児童相談所の役割と課題―ケース記録から読み解く支援・連携・協働 [単行本]
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児童相談所の役割と課題―ケース記録から読み解く支援・連携・協働 [単行本]

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出版社:東京大学
販売開始日: 2020/04/07
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児童相談所の役割と課題―ケース記録から読み解く支援・連携・協働 の 商品概要

  • 目次

    はしがき(遠藤久夫)

    序 章 児童虐待をめぐる動向と今日的課題(野田正人・藤間公太)
     1 児童虐待への社会的関心の高まり
     2 児童虐待対応をめぐる論点
     3 学術的課題と本書の位置づけ
     4 各章紹介

    第I部 児童保護所における親子分離の実態
     
    第1章 児童相談所に求められる親子分離の機能と手続き(野田正人)
     1 親子分離をめぐる潮流
     2 児童相談所の親子分離機能
     3 施設措置や里親委託など
     4 28条審判の申立て
     5 親権の喪失や停止について
     6 一時保護の意味
     7 一時保護の運用
     8 不服申立て制度
     9 おわりに

    第2章 一時保護後の親子分離を規定する要因――数量化した虐待相談記録とヒアリングデータを用いた考察(藤間公太・余田翔平)
     1 問題の所在
     2 先行研究
     3 データと方法
     4 ロジットモデルの結果とその解釈
     5 児童相談所職員による解釈
     6 結論

    第3章 性的虐待ケースにおける親子分離の発生条件――csQCAによる検討(藤間公太・余田翔平)
     1 問題の所在
     2 先行研究
     3 分析方法
     4 分析結果
     5 考察と結論

    第4章 児童相談所の家庭復帰の可否はいかにして判断されるのか?――手探りの安全と保護者との対立(山口季音)
     1 はじめに
     2 児童相談所の保護者との関係と保護者理解
     3 データとなる相談記録
     4 児童相談所にとっての「安全」
     5 職員と保護者の間にある「ズレ」――安全な日常をめぐる保護者の方略
     6 おわりに

    第5章 子どもの家庭からの切り離しへの抵抗とその無効化――社会問題のワークとしての児童相談業務 (松木洋人)
     1 はじめに
     2 社会問題のワークとしての児童相談業務
     3 子どもの家庭からの切り離しと親としての資格の問題化
     4 親によるクライアント・ワークと虐待の宙づり・格下げ
     5 おわりに

    第II部 関係機関との連携

    第6章 幼稚園・保育所等との連携の様相――「見守り」における困難と課題(坪井 瞳)
     1 はじめに
     2 児童相談所ケース記録にみる幼稚園・保育所等と児童相談所とのかかわりの様相
     3 児童相談所と幼稚園・保育所等との連携・協働における困難――「見守り」というマジックワード
     4 おわりに――機関同士のよりよい連携・協働に向けて

    第7章 虐待相談記録にみる児童相談所と学校との連携(西本佳代)
     1 はじめに
     2 学校と虐待防止
     3 分析の方法
     4 虐待相談記録データの分析
     5 おわりに

    第8章 ケース記録における経済状況の記載の詳細化について――児童相談所と市町村の連携の視点から(泉田信行)
     1 はじめに
     2 分析方法とデータ
     3 結果
     4 考察・結論

    第9章 施設職員の視点からみた連携の課題(原田旬哉)
     1 社会状況の変化にともなう児童相談所の役割と,関係機関との連携の重要性
     2 連携のための「感度」の重要性
     3 事例から考える
     4 「感度」の機能が妨げられる背景
     5 今後に向けた提案

    終 章 今後の児童虐待対応に向けて(藤間公太)
     1 親子分離をめぐる現場のジレンマと連携をめぐる困難
     2 政策的課題
     3 学術的課題


    Roles and Issues of Child Guidance Centers in Japan:
    Analysis of Support, Cooperation and Collaboration
    Based on Abuse Couseling Record Documents
    Hisao ENDO, Masato NODA, and Kota TOMA, Supervisor
    National Institute of Population and Social Security Research, Editor
  • 内容紹介

    児童虐待への社会的関心が非常に高まっている中で,どのような対応策が求められているのだろうか.児童相談所が保管する虐待相談記録をもとに,さまざまな領域の研究者が分析して,現場との橋渡しをおこなう.そのうえで,多職種連携のあり方や制度的基盤の改善策を提示する.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    遠藤 久夫(エンドウ ヒサオ)
    国立社会保障・人口問題研究所所長。社会保障審議会会長

    野田 正人(ノダ マサト)
    立命館大学産業社会学部教授

    藤間 公太(トウマ コウタ)
    国立社会保障・人口問題研究所社会保障応用分析研究部室長
  • 著者について

    遠藤 久夫 (エンドウ ヒサオ)
    国立社会保障・人口問題研究所所長

    野田 正人 (ノダ マサト)
    立命館大学産業社会学部教授

    藤間 公太 (トウマ コウタ)
    国立社会保障・人口問題研究所社会保障応用分析研究部室長

児童相談所の役割と課題―ケース記録から読み解く支援・連携・協働 の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:遠藤 久夫(監修)/野田 正人(監修)/藤間 公太(監修)/国立社会保障・人口問題研究所(編)
発行年月日:2020/03/31
ISBN-10:4130511467
ISBN-13:9784130511469
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:197ページ
縦:22cm
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