日本語の歴史(コーパスで学ぶ日本語学) [全集叢書]
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日本語の歴史(コーパスで学ぶ日本語学) [全集叢書]

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出版社:朝倉書店
販売開始日: 2020/05/07
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日本語の歴史(コーパスで学ぶ日本語学) [全集叢書] の 商品概要

  • 目次

    第1章 コーパスでとらえる日本語の歴史 〔田中牧郎〕
    1 日本語の歴史とは
    2 コーパスとは
    3 『日本語歴史コーパス』とは
    4 表記の変遷の調査の例―「話す」の表記―
    コラム 表記調査とコーパスの本文
    5 語の意味の変遷の調査の例―「話す」の意味変化―
    6 文法の変遷の調査の例―「ぞ」「なむ」「こそ」による係り結び―
    7 本書の特徴

    第2章 奈良時代 〔鴻野知暁〕
    導入 『万葉集』にはどのような助詞があるか
    例題1 「や+も」は『万葉集』でどのように使われているか
    演習1 奈良時代に特有の助動詞と平安時代に使われ始める助動詞は何か
    例題2 「思ふ」は『万葉集』の中ではどのように使われているか
    演習2 恋に関係する複合名詞はどのように使われているか
    例題3 「キ」の万葉仮名表記にはどのような漢字が使われているか
    演習3 ア行・ヤ行の「エ」とワ行の「ヱ」の万葉仮名表記にはどのような漢字が使われているか
    例題4 格助詞「の」と「が」の上にはどのような普通名詞がつくか
    コラム 『万葉集』の表記について

    第3章 平安時代 〔須永哲矢〕
    導入 「をかし」と「あはれ」の出現頻度は作品ごとに傾向があるか
    例題1 平安時代のク語法が現れる本文種別、ク語法が使われる語について考える
    演習1 「ず」のク語法の上接語、時代や作品ごとの傾向を調べる
    例題2 撥音便化は、どのような動詞に起こるのか、作品によって現れ方に偏りはあるのか
    演習2 イ音便、撥音便、ウ音便の広がりや定着について考える
    コラム コーパス=活字化・電子化された文字資料を使うということの注意点
    例題3 「べからず」と「まじ」はどう違うのか
    演習3 和文中で漢文訓読系の表現はどの程度見出せるのか
    例題4 下二段活用の「給ふ」はどのような動詞に付くのか
    演習4 下二段活用の「給ふ」の用例やその現れ方に特徴がないか

    第4章 鎌倉時代 〔池上 尚〕
    導入 「拝む」「礼拝」は、どのような作品・文体で使用されやすいか
    例題1 形容動詞として使われる語種に、平安時代と鎌倉時代とでどんな違いがあるか
    コラム 鎌倉時代の日本語資料
    演習1 漢語の作品別の頻度から、語種と文体との関係を考える
    例題2 「やうなり」「ごとし」の作品による使用比率の偏りを調べる
    演習2 『今昔物語集』における「(さ)す」「しむ」の巻別頻度から、文体差について考える
    例題3 鎌倉時代を中心に、「聞く」の意味の歴史的変化を考える
    演習3 鎌倉時代を中心に、「尋ぬ」の意味の歴史的変化を考える

    第5章 室町時代 〔渡辺由貴〕 
    導入 『虎明本狂言集』における「受ける」の語形を活用形別に整理する
    例題1 下二段活用動詞の終止形終止と連体形終止について調べる
    演習1 文語サ変動詞の終止形終止と連体形終止について調べる
    例題2 サ行四段活用動詞の音便形について考える
    演習2 現代語と異なる室町時代の音便にはどのような形があるか
    コラム1 狂言とキリシタン資料の言葉
    例題3 『虎明本狂言集』ではどのようなオノマトペが使われているか
    演習3 キリシタン資料ではどのようなオノマトペが使われているか
    コラム2 室町時代の口語資料としての抄物

    第6章 江戸時代 〔市村太郎〕
    導入 洒落本における「だ」「じゃ」「なり」の地域別の頻度に特徴はあるか
    例題1 洒落本の会話文で用いられやすい助動詞とそうでない助動詞はどう違うか
    コラム 江戸時代の文語資料
    演習1 洒落本の終助詞の会話文での出現傾向を調べる
    例題2 洒落本の会話文中の助動詞には地域による違いがあるか
    演習2 洒落本の会話文中の助動詞や助詞に性別による違いはあるか
    例題3 洒落本に見られる外来語を室町時代や平安時代の外来語と比べる
    演習3 「旦那」の意味・用法はどう変わったか

    第7章 明治・大正時代 〔田中牧郎〕
    導入 「ベースボール」と「野球」は歴史的にどういう関係にあるか
    例題1 明治時代前期の外来語の変化とその背景について考える
    コラム1 文体差を考慮した語種構成比率の時代間比較
    演習1 明治時代前期の西洋語の借用と翻訳について考える
    例題2 「敏感」はいつから使われ始め、いつごろ定着したか 
    演習2 「活躍」「努力」の登場と定着
    例題3 断定の助動詞が「なり」から「だ」へと交替していく過程をとらえる
    コラム2 文学者による言文一致運動
    演習3 助動詞の使われ方から言文一致の過程を考える

    付録 『日本語歴史コーパス』利用の基礎 〔田中牧郎〕
    1 『日本語歴史コーパス』と「中納言」
    2 検索対象
    3 キー
    4 検索動作
    5 検索結果の列情報
    6 検索条件式による検索
    7 ワイルドカード
    8 Excelによるデータ集計の例―『伊勢物語』の語彙の分析―
    9 おわりに

    索引
  • 出版社からのコメント

    日本語の歴史をコーパスで読み解くために
  • 内容紹介

    日本語の歴史をコーパスで調査・研究する手法を学ぶ入門書。豊富な例題と演習で、実際にコーパスに触りながら理解を深める。〔内容〕コーパスでとらえる日本語の歴史/奈良時代/平安時代/鎌倉時代/室町時代/江戸時代/明治・大正時代
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    田中 牧郎(タナカ マキロウ)
    明治大学国際日本学部教授。東京工業大学大学院社会理工学研究科博士後期課程修了、博士(学術)。専門は日本語学。コーパスを活用した現代語彙の研究や、語彙の歴史の研究を行っているほか、言語問題の把握や国語教育に資する語彙研究に取り組んでいる

    鴻野 知暁(コウノ トモアキ)
    東京大学大学院人文社会系研究科助教。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程修了、博士(学術)。専門は日本語文法史。係り結びの構文現象の解明に取り組み、近年はコーパスを活用した日本語研究を行うことを試みている

    須永 哲矢(スナガ テツヤ)
    昭和女子大学人間文化学部准教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学、修士(文学)。専門は古典語コーパス。コーパスを活用した国語教育に取り組んでいる

    池上 尚(イケガミ ナオ)
    埼玉大学教育学部准教授。早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程修了、博士(学術)。専門は日本語学(日本語史・語彙論)。感覚・感情語彙の意味変化を中心に語彙史の研究を進めている

    渡辺 由貴(ワタナベ ユキ)
    名古屋女子大学文学部講師。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。専門は日本語史。文末表現や複合辞の研究に取り組んでいる
  • 著者について

    田中 牧郎 (タナカ マキロウ)
    明大

日本語の歴史(コーパスで学ぶ日本語学) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:朝倉書店
著者名:田中 牧郎(編著)/鴻野 知暁(著)/須永 哲矢(著)/池上 尚(著)/渡辺 由貴(著)/市村 太郎(著)
発行年月日:2020/05/01
ISBN-10:4254516541
ISBN-13:9784254516548
判型:A5
発売社名:朝倉書店
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:日本語
言語:日本語
ページ数:180ページ
縦:21cm
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