近代芸能文化史における「壺坂霊験記」-生人形から浄瑠璃、そして歌舞伎・講談・浪花節へ(シリーズ文化研究<4>) [単行本]
    • 近代芸能文化史における「壺坂霊験記」-生人形から浄瑠璃、そして歌舞伎・講談・浪花節へ(シリーズ文化研究<4>) [単行本...

    • ¥8,580258 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003253833

近代芸能文化史における「壺坂霊験記」-生人形から浄瑠璃、そして歌舞伎・講談・浪花節へ(シリーズ文化研究<4>) [単行本]

価格:¥8,580(税込)
ゴールドポイント:258 ゴールドポイント(3%還元)(¥258相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月2日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:ひつじ書房
販売開始日: 2020/03/09
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

近代芸能文化史における「壺坂霊験記」-生人形から浄瑠璃、そして歌舞伎・講談・浪花節へ(シリーズ文化研究<4>) の 商品概要

  • 目次

    序章 はじめに


    第一部 成立

    第一章 西国霊場の霊験譚
    一―一 西国霊場と壺阪寺
    一―二 宗教的物語としての沢市開眼譚
    一―三 歌川豊国の錦絵『観音霊験記』
    一―四 結び

    第二章 生人形
    二―一 松本喜三郎の『観音霊験記』―東京
    二―二 松本喜三郎の『観音霊験記』―大阪
    二―三 生人形『観音霊験記』における沢市開眼譚
    二―四 結び

    第三章 浄瑠璃
    三─一 明治一二年の『西国三拾三所 観音霊場記』
    三─二 明治二〇年の『観音霊験記 三拾三所花野山』
    三─三 夫婦の物語としての『壺坂霊験記』
    三─四 結び


    第二部 展開

    第四章 歌舞伎
    四―一 悪者・雁九郎の登場
    四―二 歌舞伎『壺坂霊験記』の配役
    四―三 二つのバージョンの成立
    四―四 早替りという演出への評価
    四―五 結び
    付論 勝諺蔵『西国三拾三所 観音霊験記』
    四―六 題材と趣向
    四―七 勝諺蔵『観音霊験記』における沢市開眼譚
    四―八 付論結び

    第五章 講談
    五―一 『壺坂霊験記』の講談化
    五―二 旭堂南陵の『壺坂霊験記』
    五―三 清草舎英昌の『壺坂霊験 お里沢市』
    五―四 結び

    第六章 浪花節
    六―一 SPレコードにおける詞章
    六―二 新聞ラジオ面における詞章
    六―三 浪花節『壺坂霊験記』の典拠および特質
    六―四 浪花亭綾太郎の『壺坂霊験記』
    六―五 結び

    第七章 芸能から宗教へ
    七―一 宗教と芸能
    七―二 生人形『観音霊験記』の影響
    七―三 浄瑠璃『壺坂霊験記』の影響
    七―四 結び

    第三部 時代性

    第八章 改良
    八─一 「音曲改良の趣意」
    八─二 『壺坂霊験記』における「音曲改良」
    八─三 更なる改良
    八─四 結び

    第九章 読まれ方の変遷
    九─一 貞節をめぐる物語
    九─二 夫婦愛の物語という読み方
    九─三 貞節から夫婦愛へ
    九─四 結び

    参考文献
    付録一 (解題・翻刻)加藤富三郎編輯・出版『西国順拝生木偶評判新報第一号』
    付録二 (解題・翻刻)豊沢新三郎使用『西国三十三所 壺坂寺の場』
    あとがき
    索引
  • 内容紹介

    『壺坂霊験記』は、明治20年(1887)に浄瑠璃として初演されたのちに歌舞伎や講談、浪花節でも上演されて人気を博した。妻の献身と観音の霊験により盲目の男が開眼するというストーリーや、お里・沢市という登場人物は広く人々に親しまれている。本書は、近代芸能史上にユニークな位置を占めるこの作品について、宗教的物語が芸能化してさまざまなジャンルに展開する過程をたどり、時代背景からその特質を明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    細田 明宏(ホソダ アキヒロ)
    1967年大分県生まれ。2001年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。京都大学修士(人間・環境学)。現在、帝京大学教授
  • 著者について

    細田 明宏 (ホソダ アキヒロ)
    細田明宏(ほそだあきひろ)

    〈略歴〉1967年大分県生まれ。2001年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。京都大学修士(人間・環境学)。現在、帝京大学教授。

    〈主要論文〉「義太夫節浄瑠璃における口伝と観客/聴客-語りの構造と「前受け(客受け)」」『比較日本文化研究』18(比較日本文化研究会、2016年)、「文楽の三人遣いにおける左遣いと足遣い」『比較文化-グローバルコミュニケーション』(英光社、2015年)ほか。

近代芸能文化史における「壺坂霊験記」-生人形から浄瑠璃、そして歌舞伎・講談・浪花節へ(シリーズ文化研究<4>) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ひつじ書房
著者名:細田 明宏(著)
発行年月日:2020/02/20
ISBN-10:4823410262
ISBN-13:9784823410260
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:芸術総記
言語:日本語
ページ数:267ページ
縦:22cm
他のひつじ書房の書籍を探す

    ひつじ書房 近代芸能文化史における「壺坂霊験記」-生人形から浄瑠璃、そして歌舞伎・講談・浪花節へ(シリーズ文化研究<4>) [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!