国際関係理論と日本外交史―「分断」を乗り越えられるか [単行本]
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国際関係理論と日本外交史―「分断」を乗り越えられるか [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2020/02/15
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国際関係理論と日本外交史―「分断」を乗り越えられるか の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    外交史×理論で描く日本外交のすがたとは?長らく断絶してきた国際関係理論と外交史の研究が画期的なコラボレーション。日本外交を舞台にフロンティアを切り開き、国際政治学の次の進化をめざす。
  • 目次

    はじめに

    第Ⅰ部 序論

    第1章 国際関係理論と日本外交史──「分断」を乗り越えられるか[大矢根聡]
     1. 日本外交の実像?
     2. 日本外交の「能動性」と国際秩序理論の盲点?
     3. 歴史研究と理論研究,断絶の起源
     4. 歴史・理論対話の可能性
     5. 対話の相乗効果?
     6. 歴史と理論の相違
     7. 本書の方法と構成

    第2章 理論・歴史対話の諸相──日本,アメリカ,ドイツ,フランス[大矢根聡,佐々木卓也,葛谷彩,宮下雄一郎]
     はじめに
     1. 日本における理論・歴史対話
     2. アメリカにおける理論・歴史対話
     3. ドイツにおける理論・歴史対話
     4. フランスにおける理論・歴史対話
     おわりに

    第Ⅱ部 理論の歴史的再検討

    第3章 現状防衛の時空間──安全保障外交の歴史と理論[石田淳]
     はじめに──外交におけるシグナルの送受信
     1. 外交におけるリアリズム──現状防衛の意図のコミュニケーション
     2. 維持・回復するべき現状の領域的範囲についての認識
     3. 現状を維持・回復するための方法についての認識
     おわりに

    第4章 日本のビルマ賠償をめぐる相互性──国際政治理論と戦後日本の経済協力外交の原点[福島啓之]
     はじめに
     1. 先行研究からの逸脱事例としての日本のビルマ賠償
     2. 相互性についての理論的考察
     3. 相互性の起動装置としての賠償
     4. 事例選択に関する方法論的検討
     5. 日本とビルマの賠償交渉の歴史事例分析
     6. 日本のビルマ賠償の内容
     7. 日本のビルマ賠償の実施とその意義
     8. 日本のビルマ賠償にみられる賠償の合意成立の条件
     おわりに

    第5章 国連総会一般演説を通じた日本の情報発信の変遷と傾向の検討──テキスト分析によるアプローチ[多湖淳]
     はじめに
     1. コーパスデータと分析アプローチ
     2. 日本のアジェンダ・セッティング
     3. ディスカッション──ひとつの解釈
     資料

    第6章 日本の対外政策決定のモデル化に向けて──「日常/非常時型モデル」の再検討[長久明日香]
     はじめに
     1. 日本独自の対外政策決定モデル形成への障害
     2. 「日常/非常時型モデル」の位置づけ
     3. 事例研究
     おわりに──「日常/非常時型モデル」の改訂

    第7章 サミットにおける日本外交──異質な国の多国間協調[大矢根聡]
     はじめに
     1. 多国間協調の理論──主体の同質性と異質性
     2. 日本のサミット外交のパターン──「馴化」の3類型
     3. 政策協調への参画──第1パターン
     4. 対抗的政策協調への対応──第2パターン
     5. 政策協調における独自案──第3パターン
     おわりに

    第Ⅲ部 歴史の理論的分析

    第8章 ジョージ・ケナンの現実主義と日米関係論──政策と理論の交差[佐々木卓也]
     はじめに──理論と歴史の対話
     1. ケナンの対日認識の形成
     2. ケナンと対日占領政策
     3. ケナンと朝鮮戦争
     4. ケナンとシカゴ大学講義
     おわりに

    第9章 日米繊維紛争における政治過程の再検討──時間とアイディアを中心に[村井良太]
     はじめに
     1. 戦争のあとで──前史
     2. 問題の発端と第1の転形──大平正芳通産大臣の堅陣
     3. 全体経済への危機感と業界の自主規制──宮澤喜一通産大臣と紛争の拡大
     4. ニクソン・ショックと政府間交渉への再帰結──田中角栄通産大臣と危機対応
     おわりに──日米繊維紛争と沖縄返還後の経済的大国日本

    第10章 規範としての「一つの中国」[井上正也]
     はじめに
     1. 「二つの中国」論の起源
     2. 国際規範としての「一つの中国」
     3. 「一つの中国」原則の受容
     おわりに

    第11章 国際関係論の中の「普通でない国」?──戦後日独対外政策の比較研究を比較する[葛谷彩]
     はじめに
     1. 1970年代から80年代──パックス・アメリカーナの揺らぎと日独
     2. 1990年代──ポスト冷戦世界における日独
     3. 2000年代──アメリカ・インペリウムにおける地域大国としての日独
     おわりに

    第12章 「アジア太平洋」/「東アジア」と日本外交──民主党政権期を中心に[宮城大蔵]
     はじめに
     1. アジア太平洋の歴史的文脈
     2. 東アジアの歴史的文脈
     3. アジア太平洋と東アジア
     4. 鳩山由紀夫首相と「東アジア共同体」
     5. 和解と不戦共同体という発想
     6. 菅直人首相の経済重視路線
     7. 東アジア共同体からTPPへ?
     8. 「保守」を自任した野田首相
     9. 国際環境と日本の選択
     おわりに

    第13章 時代区分論の再検討と戦後日本の自由貿易政策試論[保城広至]
     はじめに
     1. 時代区分論への批判
     2. 時代区分論の社会科学的検討
     3. 戦後日本の自由貿易政策と時代区分
     おわりに

    事項索引
    人名索引
    執筆者紹介
  • 内容紹介

    理論家と歴史家の画期的なコラボレーション! 外交史研究と国際関係理論研究の対話を通じて、新たな日本外交像を切り拓く。

    国際関係論は本当に進歩しているのだろうか。外交史研究では膨大な史料が公開されてきたが、それに溺れて分析の視点が不明確になりやすい。理論研究では方法論が洗練されてきたが、理論的革新が見られなくなった。そこで本書では、日本外交を舞台に歴史研究と理論研究の対話を試み、新たなフロンティアの開拓を試みる。
  • 著者について

    大矢根 聡 (オオヤネ サトシ)
    大矢根 聡(おおやね さとし)
    神戸大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学,博士(政治学)を取得。金沢大学法学部助教授などを経て,現在同志社大学法学部教授,専門は国際関係論。主著:『国際レジームと日米の外交構想―WTO・APEC・FTA の転換局面』(有斐閣,2012年),『国際関係論と日本外交史―「分断」を乗り越えられるか』(編著,勁草書房,2020年)など。

国際関係理論と日本外交史―「分断」を乗り越えられるか の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:大矢根 聡(編)
発行年月日:2020/02/20
ISBN-10:4326302852
ISBN-13:9784326302857
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:343ページ
縦:22cm
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