福島で酒をつくりたい―「磐城壽」復活の軌跡(平凡社新書) [新書]
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福島で酒をつくりたい―「磐城壽」復活の軌跡(平凡社新書) [新書]

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出版社:平凡社
販売開始日: 2020/02/17
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福島で酒をつくりたい―「磐城壽」復活の軌跡(平凡社新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    東日本大震災の津波で蔵ごと流されながらも、異郷の地で八か月後に酒造りを再開、家族一丸となって酒を醸してきた鈴木酒造店。その悲願は再び、故郷・浪江で酒を造ること。蔵を仕切る鈴木大介・荘司兄弟を軸に、銘酒「磐城壽」復活に懸ける家族の姿を描く。酒は人と人を結びつける力水。故郷へ帰る日がついにやってくる―。
  • 目次

    《目次》
    序章 奇跡のスピード再生
    「甦る」は「更に生きる」/震災から八か月後に酒造りを再開
    酒は人と人を結びつける力水

    第一章 震災後の決断
    築二百年近い古い蔵/「悔やんでも悔やみきれない」/防毒マスクの自衛隊
    酒造り再開のバネ/一番安い焼肉定食/二千万円近いローンだけが残った
    頭上から降りてきたクモの糸/大介を励ます花見の宴/マイナスからの出発
    山形・長井に移ることを決断/震災まもない視察旅行/豪雪地の利を生かして

    第二章 故郷の海辺を思う
    すべて持ち出されていた一升瓶/「福島のチベット」/板子一枚の男酒
    料亭でも味わえない浜の味/四季折々の海の幸/甦る食の縁プロジェクト
    震災メモリアルの献杯酒/江戸の廻船問屋/太平洋戦争末期のロケット砲撃
    歴代鈴木家の顔ぶれ/純米造りの先駆者/親子二代で東京農大
    大介は中学時代から盗み酒/梅乃宿酒造で学んだ山廃の造り方
    荘司が薫陶を受けた丹波杜氏/「同じ酒は二度と造れない」/鈴木兄弟の妻たち

    第三章 異郷の地で酒を造る
    長井は「山の港町」/田植えに全国から集まる磐城壽ファン/怒りの影法師
    独特の有機農法「レインボープラン」/「復興を前進させる酒を」
    東洋酒造の看板酒を仕込む/幸せ運ぶ歓びの酒/吟醸王国・山形
    ライバルで協力する「おきたま五蔵会」/日本の鉄道の原風景
    『スウィングガールズ』で注目/長井で感じる季節の移ろい
    時代の波にのまれる庶民の空間/長井の水は輪郭のある軟水
    グンゼの女工の活力源だったコイ/独特の惣菜、馬肉チャーシュー
    今も残る「馬街道」/鈴木家の食卓/地元からラブコール
    酒造りの終了を祝う宴/甑倒しの宴はブレーンストーミングの場
    第四章 土を耕し、酒を醸す
    兄と弟が激突/浪江に伝わる処世訓/世の中に逆行してでも
    福島県産の酒米を使いたい/神亀酒造・小川原が激励/酒蔵での出会いと別れ
    「太陽と水と大地によって生かされている」/「十九歳の酒プロジェクト」
    高校の同窓仲間/居酒屋の居心地/蔵元とファンの「顔の見える関係」
    金賞酒は郷土の誇り/二十種以上の一升瓶が並ぶ「さなぶり会」

    第五章 故郷・浪江へ帰る日
    豊かな時間を取り戻したい/請戸で歌う鎮魂の曲/前例も正解もなく
    これからが本当の勝負/命を削った浪江町長の死/犠牲者の上に瓦礫
    待ち焦がれた浪江の味/浪江の米と水で仕込み/異色のドキュメンタリー『カンパイ!』
    被災地からの思わぬ訴え/「このままでは東北の火が消えてしまう」
    われただ足るを知る/「酒の神様」との縁/道の駅の目玉プロジェクト

    あとがき──日本一であり続ける意味
  • 出版社からのコメント

    銘酒「磐城壽」で知られた浪江町の鈴木酒造。震災で蔵が流されるも八か月後に山形で酒造りを再開。その酒造りにかける情熱を描く。
  • 内容紹介

    東日本大震災の津波で蔵ごと流されながらも、
    異郷の地で震災八か月後に酒造りを再開、
    家族一丸となって酒を醸してきた鈴木酒造店。
    その悲願は再び、故郷・浪江で酒を造ること。
    蔵を仕切る鈴木大介・荘司兄弟を軸に、
    銘酒「磐城壽」復活に懸ける家族の姿を描く。

    酒は人と人を結びつける力水。
    故郷へ帰る日がついにやってくる──。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    上野 敏彦(ウエノ トシヒコ)
    1955年神奈川県生まれ。記録作家、コラムニスト。横浜国立大学経済学部を卒業し、79年より共同通信記者。社会部次長、編集委員兼論説委員を経て、現在二度目の宮崎支局長
  • 著者について

    上野 敏彦 (ウエノ トシヒコ)
    1955年神奈川県生まれ。記録作家、コラムニスト。横浜国立大学経済学部を卒業し、79年より共同通信記者。社会部次長、編集委員兼論説委員を経て、現在二度目の宮崎支局長。著書に『辛基秀 朝鮮通信使に掛ける夢──世界記憶遺産への旅』(明石書店)、『新版 闘う純米酒 神亀ひこ孫物語』『木村英造 淡水魚にかける夢』『闘う葡萄酒 都農ワイナリー伝説』『千年を耕す 椎葉焼き畑村紀行』『そば打ち一代 浅草・蕎亭大黒屋見聞録』(以上、平凡社)、『新編 塩釜すし哲物語』(ちくま文庫)、『神馬 京都・西陣の酒場日乗』(新宿書房)、『海と人と魚 日本漁業の最前線』(農山漁村文化協会)など。共著に『総理を夢見る男 東国原英夫と地方の反乱』(梧桐書院)などがある。

福島で酒をつくりたい―「磐城壽」復活の軌跡(平凡社新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:上野 敏彦(著)
発行年月日:2020/02/14
ISBN-10:4582859348
ISBN-13:9784582859348
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:その他工業
言語:日本語
ページ数:286ページ
縦:18cm
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