政策実施の組織とガバナンス―広告景観規制をめぐる政策リサーチ [単行本]
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政策実施の組織とガバナンス―広告景観規制をめぐる政策リサーチ [単行本]

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出版社:東京大学
販売開始日: 2020/02/27
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政策実施の組織とガバナンス―広告景観規制をめぐる政策リサーチ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    成功している自治体はどこが違うのか。なくならない法令違反。自治体を動かし規制を機能させるにはどうすべきか。屋外広告物政策の実施における失敗・成功例を多面的に分析、政策提言まで行う。『政策リサーチ入門』の実践編。
  • 目次

    序 論 本書の問いと構成
     1.屋外広告物政策をめぐる問い
     2.屋外広告物政策の現状と課題
     3.屋外広告物政策を取り上げる研究上の利点
     4.本書の構成と「政策リサーチ」

    第1部 なぜ政策は失敗するのか:政策実施組織の構造の理論分析

    第1章 政策実施研究の論点と屋外広告物政策の概要
     1.政策実施研究の論点:政策失敗の原因
     2.政策失敗の原因探究への回帰と鍵概念の定義
     3.政策実施への注目:政策そのものに問題があるケースの除外
     4.屋外広告物規制制度の概要
     5.本章のまとめ:政策の出来の評価

    第2章 政策実施を妨げる職員行動と組織構造
     1.規制政策実施職員の行動原理
     2.日本の総合型・大部屋主義的実施構造
     3.総合型・大部屋主義的実施構造の作用:資源配分への着目
     4.本章のまとめ

    第3章 平均的自治体の屋外広告物事務
     1.組織構造と資源配分
     2.許可業務
     3.固定式違反広告物対応
     4.簡易除却(はり紙,立看板の違反対応)
     5.登録業務
     6.本章のまとめ

    第2部 なぜ違反対応は実行されたか:政策実施ガバナンスの理論と事例

    第4章 政策実施ガバナンスの理論
     1.政策実施ガバナンスの理論と分析枠組み
     2.実施ガバナンスの機能:規律付けと優先順位付け
     3.実施ガバナンスにおける規律付けの諸相
     4.市場とネットワークにおける規律付け
     5.本章のまとめ

    第5章 屋外広告物政策の歴史と国の関与
     1.屋外広告物規制の歴史概観
     2.敗戦直後から1949年屋外広告物法制定まで
     3.新法制定後の都道府県の対応と1952年第1次改正
     4.1963年第2次改正まで
     5.1973年第3次改正まで
     6.予算を通じた統制はあるか
     7.2004年第4次改正まで
     8.本章のまとめ

    第6章 静岡県の東海道新幹線沿線野立看板対策
     1.東海道新幹線沿線の屋外広告物規制の歴史と現状
     2.静岡県の違反是正状況
     3.規律付けの静岡県方式:手順明示・ルーティン化と目標・実績の共有
     4.上位の主体の関与
     5.本章のまとめ

    第7章 京都市のローラー作戦による違反適正化
     1.2007年屋外広告物条例改正とそれまでの政策実施
     2.景観市会と条例改正をめぐる議論
     3.実施前期:モデル地域の取り締まり(2007年度~2011年度)
     4.実施後期:追い込み(2012年度~)
     5.本章のまとめ

    第8章 金沢市審査会方式と宮崎市適正化プラン
     1.金沢市における専門家の関与
     2.宮崎市の取り組みの概要
     3.前史(適正化実行前)
     4.屋外広告物適正化推進計画(2009年~2013年)の策定
     5.適正化推進計画の実行
     6.本章のまとめ

    第3部 実施活動を変えるものは何か:行政・市民・業界の統計分析

    第9章 統合的統計分析による仮説検証
     1.政策実施ガバナンスの分析用ダイアグラム:事例研究を踏まえて
     2.ガバナンス変数とコントロール変数
     3.実施構造の分析:資源配分,政策手段,実施活動
     4.アウトカム(違反割合)に至るパスモデル
     5.本章のまとめ

    第10章 屋外広告業界の構造と法遵守
     1.遵守研究の論点
     2.屋外広告業の概要:組織の能力
     3.経済的動機:合理的利得計算による自己利益最大化
     4.モデルの拡張:社会的動機と規範的動機の追加
     5.屋外広告業者の現状認識と改革案の評価
     6.本章のまとめ

    第11章 市民意識と政策支持の規定要因
     1.屋外広告物規制に関する知識
     2.屋外広告物政策の優先順位
     3.広告景観と諸価値:屋外広告物規制をめぐるジレンマ
     4.取り締まり強化と財政制約
     5.本章のまとめと更なる問い:人員増支持の規定要因

    結 論 実効性ある政策実施のために
     1.本書の問いと答え
     2.発見のまとめと政策提言
     3.合意形成のための提言と合意形成なき地域への政策提言
     4.政策実施研究への含意

    補 論 各種調査の概要


    Policy Implementation Governance and Organization:
    Policy Research on the Regulation of Advertising Signs
    Shuichiro ITO
  • 内容紹介

    なくならない法令違反.自治体を動かし規制を機能させるにはどうすべきか.成功している自治体はどこが違うのか.屋外広告物政策における失敗・成功例を多面的に分析し,政策提言までおこなう.好評テキスト『政策リサーチ入門――仮説検証による問題解決の技法』(2011年)の実践編.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    伊藤 修一郎(イトウ シュウイチロウ)
    1960年神奈川県に生まれる。神奈川県勤務(土木部、企画部、総務部)。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了、博士(政策・メディア)。群馬大学社会情報学部講師、筑波大学大学院人文社会科学研究科教授を経て、現在、学習院大学法学部教授
  • 著者について

    伊藤 修一郎 (イトウ シュウイチロウ)
    学習院大学法学部教授

政策実施の組織とガバナンス―広告景観規制をめぐる政策リサーチ の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:伊藤 修一郎(著)
発行年月日:2020/02/21
ISBN-10:4130301705
ISBN-13:9784130301701
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:296ページ
縦:22cm
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