徒然草―無常観を超えた魅力(中公新書) [新書]
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徒然草―無常観を超えた魅力(中公新書) [新書]

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出版社:中央公論新社
販売開始日: 2020/03/18
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徒然草―無常観を超えた魅力(中公新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    鎌倉時代末期、兼好法師が著した日本文学屈指の古典『徒然草』。自然の移ろいに美を見いだし、死や老いが主題の随想を含むため「無常観の文学」という理解が主流だ。しかし、ベストセラーだった江戸時代には多様な読み方がなされた。江戸幕府に仕えた儒者の林羅山は儒教に基づく注釈書を作り、近松門左衛門は浄瑠璃で兼好を色男として描いた。本書は『徒然草』の知られざる章段や先達の読みを通して奥深さと魅力に迫る。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    序章 徒然草の誕生
    第1章 「つれづれ」とは何か
    第2章 教科書に載らない章段
    第3章 兼好の巧みな話芸
    第4章 黙読だけではない楽しみ方
    第5章 古典としてのポテンシャル
    終章 再び「つれづれ」とは何か
  • 出版社からのコメント

    『徒然草』は、恋の指南書であり、落語の原型だった!? 教科書に載らない章段や、近世の人々の読みをヒントに、魅力を味わい尽くす
  • 内容紹介

    鎌倉時代末期に兼好法師によって書かれた日本文学史上屈指の古典『徒然草』。現在は「無常観の文学」との理解が主流だ。しかし、ベストセラーだった江戸時代には、もっと多様な読み方がされていた。江戸幕府に仕えた儒学者の林羅山は儒教に基づく注釈書を作り、近松門左衛門は兼好法師を色男として浄瑠璃の題材にした。本書は『徒然草』の知られざる章段や先達の読みを通じて、その奥深さに迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    川平 敏文(カワヒラ トシフミ)
    1969年福岡県生まれ。九州大学大学院博士後期課程修了。九州大学准教授。博士(文学)。熊本県立大学文学部助教授、准教授を経て、2010年より現職。専攻は日本近世文学・思想史。著書『徒然草の十七世紀』(岩波書店、2015年/やまなし文学賞、角川源義賞受賞)ほか
  • 著者について

    川平 敏文 (カワヒラトシフミ)
    川平敏文

    1969年福岡県生まれ。九州大学大学院博士後期課程修了。九州大学博士(文学)。熊本県立大学文学部助教授、准教授を経て、2014年より現職。専攻は日本近世文学・思想史。著書 『兼好法師の虚像』(平凡社選書、2006年)、『徒然草の十七世紀』(岩波書店、2015年/やまなし文学賞、角川源義賞受賞)ほか

徒然草―無常観を超えた魅力(中公新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:中央公論新社
著者名:川平 敏文(著)
発行年月日:2020/03/25
ISBN-10:4121025857
ISBN-13:9784121025852
判型:新書
対象:教養
発行形態:新書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:286ページ
縦:18cm
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