きみのまちに未来はあるか?―「根っこ」から地域をつくる(岩波ジュニア新書) [新書]
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きみのまちに未来はあるか?―「根っこ」から地域をつくる(岩波ジュニア新書) [新書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2020/03/23
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きみのまちに未来はあるか?―「根っこ」から地域をつくる(岩波ジュニア新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    地域づくりに必要なものは何だろう?その土地にもともとある美しい自然やまちなみ、伝統、文化、コミュニティを、住民自身が宝物=「根っこ」と自覚し、開発や観光地化ではない方法で活かそうとする動きが、各地で増えてきている。金沢、水俣など、「根っこ」を育て、活かしつつ地域づくりを進める事例をもとに、未来へつづく地域のあり方を提案する。
  • 目次

    はじめに――地域の「根っこ」って何?


    序 章 私たちは「地域」とどう向きあうのか
     岐路にたつ日本社会/地域経済のたてなおし/「ローカル志向」「田園回帰」というトレンド/色あせる「会社」「組織」/「地域」が利潤追求のフロンティアに/消費される「地域」/「根っこ」を見つめなおす

    第1章 暮らしの「根っこ」を見つめなおす――福島県飯舘村の村おこしと原発事故
     福島は私たちに何を語りかけているのだろう/飯舘牛による「村おこし」/若い村民が力を発揮し自主的な住民組織も発足/「若妻の翼」で学んだ村の女性たち/村の暮らしの豊かさを地域づくりの柱に/村の「自立」の選択と女性による起業の広がり/カフェ「椏久里」の挑戦/評価された「本物」の価値/原発事故で奪われたものは何か

    第2章 ふるさと・地域を再生していこう――熊本県水俣市の「もやい直し」とその後
     水俣病と公害裁判/「企業城下町」水俣/「もやい直し」への動き/水俣病を前面に出したまちづくり/水俣の「根っこ」を見つめなおす/「もやい直し」の現在/公害・環境学習と地域振興/「甘夏」を通じて水俣病事件を伝える

    第3章 「根っこ」を活かしてまちの文化をつくろう――石川県金沢市に見る新たな挑戦
     地方都市における文化の「価値」/金沢の内発的発展とまちづくり/まちの文化的景観を守る/文化と経済が循環する/金沢の「地域らしさ」の「根っこ」にあるもの/地方都市経済の曲がり角/まちの雰囲気を変えた金沢21世紀美術館/文化の新潮流が生まれてきた/U・Iターン者による文化コーディネート/NPOによるまちづくり/多彩な文化まちづくりの試み/工芸文化の拠点都市をめざして/文化まちづくりで大事にしたいこと/北陸新幹線効果/観光化のジレンマ/「金沢シンドローム」が問いかけること/持続可能な観光のために/「金沢らしさ」とは何か

    第4章 過疎からの最先端――石川県奥能登に探る地域の未来過疎地域に探る未来
     の可能性/豊かだった半島地域/奥能登の近代化と過疎化/バブル崩壊後に農村産業の危機が顕在化/農村社会はどう変わったか/原発計画のくびき/地域政策の転換がはじまる/能登の里山里海が注目される/マイスタープログラムを通じたネットワーク/奥能登ではじまる里山ビジネス/大野長一郎さんのめざす炭焼きビレッジ/里地里山での暮らしを学ぶ/「まるやま組」が提案する里山暮らしのデザイン/奥能登に住むことを選択する/多就業スタイルの生活/支えあいの人的ネットワーク/里山里海の価値を実現する生き方/奥能登国際芸術祭が提起したもの/珠洲の風物が価値をもちはじめた/「根っこ」を大事にして地域を演出する

    第5章 「根っこ」から地域をつくる
     地域には「価値」がある/「モノづくり」から「コトづくり」へ/あるものを使う地域のリノベーション/「根っこ」を大事にした地域づくり/誰が「地域の価値」を創るのか/地域の「意味づけ」と観光開発/再生のストーリーをめぐる難しさ/リスク社会と「地域の価値」

    終 章 未来へのヒントを地域のなかに探る
     未来の経済へ向けたヒント/フローからストックの経済へ/モノの個人所有からシェアリング経済へ/地域プラットフォームを設計する/多業的な暮らし方へ/地域のOJTで職業能力を磨く/コミュニティの支えあいが起業をうながす/企業のあり方が変わる/私たちが地域をつくる、社会を変える


    おわりに――地域から未来をひらく
  • 出版社からのコメント

    今ある地域の宝物=「根っこ」と自覚したまちづくりを,未来へ続く地域の在り方として提案する.
  • 内容紹介

    地域づくりに必要なものは何だろう? 今、もともとある美しい自然やまちなみ、伝統、文化、コミュニティを、住民自身が宝物=「根っこ」と自覚し、開発や観光地化ではない方法・活かそうとする動きが増えている。金沢、水俣など、「根っこ」を育て、活かして地域づくりを進める事例をもとに、未来へ続く地域の在り方を提案する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    除本 理史(ヨケモト マサフミ)
    1971年、神奈川県生まれ。大阪市立大学大学院経営学研究科教授。博士(経済学、一橋大学)。専門は環境政策論・環境経済学。岩波書店『環境と公害』編集同人。公害問題を踏まえ、福島原発事故の賠償や被災地の復興を研究

    佐無田 光(サムタ ヒカル)
    1974年、神奈川県生まれ。金沢大学人間社会学域教授。博士(経済学、横浜国立大学)。専門は地域経済学。主な研究テーマは、サステイナビリティと地域経済
  • 著者について

    除本 理史 (ヨケモト マサフミ)
    除本理史(よけもと まさふみ)
    1971年、神奈川県生まれ。大阪市立大学大学院経営学研究科教授。博士(経済学、一橋大学)。専門は環境政策論・環境経済学。岩波書店『環境と公害』編集同人。公害問題を踏まえ、福島原発事故の賠償や被災地の復興を研究。著書に『公害から福島を考える』(岩波書店)など。

    佐無田 光 (サムタ ヒカル)
    佐無田 光(さむた ひかる)
    1974年、神奈川県生まれ。金沢大学人間社会学域教授。博士(経済学、横浜国立大学)。専門は地域経済学。主な研究テーマは、サステイナビリティと地域経済。共編著に『北陸地域経済学』(日本経済評論社)、『地域包括ケアとエリアマネジメント』(ミネルヴァ書房)。

きみのまちに未来はあるか?―「根っこ」から地域をつくる(岩波ジュニア新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:除本 理史(著)/佐無田 光(著)
発行年月日:2020/03/19
ISBN-10:4005009158
ISBN-13:9784005009152
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:200ページ
縦:18cm
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