雨と詩人と落花と(徳間文庫) [文庫]
    • 雨と詩人と落花と(徳間文庫) [文庫]

    • ¥74823 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月6日水曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003237381

雨と詩人と落花と(徳間文庫) [文庫]

  • 5.0
価格:¥748(税込)
ゴールドポイント:23 ゴールドポイント(3%還元)(¥23相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月6日水曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:徳間書店
販売開始日: 2020/01/11
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

雨と詩人と落花と(徳間文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    時は大塩平八郎の決起など各地が騒然としている激動期。天領豊後日田の広瀬旭荘は私塾・咸宜園の塾主として二度目の妻・松子を迎える。剛直で、激情にかられ暴力をふるうこともある旭荘だが、本質は心優しき詩人である。松子は夫を理解し支え続けた。しかし江戸で彼女は病魔に倒れる。儒者として漢詩人として夫としてどう生きるべきか。動乱期に生きた詩人の魂と格調高い夫婦愛を描く!
  • 内容紹介

    愛を見つめ、慈しむ心を描き続けた巨星・葉室麟。
    その深き到達点!
    九州豊後日田の詩人広瀬旭荘を描いた
    著者畢生の感動作!
    書名は、以下の広瀬旭荘の漢詩・七言絶句
    「春雨到筆庵」の最終行からとっている。

      菘圃葱畦(しゅうほそうけい)
      路(みち)を取ること斜(ななめ)に
      桃花多き処(ところ)是(こ)れ君が家
      晩来何者ぞ門を敲(たた)き至るは
      雨と詩人と落花なり

    菘(とうな)の圃(はたけ)、
    葱(ねぎ)の畦(うね)の中、
    桃の花がいっぱいに咲いているあたりに
    君の家がある。
    夕暮れ時に門を敲(たた)いて訪ねてくるのは
    誰だろう。
    雨か詩人か散る花か。

    兄の淡窓にともなわれ、初めて松子の実家を
    訪ねた時の出会いを詠んだ漢詩だった。

    時は大塩平八郎の決起など、
    各地が騒然としている幕末の激動期。
    儒者として漢詩人として、そして夫として
    どう生きるべきか。
    動乱の時代に生きた詩人の魂と
    格調高い夫婦愛を描く。

    儒者・広瀬旭荘は九州・日田の広瀬家に生まれた。広瀬家は天領の日田金をあつかい、
    大名貸しまで行う富商であった。
    二十五歳年長の兄が広瀬淡窓。
    儒学者であり詩人として名を馳せており、
    私塾の咸宜園を開設した。
    兄の淡窓は世に知られた学者であり、
    詩人であったが、代官所の横暴に耐えていた。
    しかし、旭荘は怒りを募らせた。

    そのころ、旭荘は二度目の妻・松子を迎えた。
    時折、怒りを抑えきれず打擲する旭荘に、
    前妻は去っていた。

    しかし、松子は心優しき詩人である旭荘の本質を
    理解していた。
    堺に遊学した旭荘は、大塩平八郎決起の時期に、
    江戸へ。
    詩人として儒学者として、どう生きるべきかを
    問われる。

    詩人の魂と感動的な夫婦愛。


    幕末、動乱の時期に生きた詩人と、
    彼を支え続けた妻。至高の夫婦愛とは?
    文中の漢詩が深い感動を呼ぶ巨星の到達点!


    巨星・葉室麟が逝去後、刊行された二冊目の著書となった。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    葉室 麟(ハムロ リン)
    1951年北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業。地方紙記者を経て、2005年『乾山晩愁』で第29回歴史文学賞受賞。2007年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞を受賞。2012年『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞。2016年『鬼神の如く 黒田叛臣伝』で第20回司馬遼太郎賞受賞。2017年12月23日逝去
  • 著者について

    葉室麟 (ハムロリン)
    1951年北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業。地方紙記者を経て、2005年、『乾山晩愁』で第29回歴史文学賞受賞。07年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞受賞。2011年、『蜩』で第146回直木賞受賞。2016年『鬼神の如く黒田叛臣伝』で、第20回司馬遼太郎賞を受賞。他の著書に『千鳥舞う』『天の光』『天翔ける』『大獄 西郷青嵐賦』『嵯峨野花譜』『玄鳥さりて』『雨と詩人と落花と』『影ぞ恋しき』『蝶のゆくへ』『青嵐の坂』など多数。2017年12月23日逝去。

雨と詩人と落花と(徳間文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:徳間書店
著者名:葉室 麟(著)
発行年月日:2020/01/15
ISBN-10:4198945292
ISBN-13:9784198945299
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:329ページ
縦:15cm
他の徳間書店の書籍を探す

    徳間書店 雨と詩人と落花と(徳間文庫) [文庫] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!