化学がめざすもの [単行本]
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化学がめざすもの [単行本]

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出版社:京都大学学術出版会
販売開始日: 2020/04/06
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化学がめざすもの [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    私たちの日常は化学でできている。化学を知らなければ、危険だらけ―古代ギリシャに遡る化学の成り立ちから、デジタルテクノロジーとの融合における最新の成果、そして化学がこれからの私たちの生活・環境になにをもたらすのか、深く丁寧に解説。現代社会を生きるうえで知っておくべき英知とリスク。「科目選択」せずに素通りしてしまった人たちに贈る、深く広大な「物質」の世界への道案内。
  • 目次

    本書がめざすもの
    まえがき

    第Ⅰ部 化学の生い立ち
    1 化学はなぜ生まれたのか
     a)人間の欲望を満たすために
     b)生きていくうえで必要なもの
    2 化学のおもしろさ
     a)知的好奇心の対象としての化学
     b)物質の理解と鍵となる式
    3 化学の源流
     a)ギリシャ人の物質観と元素、原子の概念
     b)錬金術と医化学
    4 近代化学への道
     a)気体化学の発展
     b)ラヴォアジェによる化学革命
     c)原子説
     d)電池の発明と化学
     e)アヴォガドロの仮説と分子
     f)元素の周期性の発見と周期表
    5 生気論から生命の化学へ
     a)有機化学のめざましい発展
     b)炭素の正四面体説と立体化学
     c)有機化合物の物理的な理解
     d)高分子の開発
     e)生命現象を化学で解き明かす
     f)光合成
    6 熱の化学から、化学統計学へ
     a)熱と仕事とエントロピー
     b)粒子モデルと統計論
     c)ボルツマン分布
     d)熱力学から物理化学と分析化学が発展した
    7 量子論の誕生
     a)古典物理学では説明できない現象
     b)粒子性と波動性
     c)化学結合はなぜできるのか
    8 化学反応の探求
     a)化学反応を起こしたい
     b)身近で基本的な化学反応
     c)化学反応の理論的な研究
     d)界面での化学反応
     e)核反応と放射能

    COLUMN 1 近代化学の日本への導入と宇田川榕菴
    COLUMN 2 近代化学の創始者:ラヴォアジェ
    COLUMN 3 近代的な原子説の創始者:ドルトン
    COLUMN 4 マイケル・ファラデー
    COLUMN 5 メンデレーエフと元素の周期表
    COLUMN 6 リービッヒと化学教育の改革
    COLUMN 7 ライナス・ポーリングとタンパク質およびDNAの構造
    COLUMN 8 ボルツマンと原子・分子の実在性
    COLUMN 9 ラングミュアと表面・界面化学の発展
    COLUMN 10 マリー・キュリーの栄光と悲劇
    COLUMN 11 ラザフォードと放射能の研究

    第Ⅱ部 化学のいま
    1 現代の化学とはどのようなものなのだろう
     a)自然科学の4 分野の中での化学の位置
     b)現実の「もの」と理論上の「物質」
    2 コンピューターを使った理論化学
     a)分子の構造とエネルギーを計算する
     b)分子シミュレーション― 凝縮相についての計算機実験
    3 化学の研究は観測から
     a)回折法― 物質の構造とその変化を探る
     b)分子分光― 光を使って物質を解き明かす
     c)磁気共鳴― スピンを使って観測する
     d)顕微鏡― 物質の微細構造を観察する
    4 化学における分析
     a)元素分析― 物質の構成元素とその割合を調べる
     b)質量分析― 質量別の成分量を調べる
     c)赤外分光分析法― 分子の指紋を調べる
    5 化学反応の最先端研究
     a)光励起分子の反応の追跡
     b)素反応過程とは
     c)反応機構の理論的理解
     d)高機能触媒
    6 新しい素材を創る材料化学
     a)新元素、新分子、新物質
     b)特殊な電気伝導性
     c)光と色の化学素材
     d)プラスチック
     e)界面を探って新たな物質を創り出す
    7 有機分子と生命の化学
     a)有機合成法の飛躍的な進歩
     b)超分子
     c)天然物を合成する
     d)RNAとDNAの構造と働き

    COLUMN 1 量子化学理論計算のソフトウェア
    COLUMN 2 光はどっちを通過したのか?
    COLUMN 3 ラウターバーとMRI の発明
    COLUMN 4 宇宙からの地上の観測、地上での宇宙の観測
    COLUMN 5 放射性同位体分析による年代測定
    COLUMN 6 ロザリンド・フランクリンとDNAの構造解明

    第Ⅲ部 化学の応用と社会
    1 近代文明は物質に支えられている
     a)化学産業の果たす役割
     b)アンモニアの合成が近代社会を築いた
     c)ナイロンができて生活が変わった
    2 物質資源の利用とその廃棄
     a)化石燃料(天然ガス、石炭、石油)
     b)金属(コモンメタルとレアメタル)
     c)プラスチック(合成樹脂)
     d)自然の資源(空気、水、樹木)
    3 地球環境とエネルギー
     a)地球上での物質の変化と循環
     b)化学物質と地球環境―環境化学―
     c)我が国の電源構成
     d)原子力発電か再生可能エネルギーか
    4 健康と医療
     a)医療に使われる化学物質
     b)ビタミンとは何か
     c)人体の内部を化学で調べる
    5 これからの化学と社会は
     a)IT機器とAIに依存する社会
     b)化学物質と自然の共存
     c)我が国の化学と国際社会
     d)基礎学術研究をベースに21 世紀の化学を

    COLUMN 1 高分子(ポリマー)化学と社会
    COLUMN 2 燃料電池、太陽電池、リチウム電池

    あとがき
    図版・写真出典
    索  引
  • 内容紹介

    古代ギリシャに遡る成り立ちから、デジタルテクノロジーとの融合における最新の成果、そして化学がこれからの私たちの生活・環境になにをもたらすのか、深く丁寧に解説する。現代社会を生きるうえで知っておくべき英知とリスク。

    図書館選書
    古代ギリシャに遡る成り立ちから、デジタルテクノロジーとの融合における最新の成果、そして化学がこれからの私たちの生活・環境に何をもたらすのか、深く丁寧に解説する。現代社会を生きるうえで知っておくべき英知とリスク。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    馬場 正昭(ババ マサアキ)
    1977年京都大学理学部卒業。1979年京都大学大学院理学研究科修士課程修了。分子科学研究所文部技官、神戸大学理学部助手、京都大学教養部、総合人間学部助教授、京都大学大学院理学研究科教授を歴任した。京都大学名誉教授。京都大学理学博士。専門は物理化学、量子化学、レーザー分子分光学

    廣田 襄(ヒロタ ノボル)
    1959年京都大学理学部卒業。1963年米国ワシントン大学文理学部大学院博士課程修了、Ph.D.シカゴ大学フェルミ研究所博士研究員、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校助教授、準教授、教授、京都大学理学部教授を歴任した。京都大学名誉教授。専門は物理化学、とくに電子スピン共鳴によるラジカルと励起三重項状態の研究
  • 著者について

    馬場 正昭 (ババ マサアキ)
    1977年 京都大学理学部卒業
    1979年 京都大学大学院理学研究科修士課程修了
    分子科学研究所文部技官、神戸大学理学部助手、京都大学教養部、総合人間学部助教授、京都大学大学院理学研究科教授を歴任した。京都大学名誉教授。京都大学理学博士。
    専門 物理化学、量子化学、レーザー分子分光学
    著書
    『現代物理化学』(共著)、化学同人、2015年
    『 教養としての基礎化学―身につけておきたい基本の考え方』、化学同人、2011年
    『基礎量子化学―量子論から分子をみる』、サイエンス社、2004年

    廣田 襄 (ヒロタ ノボル)
    1959年 京都大学理学部卒業
    1963年 米国ワシントン大学文理学部大学院博士課程修了、Ph.D.
    シカゴ大学フェルミ研究所博士研究員、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校助教授、準教授、教授、京都大学理学部教授を歴任した。京都大学名誉教授。
    専門 物理化学、とくに電子スピン共鳴によるラジカルと励起三重項状態の研究
    著書
    『現代化学への招待』(編)、朝倉書店、2001年
    『現代化学史―原子・分子の科学の発展』、京都大学学術出版会、2013年
    “A History of Modern Chemistry,” Kyoto Univ. Press/ Trans Pacific Press, 2016

化学がめざすもの [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:京都大学学術出版会
著者名:馬場 正昭(著)/廣田 襄(著)
発行年月日:2020/04/05
ISBN-10:4814002661
ISBN-13:9784814002665
判型:A5
対象:教養
発行形態:単行本
内容:化学
言語:日本語
ページ数:262ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:1cm
重量:390g
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