る子どもの生活[山野則子]
     1 先行研究
     2 自己肯定感の要因
     3 子どもの生活に及ぼす全体像
     4 詳細な実態
     5 考察
     Ⅲ 外国につながる子どもの生活[山下剛徳・酒井滋子]
     1 なぜ外国につながる子どもの調査が必要なのか
     2 調査の対象と対象人数
     3 外国につながる子どもの貧困状況
     4 調査の限界
     5 まとめ

    第6章 健康・つながりと貧困
     Ⅰ 子どもの健康格差[駒田安紀]
     1 問題の背景と目的
     2 小中学生、男女ごとにみた生活習慣と自覚症状、肥満度
     3 はく奪得点と健康格差
     4 貧困がメンタルヘルスにもたらす影響
     5 まとめ
     Ⅱ つながり格差[小林智之]
     1 人づきあいを制限する貧困の働き
     2 貧困の連鎖における人づきあいの効用
     3 今後の展望

    第7章 就学前の子どもと貧困
     Ⅰ 就学前の親と子どもの実態[山野則子]
     1 「就学前」の意味
     2 子どもたちの置かれた生活実態
     3 危惧されること
     Ⅱ はく奪指標を用いた検討[小林智之]
     1 貧困の連鎖と就学前教育
     2 就学前の子どもを持つ世帯
     3 はく奪指標得点
     4 貧困と親子のこころとからだ
     5 貧困と親子関係
     6 今後の展望

    終章 政策提言
     Ⅰ 就労支援の限界と所得保障の重要性[所道彦]
     1 労働市場の現状と雇用・就労による貧困対策の限界
     2 サービス給付と住宅保障
     3 就労支援から所得保障への転換
     4 国に求められる貧困対策
     5 まとめ
     Ⅱ 子育て世帯を支える所得保障制度[嵯峨嘉子]
     1 就学援助制度
     2 医療費に対する補助制度
     3 児童扶養手当
     4 生活保護制度
     5 子育て世帯における所得保障制度の課題
     Ⅲ 調査・施策・評価が循環する設計[山野則子]
     1 国の貧困政策への動き
     2 大阪調査との関連:沖縄の事業評価から
     3 総合的考察:改善すべきは何か

     おわりに
  • 内容紹介

    現在、全国各地で子どもの貧困対策の検討を目的とした「子どもの生活に関する実態調査」が行われている。本書の目的は、単なる貧困の実態を表すのではなく、その設計から地方自治体と研究者の協働、施策への展開まで、調査全体の見取り図を提示することにある。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山野 則子(ヤマノ ノリコ)
    大阪府立大学人間社会システム科学研究科/地域保健学域教育福祉学類教授、スクールソーシャルワーク評価支援研究所所長。博士(人間福祉)。日本子ども家庭福祉学会副会長、日本社会福祉学会理事、厚生労働省社会保障審議会児童部会委員、内閣府子どもの貧困対策検討会議構成員(2014年)、子供の貧困対策に関する有識者会議構成員(2015年~)、文部科学省第9期中央教育審議会本委員などを歴任
  • 著者について

    山野 則子 (ヤマノ ノリコ)
    大阪府立大学人間社会システム科学研究科/地域保健学域教育福祉学類教授、スクールソーシャルワーク評価支援研究所所長。博士(人間福祉)。日本子ども家庭福祉学会副会長、日本社会福祉学会理事、厚生労働省社会保障審議会児童部会委員、内閣府子どもの貧困対策検討会議構成員(2014年)、子供の貧困対策に関する有識者会議構成員(2015年~)、文部科学省第9期中央教育審議会本委員などを歴任。主な著作に『学校プラットフォーム』(単著、有斐閣、2018年)、『エビデンスに基づく効果的なスクールソーシャルワーク』(編著、明石書店、2015年)、『子ども家庭福祉の世界』(編著、有斐閣、2015年)、『子ども虐待を防ぐ市町村ネットワークとソーシャルワーク』(単著、明石書店、2009年)など。

子どもの貧困調査―子どもの生活に関する実態調査から見えてきたもの の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:山野 則子(編著)
発行年月日:2019/12/25
ISBN-10:475034947X
ISBN-13:9784750349473
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:279ページ
縦:21cm
他の明石書店の書籍を探す

    明石書店 子どもの貧困調査―子どもの生活に関する実態調査から見えてきたもの [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!