電気音響(音響学講座<2>) [全集叢書]
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電気音響(音響学講座<2>) [全集叢書]

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出版社:コロナ社
販売開始日: 2020/03/04
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電気音響(音響学講座<2>) [全集叢書] の 商品概要

  • 目次

    1.オーディオトランスデューサとオーディオ装置
    1.1 種々のオーディオトランスデューサ
    1.2 種々の電気音響変換原理
     1.2.1 トランスデューサの基本構成
     1.2.2 磁界を用いるトランスデューサの実用例
     1.2.3 電界を用いるトランスデューサの実用例
    1.3 機械,音響振動系をモデル化する
     1.3.1 共振周波数と電気回路モデル表示
     1.3.2 振動の変位,速度,加速度と周波数との関係
     1.3.3 オーディオトランスデューサの周波数特性の設計
     1.3.4 等価回路表示を利用する例:スピーカシステム
    1.4 オーディオトランスデューサの特性の定量化
     1.4.1 磁界を用いるトランスデューサの動作方程式
     1.4.2 電界を用いるトランスデューサの動作方程式
     1.4.3 電気特性の実例1:動電スピーカシステム
     1.4.4 電気特性の実例2:圧電イヤホン
    1.5 音場を利用するトランスデューサ
     1.5.1 球面波,平面波,相反定理
     1.5.2 減算を用いる指向性マイクロホン
     1.5.3 減算を用いる近接マイクロホン
     1.5.4 加算を用いる指向性スピーカと指向性マイクロホン
    1.6 トランスデューサへの音場の影響
     1.6.1 点音源を持つ直方体の箱
     1.6.2 端面に有限大の振動板を持つ円筒
     1.6.3 球体は最も滑らかな音場効果を持つ
    1.7 感度と周波数特性の検討
     1.7.1 オーディオトランスデューサの感度の定義
     1.7.2 オーディオトランスデューサの感度周波数特性の選択
     1.7.3 実際のオーディオトランスデューサの感度
     1.7.4 振動部に要求される制御状態のまとめ
     1.7.5 オーディオトランスデューサの実用的な評価尺度
     1.7.6 実際のスピーカの特性の検討
     1.7.7 ヘッドホンの分類の検討
    1.8 代表的なオーディオ装置の技術
     1.8.1 オーディオ再生システム
     1.8.2 スイッチングパワーアンプ
     1.8.3 マイクロホンへの電源供給
     1.8.4 ノイズキャンセルヘッドホン
    引用・参考文献

    2.音響機器の測定と測定器
    2.1 音響機器の性能評価
    2.2 測定用音場
     2.2.1 無響室(自由音場)
     2.2.2 残響室(拡散音場)
     2.2.3 音響カプラ
    2.3 計測用マイクロホンの感度校正
     2.3.1 計測用マイクロホンの動作
     2.3.2 計測用マイクロホンの種類
     2.3.3 標準マイクロホン音圧感度の校正
     2.3.4 標準マイクロホン自由音場感度の校正
     2.3.5 計測用マイクロホン感度の校正
     2.3.6 音響校正器による感度校正
     2.3.7 静電アクチュエータによる周波数レスポンスの測定
    2.4 オーディオトランスデューサの測定
     2.4.1 マイクロホン
     2.4.2 スピーカ
     2.4.3 イヤホン・ヘッドホン
    2.5 音響パワーレベルの測定
     2.5.1 音圧法(自由音場)
     2.5.2 音圧法(拡散音場)
     2.5.3 音響インテンシティ法
     2.5.4 音響インテンシティの測定
    2.6 音響測定器と測定用信号波形
     2.6.1 サウンドレベルメータ(騒音計)
     2.6.2 周波数分析器
     2.6.3 周波数特性分析器
     2.6.4 ひずみ率計
     2.6.5 測定用信号波形
    2.7 測定のトレーサビリティ
     2.7.1 測定の不確かさ
     2.7.2 測定結果の保証
    引用・参考文献

    3.収音と再生
    3.1 収音方法
     3.1.1 音響音声制作における制作意図
     3.1.2 音場の収音と音源の収音
     3.1.3 音場に着目した収音方法
     3.1.4 音源に着目した収音方法
     3.1.5 三次元音響用の収音方法
    3.2 再生方法
     3.2.1 ステレオ再生
     3.2.2 マルチチャネル音響再生
     3.2.3 バイノーラル再生
     3.2.4 波面合成型再生
     3.2.5 音響レンダリング
    引用・参考文献

    4.音響信号処理
    4.1 符号化
     4.1.1 圧縮の用途と基本原理
     4.1.2 基本要素技術
     4.1.3 統合符号化
     4.1.4 オブジェクト符号化と空間符号化
    4.2 1bit信号処理
     4.2.1 量子化雑音
     4.2.2 ΔΣ変調とノイズシェーピング
     4.2.3 1bit量子化とディザ
     4.2.4 1bit信号処理の特徴と応用
    4.3 適応信号処理
     4.3.1 音響エコーキャンセラ
     4.3.2 アクティブノイズコントロール(ANC)
    4.4 アレイ信号処理
     4.4.1 マイクロホンアレイによる受音モデル
     4.4.2 ビームフォーミング
     4.4.3 音源定位
    4.5 統計的信号処理
     4.5.1 準備
     4.5.2 信号対雑音比(SN比)最大化ビームフォーマ
     4.5.3 時間周波数マスク推定によるブラインド音源分離
     4.5.4 独立成分分析によるブラインド音源分離
    4.6 音響情報ハイディング
     4.6.1 情報ハイディングの概要
     4.6.2 音響情報ハイディング技術の評価方法
     4.6.3 代表的な音響情報ハイディング
    引用・参考文献

    索引
  • 出版社からのコメント

    マイクロホンなどに用いられるトランスデューサの基本技術や性能の計測技術,収音・再生技術,代表的な音響信号処理技術について概説
  • 内容紹介

     電気音響分野は,ベルによる電話の発明,エジソンによる電気蓄音機など19世紀の音響と電気の結びつき,すなわち古典的なマイクロフォンやスピーカというアクチュエータ自体の研究から始まった。技術が高度化した現在では,アクチュエータ自体のみならず,雑音抑圧,エコーキャンセラ,マルチチャネルでの信号分離・合成などディジタル信号処理を中心とした研究領域を取り扱っている。この研究分野は現在の音響情報処理の基幹となる重要な分野である。
     電気音響は,空気を媒質とし,その圧力の粗密を機械的な仕組みでセンシングし,電気信号に変換する概念が原点である。最近では,材料や製造技術の発達に伴い,安価にマイクロフォンやスピーカが手に入るようになった。このため,複数のマイクロフォンやスピーカを利用した技術や,半導体技術の進歩によるディジタル信号処理技術の高度化により,より豊かな音を取り扱えるようになった。さらには,数理的な学問の進展による統計的信号処理,ヒトの聴覚特性を利用した圧縮技術,音響情報ハイディングなど幅広い研究が行われている。
     昨今,マイクロフォン,スピーカ,そして信号処理技術が様々な身近な場面や製品で利用されている。簡便に利用できる状況になったがゆえに,それらの特性や原理を十分に知らずに利用することもあり,正確に計測や処理ができていないことも見受けられる。用いるアクチュエータの取扱い方や信号処理技術を正しく理解することにより,既存の製品もより一層の進歩が期待できるため,是非とも本書を用いて基礎的な特性や原理を学んでいただきたい。
     本書では,上述のように音響学における幅広い領域での根幹を成す技術について取り扱う。第1章では,電気音響変換器の基本といえる磁界,電界を用いるオーディオトランスデューサなどの種々のトランスデューサの仕組みなどについて述べ,次にオーディオトランスデューサの感度と周波数特性などについて記している。第2章では,音響機器およびその基本要素であるトランスデューサの性能を正確に計測する基本技術について述べている。第3章では,複数チャネルでの収音・再生について述べている。第4章では,符号化,適応信号処理,アレイ信号処理,統計的信号処理,そして音響情報ハイディングについて述べている。

    図書館選書
    本書では,音響学における幅広い領域での根幹をなす技術について取り扱う。マイクロホンなどに用いられるトランスデューサの基本技術やその性能の計測技術,収音・再生技術,代表的な音響信号処理技術について概説している。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    苣木 禎史(チサキ ヨシフミ)
    1991年大分大学工学部電気工学科卒業。1993年大分大学大学院工学研究科修士課程修了(電気工学専攻)。1996年熊本大学大学院自然科学研究科博士課程(システム科学専攻)単位取得退学。1996年熊本大学助手。2007年博士(工学)(熊本大学)。2009年熊本大学准教授。2016年千葉工業大学教授

電気音響(音響学講座<2>) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:コロナ社
著者名:苣木 禎史(編著)/日本音響学会(編)
発行年月日:2020/03/23
ISBN-10:4339013625
ISBN-13:9784339013627
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:電子通信
言語:日本語
ページ数:269ページ
縦:21cm
横:15cm
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