ポスト・スポーツの時代 [単行本]
    • ポスト・スポーツの時代 [単行本]

    • ¥2,42073 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
ポスト・スポーツの時代 [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003251644

ポスト・スポーツの時代 [単行本]

価格:¥2,420(税込)
ゴールドポイント:73 ゴールドポイント(3%還元)(¥73相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:岩波書店
販売開始日: 2020/03/28
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ポスト・スポーツの時代 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    オリンピックから排除される義足アスリート、テストステロンによる性別判断、データ解析による戦術革命、認知機能を強化する育成テクノロジー、サイバスロンやeスポーツの興隆…。大きな転換期を迎えたスポーツの未来と、社会と向き合いながら競技の可能性を探るアスリートたちの試みを読み解く。二〇二〇年以降を見据えた、まったく新しいスポーツ論。
  • 目次

    序 章 ポスト・スポーツとは何か?
     1  身体(エンハンスメント)の強化とスポーツの窮状
     2  ポスト・スポーツへの移行──規律から制御へ
     3  データ革命──「偶然性」の縮小と「予測」の競争
     4  主体化を遂げるデータ/データが作る身体フォーム
     5  前‐個体性のスポーツ
     6  サイバスロンとeスポーツの登場
     7 「ポスト・スポーツ」論
     8  ポスト・スポーツの系譜学/社会を編みなおすエージェンシー
     9  「ポスト」という接頭辞について



    第I部 競技者とは誰か


    第1章 ポスト・スポーツの時代──ビッグデータと変容するスポーツ競技
     1  ビッグデータと新しいスポーツ・パラダイム
     2  野球とデータ革命
     3  リアルタイム分析とデータ化される身体
     4  新しいスポーツ資本主義──表象からビッグデータへ
     5  主体はどこへ?

    第2章 前‐個体性のスポーツ──制御される偶発性とテクノロジーに繋がった「身体図式」
     1  「ポスト・スポーツ」への移行
     2  制御される「偶然性」と「再現性」のテクノロジー
     3  テクノロジーに繋がれる「身体図式」
     4  前‐個体性のスポーツ──サイバスロンとeスポーツの登場



    第II部 転回するハビトゥス


    第3章 ハビトゥスなきハビトゥス──ポスト・スポーツの身体と現代におけるコミュニケーション
     1  知性/身体の分断と新たな融合
     2  「ゴールデン・ゲットー」──スポーツ社会学者と黒人アスリート
     3  社会的分業──身体の抑圧とスポーツの文明化
     4  ハビトゥスなきハビトゥス
     5  「コミュニケーション能力」とは何か?
     6  ポスト・スポーツ時代の身体──規律モデルから制御モデルへ
     7  身体のゆくえ


    第4章 視覚のハビトゥス──「黒人の身体能力神話」と「身体論ナショナリズム」
     1  非政治化されたスポーツ観戦
     2  現代の神話──黒人の身体能力
     3  可視性の場と「視覚のハビトゥス」
     4  非政治化された美学──リーフェンシュタールの新しい視覚
     5  身体表象と視覚のナショナリズム
     6  情動を制御する視覚のハビトゥス



    第III部 アスリートたちの闘い


    第5章 批判的ポスト・スポーツの系譜──抵抗するアスリートと「ソーシャル」の可能性
     1  批判的ポスト・スポーツ──「ソーシャルなアスリート」の登場
     2  ジョン・カーロス、再び
     3  「黒い拳」と表彰台のアプロプリエーション
     4  トラテロルコの虐殺と反オリンピック
     5  「出来事」がもたらす「別の可能性」
     6  多様性を内包する「ソーシャルなアスリート」

    第6章 記憶と身体の「ポスト・コロニアル」──モハメド・アリ、C・L・R・ジェームズ、黒い大西洋
     1  震える身体
     2  flash b(l)ack memory──「危機」としての身体
     3  動きのなかの「中断」、変容するリズム
     4  スポーツにおける「変容の政治学」
     5  C・L・R・ジェームズ──クリケットと美学と政治
     6  スポーツの「黒い大西洋」
     7  支配のただなかで支配に抗する──ポスト・スポーツの政治学



    第IV部 スポーツの未来


    第7章 「横乗り文化」と変容するライフスタイル──スノーボードの批判的滑走身体(クリティカル・ライディング)
     1  「横乗り文化」と新しいライフスタイルの出現
     2  「横乗り文化」の身体と「クリティカル・ライディング」
     3  スノーボード文化の発生──新しいレジャームーヴメントと抵抗文化
     4  「抵抗」と「セルアウト」
     5  グリーン・ラボ、DIY、オルタナティヴなライフスタイル



    あとがき

    参考文献
  • 出版社からのコメント

    データが変える競技、社会と向きあうアスリートたち。
  • 内容紹介

    ビッグデータやAIの導入、サイバスロンやeスポーツなどの新たな潮流、ソーシャルネットワークを利用し社会を変えていくアスリートたち――さまざまな現象を通して、巨大な転換点にあるスポーツの今を読み解く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山本 敦久(ヤマモト アツヒサ)
    1973年生まれ。長野県長野市出身。成城大学教授。専門はスポーツ社会学。スポーツの権力とアスリートによる支配への抵抗表現を主なテーマとして研究を続けている
  • 著者について

    山本 敦久 (ヤマモト アツヒサ)
    山本敦久(やまもと あつひさ)
    1973年生まれ。長野県長野市出身。成城大学教授。専門はスポーツ社会学。スポーツの権力とアスリートによる支配への抵抗表現を主なテーマとして研究を続けている。主な著書に『やっぱりいらない東京オリンピック』(共著、岩波ブックレット、2019年)、『反東京オリンピック宣言』(共編、航思社、2016年)、『身体と教養』(編著、ナカニシヤ出版、2016年)、『出来事から学ぶカルチュラル・スタディーズ』(共編、ナカニシヤ出版、2017年)、『オリンピック・スタディーズ』(共著、せりか書房、2004年)ほか。

ポスト・スポーツの時代 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:山本 敦久(著)
発行年月日:2020/03/26
ISBN-10:4000613987
ISBN-13:9784000613989
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:284ページ ※278,6P
縦:20cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:398g
他の岩波書店の書籍を探す

    岩波書店 ポスト・スポーツの時代 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!