「無罪」を見抜く―裁判官・木谷明の生き方(岩波現代文庫) [文庫]
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「無罪」を見抜く―裁判官・木谷明の生き方(岩波現代文庫) [文庫]

木谷 明(著)山田 隆司(聞き手・編)嘉多山 宗(聞き手・編)
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出版社:岩波書店
販売開始日: 2020/03/16
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「無罪」を見抜く―裁判官・木谷明の生き方(岩波現代文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    起訴されたら有罪率が非常に高い日本の刑事裁判。一方で、死刑などの重大事件で、再審の結果、無罪となるケースも出てきている。在職中、いくつもの無罪判決を出し、そのすべてを確定させた裁判官は、いかにして無罪を見抜いたのか。被告人、証拠と向き合う姿勢、裁判官と検察の関係などを率直に語る。現在の日本の司法制度を考える際に必読の書。
  • 目次

    岩波現代文庫版「はしがき」……………木谷 明
    まえがき……………木谷 明


    第一章 古里と疎開--囲碁棋士・木谷實、父からの期待
     父は囲碁棋士・木谷實/古里の記憶/国民学校に入学/父の応召と空襲/疎開暮らし/空襲で自宅焼失/戦後の暮らし/国民学校分校に転入/「パシリ」生活/思い出の先生/囲碁と才能/内弟子たち/内弟子との生活/家族より内弟子?/母のこと/勉強で“秘密特訓”

    第二章 法律家を目指して--高校での猛勉強と東大での反動
     平塚江南高校へ進学/入学時成績一番/東大に合格/猛勉強の反動/法学部の教授陣/司法試験に挑む/なぜ裁判官を志望?/大手銀行に内定/司法試験合格/司法修習時代に結婚/進路を考える/研修所の同期

    第三章 師との出会い、人生の転機に--裁判官の基本を磨く
     判事補任官、刑事部へ/勾留請求却下の日々/公判部に配置換え/「人生の師」との出会い/めでたく民事部へ/田宮裕先生と同じ電車に/民事部は「面白い」/最高裁事務総局刑事局付/局付は課に一人/緊張した「局議」/勉強の成果を本に/職場でのお酒/刑事局の面々/「刑事裁判で生きる」

    第四章 平賀書簡問題--「手紙届いた」福島重雄判事から相談
     札幌勤務/刑事のはずが民事に/平賀書簡問題の発端/福島判事をなだめる/裁判官会議で議論/所長処分を報道陣に発表/「福島処分」が問題化/白鳥事件/スポーツと旅行/「大激動」の札幌時代/無罪判決/富士高校放火事件/皇居乱入事件/名古屋勤務/裁判のやり方に戸惑う/通勤と私生活/若手を育てる/中日スタヂアム倒産に絡む特別背任事件

    第五章 最高裁調査官に--“黒衣”に徹した五年間
     転居めぐり妻に苦労/アジア極東犯罪防止研修所/最高裁調査官への内示/最高裁調査官の仕事/事件を「配点」するシステム/調査報告書/調査官室の「研究会」/裁判官による「審議」/調査のやり方と対象/判決を起案する/調査官解説/大法廷回付の判断/個別意見は誰が書く?

    第六章 憲法判例をつくる--「四畳半襖の下張」『月刊ペン』など
     「四畳半襖の下張」事件が配点される/裁判長が「棄却以外ない」/「判断方法」で判例抵触を避ける/すんなり研究会を通る/小法廷の審議/死刑について/「四畳半」と憲法/「壁」が厚い大法廷回付/『月刊ペン』事件の第一印象/実際は「木谷判決」/「刑法解釈に専ら関心」/エンタープライズ寄港阻止佐世保闘争事件/個別意見も書く/事実上の大法廷審議をする「小委員会方式」

    第七章 最高裁における事実認定審査のあり方--誤判・冤罪を防ぐ
     事実認定で苦労した事件/別件逮捕の判例を作り損なう

    第八章 調査官時代の思い出の事件--調査官解説は二五件
     鹿児島夫婦殺し事件と「柏」事件/その他の事件/「刑事調査官室の手引」

    第九章 三〇件に及ぶ無罪判決--被告人の言い分に耳を傾ける
     大阪高裁判事に/元被告人からの贈り物/すごく燃えた事件/無罪を示唆して差戻し/研究会--大阪刑事実務研究会など/浦和地裁へ/裁判官転勤考/初の部総括/浦和時代の無罪判決/取調べの可視化/覚せい剤の尿のすり替えが?/なぜ浦和で立て続けに無罪判決?/覚せい剤共同譲り受け事件/嬰児殺事件/近接所持の事件/木谷コートの議論/無罪判決の意義/無罪判決を書く時の注意点/無罪判決の前の迷い

    第一〇章 調布事件と少年の更生--「おかしいものはおかしい」
     東京高裁時代/少年事件の制度的な問題点/水戸地裁所長に/判事の人事/時期はずれの東京転勤

    第一一章 マイナリ事件、そして大学教授、弁護士--“冤罪の駆け込み寺”を
     マイナリ事件/勾留を求める申立てを斥ける/検察庁・検察官の問題点/裁判所・裁判官の問題点/なぜ有罪判決九九・九%/「検察官司法」/依願退官、公証人に/ロー・スクール教授に/法科大学院の問題/“冤罪の駆け込み寺”を


    あとがき……………山田隆司
    解 説……………門野 博
    木谷明年譜
  • 出版社からのコメント

    在職中いくつもの無罪判決を出し、その全てを確定させた裁判官は、いかにして無罪を見抜いたのか。
  • 内容紹介

    有罪率が非常に高い日本の刑事裁判。一方で、死刑などの重大事件で、再審の結果、無罪となるケースも出てきている。在職中、いくつもの無罪判決を出し、そのすべてが確定した裁判官は、いかにして無罪を見抜いたのか。被告人、証拠と向き合う姿勢、裁判官と検察の関係などを率直に語る。現在の日本の司法制度を考える際に必読の書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    木谷 明(キタニ アキラ)
    1937年生まれ。60年司法試験合格、61年東京大学法学部卒業。63年任官、最高裁調査官、水戸地裁所長、東京高裁部総括判事などを歴任。2004年、法政大学法科大学院教授。現在は弁護士

    山田 隆司(ヤマダ リュウジ)
    1962年生まれ。2008年大阪大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。読売新聞記者を経て、創価大学法学部教授

    嘉多山 宗(カタヤマ ツカサ)
    1964年生まれ。創価大学法学部卒業。91年司法試験合格。94年弁護士登録。創価大学法科大学院教授
  • 著者について

    木谷 明 (キタニ アキラ)
    木谷 明(Akira Kitani)
    1937年生まれ。60年司法試験合格、61年東京大学法学部卒業。63年任官、最高裁調査官、水戸地裁所長、東京高裁部総括判事などを歴任。2004年、法政大学法科大学院教授。現在は弁護士。

    山田 隆司 (ヤマダ リュウジ)
    嘉多山 宗(Tsukasa Katayama)
    1964年生まれ。創価大学法学部卒業。91年司法試験合格。94年弁護士登録。創価大学法科大学院教授。

    嘉多山 宗 (カタヤマ ツカサ)
    嘉多山 宗(Tsukasa Katayama)
    1964年生まれ。創価大学法学部卒業。91年司法試験合格。94年弁護士登録。創価大学法科大学院教授。

「無罪」を見抜く―裁判官・木谷明の生き方(岩波現代文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:木谷 明(著)/山田 隆司(聞き手・編)/嘉多山 宗(聞き手・編)
発行年月日:2020/03/13
ISBN-10:4006033206
ISBN-13:9784006033200
旧版ISBN:9784000022293
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:法律
言語:日本語
ページ数:431ページ ※429,2P
縦:15cm
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