地球社会の人権論(芹田健太郎著作集<2>) [全集叢書]
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出版社:信山社
販売開始日: 2020/01/30
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地球社会の人権論(芹田健太郎著作集<2>) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「地球社会の人権論」の誕生と定礎への道のり。「とき」と「ところ」を生きる「人」と「国」を見る具体的人間観・具体的国家観を構築。歴史や先例から人間の知的営為を凝視し、超国家的な、人類の共同意思によって支持される国際法・国際人権法を希求する。
  • 目次

    『地球社会の人権論(芹田健太郎著作集 第2巻)』
     芹田健太郎 著

    【目  次】

    著作集 はしがき

    はしがき

    ◇Ⅰ 国際人権の意義◇
    1 人権保障の国際義務の成立
     一 国際的人権保障の意味
     二 人権の一般法
     三 人権諸条約による発展
     四 おわりに
    2 国際人権の意義について
     一 はじめに
     二 国際人権法学会の発足
     三 国際人権規約発効後の研究状況
     四 「国際人権」の登場
     五 「国際人権」の意義
     六 「国際人権」再論
    3 国際人権保障――ヨーロッパの視点から――〔講演録〕
    4 (書評)高野雄一著『国際社会における人権』
    5 (書評)土井たか子編『「国籍」を考える』
    6 (書評)久保田洋著『実践国際人権法』
    7 (書評)大沼保昭著『人権、国家、文明』

    ◇Ⅱ 地球社会の人権◇
    8 国家主権と人権
     一 人権の国際的保障の必要性
     二 戦後人権保障関係小史(一九四五 ― 一九八〇)
     三 人権概念の多様化とその位置づけ
    9 国際関係における個人の権利と「人民」の権利
     一 はじめに
     二 「人民」の用語の多様性と不明確さ
     三 国際社会における「人民」および「個人」の系譜
     四 人権保障の前提としての自決権から発展権論へ
     五 おわりに
    10 地球社会の人権論の構築――国民国家的人権論の克服――
     一 はじめに
     二 伝統的人権保障の前提
     三 ナチズム・ファシズムからの教訓
     四 植民地の独立・低開発からの問題提起
     五 「国民国家」形成の不可能性の露呈と新しい課題――エスニシティの登場・普遍化――
     六 おわりに

    ◇Ⅲ 国際連合と世界人権宣言◇
    11 国連における人権問題の取扱い――世界人権宣言二〇周年テヘラン会議――
     一 はじめに
     二 現在における人権をめぐる問題―― 一九六八年国際人権会議の議題と決議
     三 テヘラン会議と国連の機関・文書
     四 いくつかの問題点
    12 世界人権宣言採択の経緯と意義――世界人権宣言五〇周年の評価――
     一 はじめに
     二 前史:ダンバートン・オークス提案と国際機構に関する連合国会議
     三 世界人権宣言起草の経緯、主要な争点および位置づけ
     四 おわりに:世界人権宣言の与えた影響と二一世紀への役割

    ◇Ⅳ アジアの人権保障と日本の役割◇
    13 日本による人権の受容と実施
     一 はじめに
     二 日本における人権の発展
     三 人権の実施――緩やかな国際的枠組と国内的実施
     四 人権の普遍性と特殊性
     五 おわりに
    14 東アジア人権委員会設立の提案――東アジアにおける国際人権保障制度設立の可能性――
     一 はじめに
     二 欧州人権保障制度
     三 米州人権保障制度
     四 アフリカ人権保障制度
     五 東アジア人権保障機構設立の可能性
     六 おわりに――東アジア人権委員会の機能と権限(案)

    ◇Ⅴ 国際人権と日本◇
    15 国際人権規約の意義と日本の批准問題―― 一九七六年――〔講演録〕
     一 国際人権規約の背景
     二 国際人権規約の内容
     三 日本と国際人権規約
    16 (座談会)国際人権規約と弁護士実務
     一 国際人権規約の国内法的効力―― 一般理論
     二 社会権A・自由権B両規約に規定されている権利の保障方法
     三 社会権A規約の国内法的効力
     四 自由権B規約の国内法的効力
     五 国際人権規約の国際法的効力
    17 七千人を超える指紋押捺拒否者たち―― 一九八五年――
     一 もう一人の私
     二 よそ者への態度
     三 相互主義の現実と平等主義の理想
     四 外国人の一般的権利・義務
     五 在日外国人の実態
     六 在日外国人の人権
     七 いわゆる国籍条項
     八 外国人登録
     九 人権と社会
    18 大震災の経験からの提唱「弱者・少数者の幸福はすべての者の幸福」――「最大多数の最大幸福」からの脱却――
     一 市民とNGOの「防災」国際フォーラム
     二 「震災下」とは、いつまでか
     三 内外人平等原則
     四 「法と行政」のめざすところ――弱者保護――

    補章 国際人権規約の意義と国内的効力

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    「人」と「国」を見る国際法・国際人権法。第2巻は「地球社会の人権論」として人権保障を考究、定礎へと至る道のりを纏める。
  • 内容紹介

    「とき」と「ところ」を背景に「人」と「国」を見る、具体的人間観、具体的国家観を構築。歴史や先例から人間の知的営為を凝視し、超国家的な人類の共同意思によって支持される国際法・国際人権法を希求する。第2巻は「国際人権」という言葉だけの一人歩きを脱すべく、「地球社会の人権論」として人権保障を考究し、誕生させ、定礎へと至る道のりを纏めた。論文、書評、講演記録等々収録。

    図書館選書
    「人」と「国」を見る国際法・国際人権法。第2巻は「国際人権」という言葉だけの一人歩きを脱すべく、「地球社会の人権論」として人権保障を考究し、誕生させ、定礎へと至る道のりを纏めた。論文、書評、講演記録等々収録。

地球社会の人権論(芹田健太郎著作集<2>) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:信山社
著者名:芹田 健太郎(著)
発行年月日:2020/01/25
ISBN-10:4797281820
ISBN-13:9784797281828
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:法律
言語:日本語
ページ数:313ページ
縦:21cm
横:16cm
厚さ:2cm
その他:地球社会の人権論
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