映画館と観客のメディア論-戦前期日本の「映画を読む/書く」という経験(視覚文化叢書<7>) [全集叢書]
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映画館と観客のメディア論-戦前期日本の「映画を読む/書く」という経験(視覚文化叢書<7>) [全集叢書]

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出版社:青弓社
販売開始日: 2020/03/15
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映画館と観客のメディア論-戦前期日本の「映画を読む/書く」という経験(視覚文化叢書<7>) の 商品概要

  • 目次

    序 章 オフ・スクリーンの映像文化
     1 問題の所在――複製技術としての映画/複製技術時代の映画
     2 分析対象
     3 分析視座
     4 構成

    第1章 映画館プログラムの成立――一九〇七―一〇年代前半
     1 映画館興行の形成
     2 物語映画と事後的な映画受容の快楽
     3 映画観客をめぐる記憶の産業化――映画史に並走する〈読む文化〉

    第2章 映画観客の〈読み書き〉空間――一九一六―二〇年代
     1 差異化の手段への再定位――映画館プログラムの自律化
     2 映画館プログラムをめぐる〈読むこと〉〈書くこと〉
     3 拡散する映画館プログラム
     4 映画館プログラムの収集・保存を通じた情報集積体の形成

    第3章 映画館における/についてのコミュニケーション――一九一〇年代後半―二〇年代
     1 映画興行の再編成
     2 「人格的な上映環境」の構成契機――映画館におけるコミュニケーション
     3 映画「館」ファンの形成――映画館についてのコミュニケーション

    第4章 「複合施設化」する映画館――一九二三―三〇年代半ば
     1 「複合施設化」する映画館
     2 都市空間のなかの映画館
     3 「複合施設」としての映画館

    第5章 遍在する映画イメージ――一九二〇年代後半―三九年
     1 映画広告の多様化
     2 都市空間のなかの映画観客
     3 文字とイメージが輻輳する舞台――映画館プログラムの視覚性
     4 「作品」と「作者」の前景化

    第6章 映画興行をめぐる規格化の論理――一九三九―四四年
     1 映画法以降の映画産業界
     2 「戦ふ映画館」――映画臨戦体制下の興行モード
     3 映画館プログラムの統制

    終 章 積層するメディア経験の地層学
     1 オフ・スクリーンのメディア史――映画館プログラムの歴史的変遷
     2 「文字」と「紙」の映像文化論
     3 メディア研究の複数性

    参考文献一覧

    あとがき

    索引
  • 内容紹介

    戦前期日本で「映画館に行く」とはどのような経験だったのか。戦前期の映画館が毎週発行していた広告メディアであるプログラムから、文字と紙を「読み」、投稿や批評を「書く」という実践が観客の映像受容に分かちがたく結び付いていたことを析出する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    近藤 和都(コンドウ カズト)
    1989年、愛知県生まれ。大東文化大学社会学部講師、博士(学際情報学)。専攻は映像文化の社会学、メディア・スタディーズ
  • 著者について

    近藤 和都 (コンドウ カズト)
    1989年、愛知県生まれ。大東文化大学社会学部講師、博士(学際情報学)。専攻は映像文化の社会学、メディア・スタディーズ。分担執筆に『動員のメディアミックス――〈創作する大衆〉の戦時下・戦後』(思文閣出版)、『スクリーン・スタディーズ――デジタル時代の映像/メディア経験』(東京大学出版会)、論文に「スクリーンの「移ろいやすさ」を制御する――戦時下日本の映画上映をめぐる規格化の諸相」(「社会学評論」第69巻第4号)など。

映画館と観客のメディア論-戦前期日本の「映画を読む/書く」という経験(視覚文化叢書<7>) の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:近藤 和都(著)
発行年月日:2020/02/28
ISBN-10:4787274309
ISBN-13:9784787274304
判型:A5
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:演劇・映画
言語:日本語
ページ数:380ページ
縦:22cm
横:15cm
厚さ:3cm
重量:560g
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