鉄筋コンクリート建築の考古学―アナトール・ド・ボドーとその時代 [単行本]
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鉄筋コンクリート建築の考古学―アナトール・ド・ボドーとその時代 [単行本]

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出版社:東京大学
販売開始日: 2020/03/31
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鉄筋コンクリート建築の考古学―アナトール・ド・ボドーとその時代 の 商品概要

  • 目次

    序 章 記憶の再生――西洋建築史の中の鉄筋コンクリート
    1 記憶の忘却
    2 鉄筋コンクリート建築の先史
    3 対象と方法
    4 本書の構成

    Ⅰ 考古学とモデルニテ――アナトール・ド・ボドーの歴史理論

    第1章 石から鉄へ――物質間を翻訳するヴィオレ=ル=デュク
    1 分類から変移へ
    2 《le style》の概念と比較解剖学
    3 建築の変移説
    4 原形質としての水晶
    5 鉄の哺乳類
    6 弾性と均衡――ゴシック建築の構造
    7 石と鉄の複合
    8 変移する近代建築

    第2章 変移の歴史理論――歴史を遡行するアナトール・ド・ボドー
    1 変移と再生
    2 モノリスと骨組――古代ローマ建築構法解釈
    3 ベンデンティヴの変移――ビザンティンからロマネスクへ
    4 フライング・バットレスの変移――ロマネスクからゴシックへ
    5 鉄の変移――一九世紀建築の課題
    6 アナトール・ド・ボドーの歴史理論

    Ⅱ ロマノ=ビザンティン建築の系譜――ペンデンティヴと鉄

    第3章 ロマノ=ビザンティン建築の生成――歴史と現代を接続する建築理論
    1 ロマネスクとビザンティンへの遡行
    2 フランスのビザンティン建築
    3 一九世紀のロマノ=ビザンティン建築
    4 ペンデンティヴの再生――ポール・アバディ
    5 リヴ・ペンデンティヴ・システム――ルイ=オーギュスト・ボワロー
    6 サン=シモン主義とロマノ=ビザンティン建築
    7 折衷か変移か

    第4章 現代建築としてのロマノ=ビザンティン建築――アナトール・ド・ボドーの切石組積建築
    1 ランブイエのサン=リュバン教会の成立
    2 ランブイエのサン=リュバン教会の構法
    3 ラ・ロッシュ=ミレイのサン=ピエール教会とプリヴァのサン=ジャン教会
    4 学校とホール

    Ⅲ シマン=アルメ建築の生成――古代と近代の邂逅

    第5章 鉄筋コンクリート建築技術の黎明――ポール・コタンサンのシマン・アルメ構法
    1 格子と編物
    2 仮想の菱面体
    3 組積かモノリスか
    4 シマンとベトン
    5 システム・コタンサンとシステム・エヌビック
    6 システム・コタンサンの応用
    7 弾性とモノリスの統合

    第6章 ネットワーク・ヴォールトの展開――アナトール・ド・ボドーのシマン・アルメ建築
    1 シマン・アルメ建築の基本文法
    2 初期のシマン・アルメ建築
    3 サン=ジャン・ド・モンマルトル教会の構法
    4 未完の大ホール計画群の構法
    5 アナトール・ド・ボドーの弟子たち
    6 近代建築への影響――弾性と均衡の原理の展開

    結 章 シマン・アルメ建築生成の時間構造

    附 論 用語法と研究史
    1 用語法
    2 鉄筋コンクリート建築の考古学研究史

    おわりに


    著者略歴
    後藤 武(ごとう・たけし)
    1965年生まれ.東京大学大学院工学系研究科(建築学)博士課程単位取得退学.株式会社隈研吾建築都市設計事務所,慶應義塾大学環境情報学部専任講師,中部大学人文学部助教授を経て,2007年に後藤武建築設計事務所を設立.現在,同事務所代表取締役.博士(工学).一級建築士.法政大学デザイン工学部,工学院大学建築学部,武蔵野美術大学造形学部,ICSカレッジオブアーツ,桑沢デザイン研究所非常勤講師.神奈川建築コンクール優秀賞ほか受賞.
    主な著書に,『ディテールの建築思考――近代建築の思想を読む (建築文化シナジー)』(彰国社,2013年),『ファーンズワース邸/ミース・ファン・デル・ローエ(ヘヴンリーハウス 20世紀名作住宅をめぐる旅)』(東京書籍,2015年)などがある.
  • 内容紹介

    最初期の「鉄筋コンクリートの建築家」アナトール・ド・ボドーの創作活動を丹念に追い,鉄筋コンクリート建築の成立の過程を,実証的かつ理論的に解明する.19世紀までの切石組積による西洋建築と,20世紀の鉄とコンクリートによる近代建築に断絶をみる建築史の通説を覆す画期的研究.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    後藤 武(ゴトウ タケシ)
    1965年生まれ。東京大学大学院工学系研究科(建築学)博士課程単位取得退学。株式会社隈研吾建築都市設計事務所、慶応義塾大学環境情報学部専任講師、中部大学人文学部助教授を経て、2007年後藤武建築設計事務所設立。現在、株式会社後藤武建築設計事務所代表取締役。博士(工学)、一級建築士。法政大学デザイン工学部、工学院大学建築学部、武蔵野美術大学造形学部、ICSカレッジオブアーツ、桑沢デザイン研究所非常勤講師。神奈川建築コンクール優秀賞ほか受賞
  • 著者について

    後藤 武 (ゴトウ タケシ)
    建築家,後藤武建築設計事務所主宰

鉄筋コンクリート建築の考古学―アナトール・ド・ボドーとその時代 の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:後藤 武(著)
発行年月日:2020/03/25
ISBN-10:4130668609
ISBN-13:9784130668606
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:建築
言語:日本語
ページ数:315ページ ※272,43P
縦:22cm
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