文庫 百目鬼の謎-「目」のつく地名の古代史(草思社文庫) [文庫]
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文庫 百目鬼の謎-「目」のつく地名の古代史(草思社文庫) [文庫]

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出版社:草思社
販売開始日: 2020/02/05
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文庫 百目鬼の謎-「目」のつく地名の古代史(草思社文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    奈良県明日香村で高松塚古墳の壁画が発見されておよそ五十年。その後も稲荷山古墳の鉄剣銘文や荒神谷遺跡の膨大な銅剣など“百年に一度の大発見”が相次いだにもかかわらず、古代国家の起源は今なお真相が明らかにされていない。本書は「目」のつく地名に着目し、初めて列島が統一された時代に特異な役割を果たした呪術的な「にらみ」を解明。邪馬台国の成立と、ヤマト政権につながる地理的な情勢を重ね合わせ、政権の中心となった勢力を浮き彫りにする。文庫書下ろし。
  • 目次

    序章「虚空見つヤマトの国」が秘める「見と目」  
    『古事記』による出雲神話のあらすじ
    イザナキ・イザナミの国生み
    黄泉国の軍勢との戦い
    三貴子の誕生
    岩戸隠れとスサノオの追放スサノオのヤマタノオロチ退治
    大国主と稲羽のシロウサギ
     八十神の迫害

    第一章 カンノメ!(神目)──出雲を征服したのは隣国の吉備だった 
    〈国譲り〉のあらすじ
     なぜ出雲にある神社の神紋は「亀の甲羅」ばかりなのか?
    岡山県久米郡にある亀甲と神目
    「神の目」を背負った久米氏の職務
    国境を見張る美作国久米郡と安芸国佐伯郡
    「神の目」は吉備国の西方もにらんでいた
     出雲の国境を南へ越えると亀甲紋が消える
     国譲りを強いられた出雲の敗北
    「神の目」でにらんだ神目山の神等去出神事
     地名・神話・考古学を背負っていた亀石
     楯築墳丘墓に葬られているのは誰か?
     弧帯文・直弧文は何を表現しているのか?
    「神の目」は葬った青銅器を見張った
    「神の目」に敗れた「サルタヒコの目」  
    神戸の六甲山も「亀の甲羅」だった
    「国生み神話」の順番にも意味がある
     
    第二章 カンナビ!(神奈備)──出雲を征服した吉備が大和へ進出した 
    〈天孫降臨〉のあらすじ
     立石の下から出てきた銅鐸・銅剣・銅戈
     木ノ宗山の立石も「神の目」か?
    『記・紀』はなぜ銅鐸について一言も語らないのか?
     出雲を見張った四つのカンナビ山
     カンナビ山が打ち砕こうとした国津神の〈邪魔者〉  
    カンナビは何を意味するのか?
     大和にも四つあったカンナビ
    「大御和の神奈備」と長髄彦
    「葛木の鴨の神奈備」とカモ氏
    「宇奈提の神奈備」と忌部氏
    「飛鳥の神奈備」と飛鳥の亀石
     
    第三章 ムサ!(身狭・牟佐・武射)──吉備の勢力が九州の宇佐へ上陸した 
    〈神武東征〉のあらすじ
    四辺形の頂点をつくる四つのカンナビ
    霊を産す「ムスヒ」の聖域「ムサ」  
    和珥氏と物部氏の出自を教える二つの石上神社
    武蔵の国名も吉備のムサに由来する
    「武佐宿」として知られた近江八幡のムサ  
    後漢から龍と貨泉を持ち帰った〈岡山の弥生人〉  
    大和の牟佐と近江の武佐に本拠を置いた阿倍氏
     ムサの空間を仕切った吉備出身の豪族たち
     ムサシに転じた「特別な空間」ムサ
     春日大社が建てられた若草山の武蔵野
     じつはムサ神宮だった宇佐神宮の始まり
     八幡神社の総本宮「宇佐」と「武蔵」の太宰府
     
    第四章 カメヤマ!(亀山・釜山)──朝鮮半島にミマナを置いたのも吉備だった 
    〈倭王武(ワカタケル)の上表文〉  
    ヒラ(比羅・比良)と呼ばれた近江の国境
     海外の国境に遠征した阿倍比羅夫と阿曇比羅夫  
    比良山の隣りに龍宮を思わせる蓬萊山があった
    もう一人のヒラフ・巨勢比良夫
    「任那」の概念に見直しを迫る「目」のつく地名

    第五章 ミルメ!(見目)──吉備の勢力が関東までやって来た 
    〈ヤマトタケル伝説〉のあらすじ
    よく似ていて少し異なる近畿式銅鐸と三遠式銅鐸
    アズミ氏は渥美半島にも宇佐野を設置していた
    東海地方の激戦を物語る焼津とクサナギの伝承
    はたして高尾山古墳は「狗奴国の古墳」なのか?
    伊豆の妻良・相模の三浦・安房の布良
     ただ者ではなかった太安万侶の一族
     なぜ鹿島神宮の要石はナマズを踏んづけているのか?
    カシマは東の国境に置かれたミマナ(見目国)だった

    終章 百目鬼と「天皇の来た道」  
    「百目鬼」との出合い
     水木しげる『悪魔くん』の百目
     ドウメキが扉を開いた「にらみ」の謎
     大山の麓の吉備にも「道目木」があった!
    吉備の進出を示す七つの楽楽福神社
     米子は「久米の子」らの町かもしれない  
    佐世の木の葉を髪に挿して踊ったスサノオ
    高天原にふさわしい条件を備えた「マの宮」  
  • 出版社からのコメント

    全国に点在する「目」のつく地名、神話の神を祭る神社、考古学の遺跡と遺物を手がかりに、語られてこなかった日本古代史の謎に迫る。
  • 内容紹介

    奈良県明日香村で高松塚古墳の壁画が発見されておよそ五十年。
    その後も稲荷山古墳の鉄剣銘文や荒神谷遺跡の膨大な銅剣など
    〈百年に一度の大発見〉が相次いだにもかかわらず、古代国家の起源は
    今なお真相が明らかにされていない。

    本書は「目」のつく地名に着目し、初めて列島が統一された時代に
    特異な役割を果たした呪術的な「にらみ」を解明。
    邪馬台国の成立と、ヤマト政権につながる地理的な情勢を重ね合わせ、
    政権の中心となった勢力を浮き彫りにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    藤井 耕一郎(フジイ コウイチロウ)
    1952年、北海道生まれ。編集者を経て科学ジャーナリストに
  • 著者について

    藤井 耕一郎 (フジイ コウイチロウ)
    藤井 耕一郎(ふじい・こういちろう)
    1952年、北海道生まれ。編集者を経て科学ジャーナリストに。『通信崩壊』(草思社)などのほかに、近年は古代史関係の著書を多数発表。『タケミカヅチの正体』『サルタヒコの謎を解く』『武内宿禰の正体』『大国主対物部氏』(以上、河出書房新社)など。

文庫 百目鬼の謎-「目」のつく地名の古代史(草思社文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:草思社
著者名:藤井 耕一郎(著)
発行年月日:2020/02/10
ISBN-10:4794224397
ISBN-13:9784794224392
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:246ページ
縦:16cm
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