東南アジア大陸部の戦争と地域住民の生存戦略―避難民・女性・少数民族・投降者からの視点 [単行本]
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東南アジア大陸部の戦争と地域住民の生存戦略―避難民・女性・少数民族・投降者からの視点 [単行本]

瀬戸 裕之(編著)河野 泰之(編著)
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出版社:明石書店
販売開始日: 2020/02/17
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東南アジア大陸部の戦争と地域住民の生存戦略―避難民・女性・少数民族・投降者からの視点 の 商品概要

  • 目次

     はしがき
     調査対象地地図

    序論 東南アジア大陸部の戦争と地域住民の生存戦略をみる視点[瀬戸裕之/河野泰之]
     1.本研究における問題意識
     2.「東南アジア大陸部の戦争」に着目する意義
     3.「地域住民の生存戦略」に着目する意義
     4.研究手法としてのオーラル・ヒストリーの重視
     5.各地域の戦争の概要と生存戦略をみる視点
     6.本書の構成

    第Ⅰ部 国家政策からの選択的逸脱が生存戦略となった事例

    第1章 総力戦期における北部ベトナムの地域住民の生存戦略――銃後の女性たちの経験と語りから[岩井美佐紀]
     はじめに
     1.調査地と方法論
     2.総力戦と地域住民の生存戦略
     3.女性たちの経験から銃後の家族の生存戦略を考える
     4.家族と地域の生存戦略を支えるケアの倫理
     まとめ

    第2章 低強度戦と東北タイ辺境開発史への背理/合理を生きた50年――ある共産党拠点跡地に暮らす農民らの半生から[倉島孝行]
     はじめに
     1.東北タイ辺境開拓史概観――森林/農地フロンティア地帯を例に
     2.CPT対タイ政府攻防史――治安当局の動向と戦略を中心に
     3.東北タイの一CPT拠点とその周辺農民4名の半生
     まとめ

    第Ⅱ部 生業転換が生存戦略となった事例

    第3章 ラオス中部地域にみる被戦争社会の変容と地域住民の生存戦略――戦争期の組織的移住と生活再建を中心に[瀬戸裕之]
     はじめに
     1.ラオス中部地域における戦争の性格と展開
     2.内戦期における中部地域住民の戦争経験
     3.ヴィエンチャン県における戦争避難民による社会変容
     まとめ

    第4章 ポル・ポト時代後の内戦下における女性たちの生計戦略――カンボジア・シェムリアップ市を事例として[佐藤奈穂]
     はじめに
     1.カンボジアの内戦と女性
     2.内戦下のシェムリアップ市内の状況
     3.ポル・ポト時代以降の女性の生計維持
     まとめ

    第5章 山茶が動かす冷戦史――冷戦期タイ国北部山地における人口構成の変遷[片岡樹]
     はじめに
     1.タイ山地社会における冷戦と人口変動の概略
     2.民養村周辺の歴史
     3.山茶をめぐる民族間関係
     まとめ

    第Ⅲ部 宗教活動が生存戦略となった事例

    第6章 ミャンマーにおける戦争と中国国境周辺地域の変容――少数民族タアーン(パラウン)の生存の技法[小島敬裕]
     はじめに
     1.ミャンマー北部における独立後の戦争の特徴
     2.タアーン民族解放軍(TNLA)の主張
     3.タアーン族の村人たちの生存戦略
     4.タアーン族避難民の都市部寺院への受け入れ
     まとめ

    第7章 マージナルな存在を生きる――ベトナム南部カトリック信徒の戦中・戦後史[大野美紀子]
     はじめに
     1.解放区から入植地へ,そして穀倉地帯へ――ドンタップムオイ地域の変貌
     2.調査地カィンフン村における宗教概況
     3.戦時下に生きる家族の離散と放浪――インフォーマントの紹介
     4.「戦後」地域社会の変化
     5.地域社会の中でマージナルな存在を生きる
     6.カトリックを巡る地域社会の変化
     まとめ

    おわりに 戦中・戦後の生存戦略と被戦争社会に関する仮説[瀬戸裕之/河野泰之]
     1.本書で扱った各事例からみる地域住民の生存戦略
     2.被戦争社会における社会変容に関する仮説

     関連年表
     索引
     あとがき
     編著者・執筆者紹介
  • 内容紹介

    長期にわたり種々の戦争が継続した東南アジア大陸部において、犠牲者としてのみ見られがちな地域住民は戦中・戦後の社会変化にどのような「生存戦略」をもって関わってきたのか。オーラルヒストリーを重視し、勝者の戦後史とは異なる「被戦争社会」の実相を描く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    瀬戸 裕之(セト ヒロユキ)
    新潟国際情報大学国際学部准教授。名古屋大学大学院国際開発研究科博士後期課程満期退学、学術博士

    河野 泰之(コウノ ヤスユキ)
    京都大学東南アジア地域研究研究所教授。東京大学農学系研究科博士課程修了、農学博士
  • 著者について

    瀬戸 裕之 (セト ヒロユキ)
    新潟国際情報大学国際学部准教授。
    名古屋大学大学院国際開発研究科博士後期課程満期退学,学術博士。
    主な著作に,『現代ラオスの中央地方関係――県知事制を通じたラオス人民革命党の地方支配』(京都大学学術出版会,2015年),「司法省元高官の視点からみるラオス現代史――フイ・ポンセーナー博士の経験から」(『新潟国際情報大学国際学部紀要』4:21-42,2019年),「1991年憲法制定前におけるラオス地方議会法制の変遷――1988年地方人民議会選挙とその帰結を中心に」(『アジア法研究』2015:241-260,2016年)など。

    河野 泰之 (コウノ ヤスユキ)
    京都大学東南アジア地域研究研究所教授。
    東京大学農学系研究科博士課程修了,農学博士。
    主な著作に,『論集モンスーンアジアの生態史 第1巻 生業の生態史』(弘文堂,2008年),『地球圏・生命圏・人間圏――持続型生存基盤とは何か』(京都大学学術出版会,2010年),『地球圏・生命圏の潜在力――熱帯地域社会の生存基盤』(京都大学学術出版会,2012年)など。

東南アジア大陸部の戦争と地域住民の生存戦略―避難民・女性・少数民族・投降者からの視点 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:瀬戸 裕之(編著)/河野 泰之(編著)
発行年月日:2020/02/10
ISBN-10:4750349615
ISBN-13:9784750349619
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:324ページ
縦:22cm
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