東アジアの重層的サブリージョンと新たな地域アーキテクチャ [単行本]
    • 東アジアの重層的サブリージョンと新たな地域アーキテクチャ [単行本]

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東アジアの重層的サブリージョンと新たな地域アーキテクチャ [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2020/03/02
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東アジアの重層的サブリージョンと新たな地域アーキテクチャ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    大図們江圏、環日本海圏、環黄海圏、環東シナ海圏、拡大メコン圏…。重層的に展開するサブリージョン(下位地域)から東アジアの新たな地域秩序の可能性を探る。
  • 目次

    まえがき

    序章 東アジアの重層的サブリージョン――オルタナティブな地域秩序に向けて[五十嵐誠一]
     はじめに
     1.地域とは
     2.サブリージョン研究の展開
     3.既存研究におけるサブリージョンの理論的布置
     4.新たなサブリージョン研究に向けて
     おわりに

    第1章 海域アーキテクチャの中の「東アジア」――ポリネシアの視角から[佐藤幸男]
     はじめに
     1.第三のトポスとしての東アジア――不在の中の存在として
     2.海域世界の中のミクロリージョン――その現代的展開
     3.海域空間の再領土化――メガリージョンをめぐる権力政治
     4.インド洋と太平洋におけるミクロリージョンとしての島嶼・群島
     5.人間中心の安全保障を越えて
     おわりに

    第2章 中朝国境地域におけるサブリージョン形成の可能性[佐渡友哲]
     はじめに
     1.中朝露国境地域の現状
     2.延辺朝鮮族自治州と延吉市
     3.丹東における中朝関係
     4.これまでのまとめ
     おわりに――サブリージョン形成の展望

    第3章 北東アジアサブリージョン開発におけるロシア――図們江地域協力と国際輸送回廊整備を中心に[堀内賢志]
     はじめに
     1.北東アジアサブリージョンと輸送回廊
     2.北東アジア輸送回廊とロシア
     おわりに

    第4章 サブリージョンと移民――中国朝鮮族の事例から[宮島美花]
     はじめに
     1.理論的整理
     2.中国朝鮮族の来日と日本の留学生政策
     3.日本在住の朝鮮族
     おわりに

    第5章 環日本海圏におけるサブリージョン協力と竹島/独島領有権紛争[中山賢司]
     はじめに
     1.分析視角――サブリージョン協力の有効性
     2.竹島/独島領有権紛争と2005年「竹島の日」条例
     3.北東アジア地域自治体連合(NEAR)を介した環日本海サブリージョン協力
     おわりに

    第6章 沖縄県の自治体外交によるサブリージョン形成と安全保障の可能性[小松寛]
     はじめに
     1.非国家行為体によるサブリージョンの形成と沖縄の経験
     2.1990年代の「国際都市形成構想」
     3.2010年代の「沖縄21世紀ビジョン」
     おわりに

    第7章 武力紛争と地域――ミャンマー・中国国境における空間形成[峯田史郎]
     はじめに
     1.地域の属性と境界
     2.カチン民族が求める自決権と政治的平等
     3.中国とアメリカの影響
     4.境界を跨いだ国内避難民(IDPs)支援組織の関与
     おわりに

    第8章 サブリージョンにおける欧州地域協力連合体の法的性格――欧州評議会とフランスからの視角[大津浩]
     はじめに
     1.欧州地域協力連合体の概要
     2.欧州評議会の越境協力法制との関係
     3.自治体越境協力法制をめぐる学説と国内法の整備
     おわりに

    第9章 EUの近隣諸国政策におけるCBC――下位地域協力と安全保障[髙橋和]
     はじめに
     1.近隣諸国政策におけるCBC
     2.ENI CBCの背景
     3.なぜCBCなのか
     おわりに

    第10章 南部アフリカのミクロリージョナリズム[笹岡雄一]
     はじめに
     1.MDCの位置付け
     2.トップダウン的な開発の系譜
     3.望ましいミクロリージョナリズムの姿
     おわりに

    索引
  • 内容紹介

    東南アジアや東北アジアよりも地理的に小さな空間領域であるサブリージョン(下位地域)。その新たな地域秩序の可能性を開拓する。

    東アジアでは主権国家体系に割って入るように縦列重層的に形成されるサブリージョン群が、相互に作用しながら領域内外に対して、従来の研究では想定しえない新たな秩序構築機能を発揮しつつある姿が浮かび上がってくる。本書は、国際関係論・政治学の立場でサブリージョンという新たな空間から東アジアの平和秩序の可能性を探る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    多賀 秀敏(タガ ヒデトシ)
    1949年生。早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。修士(法学)。現在、早稲田大学社会科学総合学術院教授

    五十嵐 誠一(イガラシ セイイチ)
    1972年生。早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(学術)。現在、千葉大学大学院社会科学研究院准教授
  • 著者について

    多賀 秀敏 (タガ ヒデトシ)
    多賀 秀敏(たが ひでとし) 
    1949年、千葉県生まれ。1981年、早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。修士(法学)。新潟大学法学部助教授、同教授、早稲田大学社会科学総合学術院教授を経て、現在は早稲田大学名誉教授。1978年から1981年まで日本平和学会事務局長、2002年から2005年まで北東アジア学会長。2009年から2013年まで早稲田大学社会科学総合学術院長。専門は、平和学および国際関係論。著書に The New International Relations of Sub-Regionalism: Asia and Europe (編著、Routledge、2018年)、『平和学入門 1』(勁草書房、2020年)、『東アジアの重層的サブリージョンと新たな地域アーキテクチャ』(共編著、勁草書房、2020年)、『アジア共同体:その構想と課題』(共著、蒼蒼社、2013年)、がある。

    五十嵐 誠一 (イガラシ セイイチ)
    五十嵐 誠一(いがらし せいいち) 
    1972年生。早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(学術)。現在:千葉大学大学院社会科学研究院准教授。主著:『東アジアの新しい地域主義と市民社会―ヘゲモニーと規範の批判的地域主義アプローチ』(単著、勁草書房、2018年)。The New International Relations of Sub-Regionalism: Asian and Europe(編著、Routledge、2018年)。『民主化と市民社会の新地平―フィリピン政治のダイナミズム』(単著、早稲田大学出版部、2011年)。

東アジアの重層的サブリージョンと新たな地域アーキテクチャ の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:多賀 秀敏(編著)/五十嵐 誠一(編著)
発行年月日:2020/02/20
ISBN-10:4326302860
ISBN-13:9784326302864
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:275ページ
縦:22cm
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