知られざる目利き 白醉庵観阿 [単行本]

知られざる目利き 白醉庵観阿 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  松平不昧や新発田藩主溝口翠濤に重用された道具の目利き。吉村観阿、初の評伝。これまで明かされなかった人物像を、いま克明に浮かび上がらせる。関係作品、売立目録の図版も多数掲載。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  序章　吉村観阿について
  第１章　父・山田屋太郎兵衛
  第２章　松平不昧との交流
  第３章　溝口翠濤との交流
  第４章　観阿の行状
  第５章　溝口家の事例にみる観阿の取り次いだ作品
  第６章　江戸における観阿の交流
  第７章　観阿の目利き
  終章　名人は名人を知る
  付録

• 出版社からのコメント

  道具の目利きとして松平不昧らに重用された吉村観阿。これまで明かされなかった波乱の人生を初めて紐解く一冊。

• 内容紹介

  〈松平不昧に重用された道具の目利き、吉村観阿。その人生を初めて紐解く〉
  〈道具の目利き・吉村観阿初評伝〉
  
  江戸時代後期の茶人であり、道具の目利きとして活躍した吉村観阿。
  
  松平不昧らに重用され当時の茶の湯文化を語る上で欠かせない人物にもかかわらず、その行状はこれまで詳しく研究されてきませんでした。
  
  本書は観阿に関する資料を丁寧に紐解いた初の評伝です。数々の名品と著名人を繋いだ功績をはじめ、家業が没落し34歳で懐妊中の妻を残して出家するなど波乱の人生にも焦点を当て、その人柄を浮かび上がらせます。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  宮武 慶之(ミヤタケ ヨシユキ)
  梅花女子大学非常勤講師。１９８２年、三重県生。明治大学商学部グローバル・ビジネスコース卒業、同志社大学大学院文化情報学研究科博士後期課程修了。文化情報学博士。専門は大燈国師墨蹟研究、溝口家旧蔵品、前田家旧蔵品および茶の湯文化研究、吉村観阿研究

知られざる目利き 白醉庵観阿 [単行本] の商品スペック