小さな地域と小さな学校-離島、廃校、移住者受け入れから考える [単行本]
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小さな地域と小さな学校-離島、廃校、移住者受け入れから考える [単行本]

中島 勝住(編著)中島 智子(編著)
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出版社:明石書店
販売開始日: 2020/02/21
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小さな地域と小さな学校-離島、廃校、移住者受け入れから考える の 商品概要

  • 目次

     プロローグ[中島智子]

    第1章 離島とその離島の小さな地域社会と小さな学校――鹿児島県熊毛郡屋久島町一湊地区・口永良部島[中西宏次・大垣裕美・中島勝住]
     はじめに
      (1)屋久島の自然
      (2)屋久島の町と人
      (3)調査の概要
      (4)本章の構成
     1 屋久島と学校
      (1)「集落の学校」から「校区の学校」へ
      (2)旧上屋久町の中学校統合
     2 一湊と学校
      (1)屋久島一の湊
      (2)中学統合と一湊住民
      (3)一湊の「地域力」
      (4)小さな学校、一湊小学校
      (5)黒潮留学への取り組み
     3 口永良部島と学校
      (1)噴火、避難、そして帰島
      (2)子どもたちの日常
      (3)えらぶの教員
      (4)「外」から見る
      (5)えらぶの未来に向けて
      (6)おわりに

    第2章 統廃合によって学校がなくなった都市近郊地域のその後――京都府相楽郡南山城村高尾地区[小泉友則・中西宏次]
     はじめに
      (1)南山城村
      (2)旧村と学校
      (3)高尾地区
      (4)南山城村での調査
     1 南山城村の学校統廃合
      (1)南山城村の概況
      (2)統廃合の経過
     2 高尾地区と学校統廃合
      (1)高尾地区と高尾小学校
      (2)学校統廃合がもたらした衝撃
      (3)学校統廃合をめぐる経験
     3 高尾地区における廃校舎活用
      (1)校舎の再利用と住民の動向
      (2)高尾図書室の試みと高尾小フェス
      (3)手島美智子さんとの出会い
      (4)高尾図書室から高尾いろいろ茶論へ
     4 中年世代が描く高尾地区の将来
      (1)中年世代へのインタビュー
      (2)中年世代の懸念
      (3)中年世代が描く将来
     おわりに

    第3章 移住者受け入れ先発地における地域と学校――和歌山県東牟婁郡那智勝浦町色川地区[中島智子]
     はじめに
      (1)色川の概要
      (2)色川の特徴
      (3)調査の概要
      (4)何に着目するか
     1 保育所・学校の存続と移住者受け入れ
      (1)移住者はなぜ受け入れられたか
      (2)移住者が〈学校問題〉に出会う
      (3)移住者の多様化と活発な地域活動
      (4)まとめ――移住者の増加と住民の多様化がもたらした〈逆説〉
     2 学校と地域の〈距離〉
      (1)学校統廃合がもたらしたもの
      (2)校舎新築がもたらしたもの
      (3)教員と地域の〈距離〉
      (4)まとめ――地域と学校の物理的な〈距離〉、心理的な〈距離〉
     3 学校の思い、地域・保護者の思い
      (1)色川小・中学校の教育
      (2)地域と学校の関係
      (3)まとめ――学校と地域のあるべき姿とは
     4 卒業生と色川――2つの家族の事例から
      (1)2つの家族の概要
      (2)色川で暮らす、地域を継承する
      (3)色川の外にあっても〈色川マインド〉を持つ
      (4)卒業生の生き方と色川
      (5)まとめ――〈色川マインド〉を持ち続けて

    補論 創意が生きる小さなマウルと学校――韓国・忠清南道洪城郡洪東地区[尾﨑公子]
     はじめに
      (1)洪東マウルとは
      (2)洪東との出会いと調査概要
     1 プルム学校のマウルづくり
      (1)プルム学校の概
      (2)プルム学校の取り組み
     2 公立学校と地域の〈架橋〉
      (1)地域にありながらも地域とかかわりを持たない公立学校
      (2)地域と学校を〈架橋〉する人々、組織、プログラム
      (3)活動費の確保――田園学校指定
     3 洪東の実践を可能にした制度的背景――付与された学校裁量を活かす!
      (1)地方分権政策と学校自律化政策
      (2)学校運営委員会――諮問機関ではなく議決機関
      (3)校長公募制――一般教員の校長登用が可能に
      (4)自律学校
     4 実践を支える民間組織と運動の存在
      (1)南漢山小学校の取り組み――廃校反対運動から新しい学校づくりへ
      (2)南漢山小学校のインパクト
      (3)小さな学校教育連帯の結成
     おわりに

    エピローグ[中島勝住]
      (1)学校があること、学校がないこと
      (2)地域の中で子どもを見かけるということ
      (3)学校と地域のあいだ
      (4)移住者と地域、学校

     本書のテーマをさらに深めるための文献一覧
     あとがき
  • 内容紹介

    中山間地域・離島といわれる過疎傾向が進行している地域で、最小のインフラである小・中学校に注目し、それぞれの多様性を前提とした上で、「学校(教育)」の維持を通して「地域」の継続を試みている事例について、その可能性と立ちはだかる障害や限界も包括的に取り上げ論じる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    中島 勝住(ナカジマ マサズミ)
    1951年生まれ。京都精華大学名誉教授。中国近現代の社会と教育を研究していたが、そこから、差別問題と多文化主義にも関心が向かう。目下のところは、人が心地よく住むことができるコミュニティのサイズと構造について、その実現可能性をあれこれ考えている

    中島 智子(ナカジマ トモコ)
    1953年生まれ。元プール学院大学教員。研究領域は在日外国人教育。現在、学校統廃合と地域との関係や小規模校維持戦略について、公立学校と朝鮮学校の場合を比較的視点で研究している
  • 著者について

    中島 勝住 (ナカジマ マサズミ)
    1951年生まれ。京都精華大学名誉教授。中国近現代の社会と教育を研究していたが、そこから、差別問題と多文化主義にも関心が向かう。目下のところは、人が心地よく住むことができるコミュニティのサイズと構造について、その実現可能性をあれこれ考えている。主著に、『中国近代の都市と農村』(分担執筆、京都大学人文科学研究所、2001年)、『学校の境界』(編著、阿吽社、2003年)、『〈差別ごころ〉からの〈自由〉を』(阿吽社、2017年)など。

    中島 智子 (ナカジマ トモコ)
    1953年生まれ。元プール学院大学教員。研究領域は在日外国人教育。現在、学校統廃合と地域との関係や小規模校維持戦略について、公立学校と朝鮮学校の場合を比較的視点で研究している。主著に、『日本の外国人学校――トランスナショナリティをめぐる教育政策の課題』(共編著、明石書店、2014年)、「公立学校における「任用の期限を附さない常勤講師」という〈問題〉」(『エトランデュテ』創刊号、2017年)など。

小さな地域と小さな学校-離島、廃校、移住者受け入れから考える の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:中島 勝住(編著)/中島 智子(編著)
発行年月日:2020/02/25
ISBN-10:4750349712
ISBN-13:9784750349718
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:283ページ
縦:19cm
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