支援のてまえで-たこの木クラブと多摩の四〇年 [単行本]
    • 支援のてまえで-たこの木クラブと多摩の四〇年 [単行本]

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支援のてまえで-たこの木クラブと多摩の四〇年 [単行本]

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出版社:生活書院
販売開始日: 2020/03/04
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支援のてまえで-たこの木クラブと多摩の四〇年 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    暮らしに根差しながらまずはかかわるところから始める、とはどのようなことか。ものすごい勢いで物事が変化していく支援の現場。発せられた言葉はあっという間に過去のものになり、日々更新されていく。でも、だからこそ、多摩の人たちが何をしようとしてきたのかを伝えたい。昔を懐かしむのでもなく、「いま」をそのまま切り取るのでもない、そうした記録を残したい。
  • 目次

    はじめに──たこの木クラブと多摩の前史  三井さよ
    1 暮らしに根差し、かかわることから始める――たこの木クラブや多摩の特徴
    2 多摩というところ――複数の事業所によるネットワーク
    3 三つの保育園と就学時健康診断反対運動

     コラム●たこの木追っかけ日記――たこの木にまつわる諸々のこと①  荒木巧也

    第1章 たこの木クラブと多摩の四〇年  三井さよ
    1 多摩で育まれていた土壌
    2 子ども会活動と地域
    3 食べることと暮らしと
    4 青年たちの課題へ
    5 事業を立ち上げる
    6 制度との緊張関係
    7 引き継ぐものは何か

     コラム●たこの木追っかけ日記――たこの木にまつわる諸々のこと②  荒木巧也
     Photo:たこの木キャンプ(一九九四 道志川)

    第2章 支援は〈やりとり〉の連続に尽きる  岩橋誠治
    1 「関係づくり」から「支援」へ
    2 相手があっての支援・その相手とは?
    3 支援をする側/される側――そもそも何を支援している?
    4 わからない相手との関わり
    5 関わり続けるしんどさ
    6 ともに生きるための支援①――制度/支援の利用はレッテル貼りではない
    7 ともに生きるための支援②――たとえ「制度の対象者」と捉えなくても
    8 ともに生きるための支援③――様々な関係を築く中に
    9〈やりとり〉というコミュニケーション
    10 支援は〈やりとり〉の連続に尽きる

     コラム●たこの木追っかけ日記――たこの木にまつわる諸々のこと③  荒木巧也

    第3章 子ども会から働く場へ――たこの木の三〇年、あしたやの二〇年  和田幸子
    1 たこの木ひろば開設
    2 働く場つくり準備会からたこの木企画へ
    3 はらっぱ開設――たこの木共働企画へ
    4 あしたや開設――あしたや共働企画へ
    5 共に働くって?――最初の思い
    6 制度利用――作業所の補助金から、障害者自立支援法へ
    7 線引きの問題――支援法内事業に移行して
    8 働くということ

     コラム●たこの木追っかけ日記――たこの木にまつわる諸々のこと④  荒木巧也

    第4章 支援のその先へ――すいいち企画  児玉雄大
    1 すいいち企画との出会い
    2 ある日のすいいち企画から
    3 支援しない支援
    4 交戦しない反乱・ゲリラ作戦としてのすいいち企画
    5 支援のその先へ

     コラム●たこの木追っかけ日記――たこの木にまつわる諸々のこと⑤  荒木巧也
     Photo:夏合宿(一九九四 馬頭)

    第5章 諦めることを諦める――たこの木クラブのスタッフとしての一〇年間  横田彰敏(聴き手+構成:三井さよ)
    1 たこの木クラブで働き始めた頃
    2 当時のたこの木クラブの印象
    3 転機になったのは?
    4 介助者たちの「温度差」
    5 横田さんの立ち位置
    6 岩橋さんはどう見えるか
    7 デタッチメント

     コラム●たこの木追っかけ日記――たこの木にまつわる諸々のこと⑥  荒木巧也

    第6章 介助を続けていく  寺本晃久
    1 オーダーメイドで暮らしをつくる
    2 一緒にいることとその難しさ

    特別付録 講演録「重度の知的障がいのある人の一人暮らしを支える」  岩橋誠治(編集・ヒビノクラシ舎)
    1 「知的当事者の一人暮らし」と「私たちの一人暮らし」
    2 重度の知的障害者が自らの暮らしをはじめられない理由
    3 重度知的当事者の自立生活支援の系譜と多摩市のたこの木クラブ
    4 「専門性」と「支援のレシピ」
    5 地域移行支援事業に関わって
    6 連続する暮らしの中で支援を連続させていく
    7 地域で暮らすということ
    8 事業所によるヘルパー派遣制度について
    9 キーパーソンを育てる
    10 おしまいに

    おわりに  三井さよ
  • 内容紹介

    暮らしに根差しながらまずはかかわるところから始める、とはどのようなことか。
    ものすごい勢いで物事が変化していく支援の現場。
    発せられた言葉はあっという間に過去のものになり、日々更新されていく。
    でも、だからこそ、多摩の人たちが何をしようとしてきたのかを伝えたい。
    昔を懐かしむのでもなく、「いま」をそのまま切り取るのでもない、そうした記録を残したい。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    三井 さよ(ミツイ サヨ)
    1973年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了(博士(社会学))。法政大学社会学部教員。雑誌『支援』の編集委員

    児玉 雄大(コダマ タケヒロ)
    1970年生まれ。2015年から障害者の自立生活支援にたずさわる。現在は支援のかたわら、フリースペース「ヒビノクラシ舎」を運営。また、ケータリングユニット「カオスフーズ」のメンバーとしても活動

    岩橋 誠治(イワハシ セイジ)
    1963年生まれ。1987年9月、市民団体「たこの木クラブ」設立、同代表。2006年1月、居宅介護事業所「はてなのたね」設立。2008年7月、NPO法人『ねじり草』設立、同理事長。「障がいのあるなしに関わらず、誰もが地域で共に生きる」ことを願い、「子どもたちどうしの関係づくり」をめざすたこの木クラブを設立。子どもたちを切り分ける社会の課題を担う中で、今日では、成人した障がい当事者の生活全般に渡る支援を行っている

    和田 幸子(ワダ ユキコ)
    1949年生まれ。日本社会事業大学在学中に日本脳性マヒ者協会「青い芝の会」のメンバーと出会う。卒業後、保育士、たこの木クラブ専従などを経て、現在、NPO法人あしたや共働企画理事、パート職員。2019年より、知的障害のある女性二人の自立生活の支援を始める

    横田 彰敏(ヨコタ アキトシ)
    1967年生まれ。専修大学文学部国文学科卒業後、旅行添乗員、高校入試教材の訪問販売員、建築作業員、ホームヘルパーなどを転々とし、現在、たこの木クラブ職員
  • 著者について

    三井さよ (ミツイ サヨ)
    三井さよ(みつい・さよ)
    1973年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了(博士(社会学))。法政大学社会学部教員。
    著書に『ケアの社会学――臨床現場との対話』(勁草書房、2004年)、『看護とケア――心揺り動かされる仕事とは』(角川学芸出版、2010年)、『はじめてのケア論』(有斐閣、2018年)など。編著書に『ケアとサポートの社会学』(鈴木智之と共編、法政大学 出版局、2007年)、『〈支援〉の社会学』(崎山治男・伊藤智樹・佐藤恵と共編、青弓社、2008年)、『ケアのリアリティ──境界を問いなおす』(鈴木智之と共編、法政大学出版局、2012年)など。雑誌『支援』の編集委員。

    児玉雄大 (コダマ タケヒロ)
    児玉雄大(こだま・たけひろ)
    1970年生まれ。2015年から障害者の自立生活支援にたずさわる。現在は支援のかたわら、フリースペース「ヒビノクラシ舎」を運営。また、ケータリングユニット「カオスフーズ」のメンバーとしても活動。
    編著書に『SHALL WE DANCE? 3.11以降の暮らしを考える』(メディア総合研究所、2012年)、共著書に『つながった世界――ぼくのじゃがたら物語』(Pヴァイン、2015年)、『別冊ele-king じゃがたら――おまえはおまえの踊りをおどれ』(Pヴァイン、2020年)など。

支援のてまえで-たこの木クラブと多摩の四〇年 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:生活書院
著者名:三井 さよ(編著)/児玉 雄大(編著)/岩橋 誠治(著)/和田 幸子(著)/横田 彰敏(著)/寺本 晃久(著)/荒木 巧也(著)
発行年月日:2020/02/25
ISBN-10:4865001085
ISBN-13:9784865001082
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:359ページ
縦:19cm
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