男性性を可視化する-〈男らしさ〉の表象分析(神奈川大学人文学研究叢書<44>) [単行本]
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男性性を可視化する-〈男らしさ〉の表象分析(神奈川大学人文学研究叢書<44>) [単行本]

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出版社:青弓社
販売開始日: 2020/02/29
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男性性を可視化する-〈男らしさ〉の表象分析(神奈川大学人文学研究叢書<44>) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    文学や芸術は、「男」をどのように描き出してきたのか―。欧米や中国の映画や文学、芸術、演劇などを男性表象という視点から読み替え、無意識的に/意識的に男性性に規定されて揺らぐ作家や登場人物の多様な“男らしさ”を、彼らが生きた時代と社会に即して析出する。社会のマジョリティと見なされているからこそ、透明人間のように「そこにいる」のに語られることがない男性性を解明する表象分析。
  • 目次

    序 文 マスキュリニティ、二十世紀、表象 熊谷謙介

    第1章 表現主義のマチズモとアウトサイダー性 西岡あかね
     1 「男性の運動」としての表現主義
     2 アルフレート・ヴォルフェンシュタインの「男」の詩学
     3 女性の表現主義と「男性性の危機」の言説

    第2章 新しい男の誕生?――ダダにおける「新しい人間」のマスキュリニティ 小松原由理
     1 一九一九年――女たちの年、あるいは男たちの危機?
     2 「ゴム男になりなさい」――跳ねる男、踊る男、殴る男
     3 マッチョな紳士、あるいは男性ダダイストの理想の身体
     4 男性性の攪乱?――女装、両性具有、キメラ男
     5 ハウスマンのモード論――「新しい男」のためのファッション
     6 再びの軍服化?――「新しい男」のゆくえ

    第3章 洪深のアメリカ留学体験――自伝における人種差別・恋愛、そして演じること 中村みどり
     1 中国の近代化と留学生たち
     2 前半生――アメリカ留学と演劇、父の死
     3 自伝の記述――離婚・人種差別・恋愛
     4 中国人留学生のアメリカ体験――胡適・聞一多との比較
     5 アウトローとしてのアメリカ留学体験と創作

    第4章 男らしくない西部劇小説『シェーン』――冷戦期アメリカの核/家族 古屋耕平
     1 カウボーイと家庭
     2 カウボーイと原子爆弾

    第5章 「人間らしさ」への道、「男らしさ」への道――ラルフ・エリソン『見えない人間』 山口ヨシ子
     1 実体がない黒い身体
     2 「不定形な黒きもの」としての「僕」と「マン」の仮面をかぶった「もの」たち
     3 南部出身の黒人男性としての自己確立と「人間らしさ」への道
     4 「男らしさ」への道、そして「見えない」女性たち

    第6章 母、マジョリティ、減退する性――ロマン・ガリと男性性 熊谷謙介
     1 母と息子――『夜明けの約束』
     2 強者の男性性、弱者の男性性――『ホワイト・ドッグ』
     3 性の減退――『ここより先チケットは無効』

    第7章 飛ばなかった王子――マシュー・ボーン版『白鳥の湖』にみる男性性と現代社会 菅沼勝彦
     1 マシュー・ボーン版の登場
     2 男性性のあり方を問う時代に
     3 男性「白鳥」とは誰か
     4 「白鳥」の舞いに魅せられて
     5 幻想の裏切り
     6 「成長」の失敗と母性

    第8章 現代美術にみる狩猟と男性性――おとぎ話文化研究の視点から 村井まや子
     1 「男らしい」狩猟
     2 「赤ずきん」の猟師はどこから来て、どこへ行くのか
     3 剥製が語るアメリカの自然史――エイミー・スタイン「飼いならされた(Domesticated)」シリーズ
     4 オオカミとともに――鴻池朋子「インタートラベラー」カンザス大学自然史博物館展
  • 内容紹介

    「男らしさ」という価値観に縛られてきた男性を、芸術や文学はどのように描いてきたのか。欧米や中国の映画、文学、芸術、演劇を男性表象の視点から読み解き、社会のマジョリティーだからこそこれまで語られなかった多様な「男らしさ」を析出する表象分析。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    熊谷 謙介(クマガイ ケンスケ)
    神奈川大学外国語学部教授。専攻はフランス文学・文化、表象文化論
  • 著者について

    熊谷 謙介 (クマガイ ケンスケ)
    神奈川大学外国語学部教授。専攻はフランス文学・文化、表象文化論。著書にLa Fête selon Mallarmé (LʼHarmattan)、編著に『破壊のあとの都市空間』、共著に『〈68年〉の性』『〈悪女〉と〈良女〉の身体表象』(いずれも青弓社)、共訳書に『古典BL小説集』(平凡社)など。

男性性を可視化する-〈男らしさ〉の表象分析(神奈川大学人文学研究叢書<44>) の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:神奈川大学人文学研究所(編)/熊谷 謙介(編著)
発行年月日:2020/02/17
ISBN-10:478723465X
ISBN-13:9784787234650
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:284ページ
縦:22cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:472g
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