障害者と表現活動―自己肯定と承認の場をはぐくむ [単行本]
    • 障害者と表現活動―自己肯定と承認の場をはぐくむ [単行本]

    • ¥2,42073 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月9日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003255597

障害者と表現活動―自己肯定と承認の場をはぐくむ [単行本]

価格:¥2,420(税込)
ゴールドポイント:73 ゴールドポイント(3%還元)(¥73相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月9日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:水曜社
販売開始日: 2020/04/01
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

障害者と表現活動―自己肯定と承認の場をはぐくむ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    イギリスの障害者運動の歴史、東京五輪・パラリンピックがモデルとするロンドン2012のアンリミテッド・プロジェクトをふり返り、社会的排除が社会問題として注目される世界的動向や背景を考察。経済的価値のみならず、新しい社会的価値を創出する途を示す。
  • 目次

    はじめに

    第1章 社会的排除の克服に求められる“ 承認” と“ セルフエスティーム”
    1.社会政策に求められる承認
    2.社会的排除/包摂と就労、承認の関係
    3.セルフエスティームとwell-being
    4.社会連帯経済という選択肢
    5.イタリアの社会的協同組合
    6.イタリアの精神医療改革と演劇
    7.創造都市ボローニャと演劇
    8.アルテ・エ・サルーテ劇団の実践
    9.プロセスをともに経験することから

    第2章 アンリミテッドとイギリスの障害者アート・ムーブメント
    1.イギリスの文化政策の転換
    2.ロンドン五輪文化プログラムへの期待
    3.アンリミテッドとは
    4.ロンドン五輪後のアンリミテッドの展開
    5.障害観の転換をめざすシェイプ
    6.芸術家を支えるアーツアドミン
    7.ロンドン五輪で何を伝えるのか
    8.イギリスにおける障害者運動と障害者アート・ムーブメント
    9.公的支援が行われるようになった背景

    第3章 福祉well-being に必要な表現活動
    1.社会政策が変遷していった背景
    2.ケインズの構想した社会
    3.創造的な定常期への移行を
    4.労働観の変遷
    5.近代の労働が生み出した“ 障害者”
    6.日本における70 年代以降の社会保障の変化
    7.日本の障害者雇用政策のあゆみ
    8.自己に対する肯定的な感覚こそ
    9.一人ひとりの潜在能力を発揮する契機となる表現活動:片山工房(神戸市)
    ・障害者との出会いがもたらしたもの
    ・表現活動は能動的になれるツール
    ・「待つ」ことからのはじまり
    ・なんのための表現か

    第4章 文化基盤型社会的企業を志向する福祉施設の取り組み
    1.社会的企業とは
    2.存在の肯定がもたらす仕事:カプカプ(横浜市)
    ・“ ザツゼン” によって伝えたいこと
    ・関係を変え「働く」を問い直す装置
    ・地域にひらく意味
    ・さまざまに表現できる豊かさを
    ・生きづらさは誰にでもあるからこそ
    3.働くことは他者に喜んでもらえる権利:アートセンター画楽(高知市)
    ・健常者文明を問い直す
    ・デザインと福祉に共通するもの
    ・労働は価値創造があってこそ
    ・支援とは何か
    ・愉快な交流がひらく可能性
    4.一人ひとりの個性を発酵させる仕事:ぬか つくるとこ(岡山県都窪郡)
    ・成功も失敗もできる場所をめざして
    ・既存の福祉からの脱却をめざして
    ・視点を変えて仕事を創出
    ・スタッフも仕事を楽しめる施設に
    ・子どもにも必要な居場所
    5.仕事とは人や社会に対して働きかけること:スウィング(京都市)
    ・“ まとも” からの解放
    ・表現の枠を広げる
    ・働くことの目的はひとつではない
    ・失敗する権利の保障
    6.文化基盤型社会的企業とwell-being

    第5章 誰もが承認を得られる包摂型社会を
    1.アンリミテッドが構想された背景と今後
    2.日本の近年の動向
    3.文化政策の深化によって包摂型社会への移行を

    おわりに
  • 内容紹介

    表現活動を通じて、自らの価値を発見し、他者と社会から承認を得ることによって
    “ 生きる場 ”を取りもどす

    イギリスの障害者運動の歴史、東京五輪・パラリンピックがモデルとするロンドン2012のアンリミテッド・プロジェクトをふり返り、社会的排除が社会問題として注目される世界的動向や背景を考察。
    経済的価値のみならず、新しい社会的価値を創出する途を示す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    川井田 祥子(カワイダ サチコ)
    鳥取大学地域学部教授。大阪市立大学大学院創造都市研究科博士(後期)課程修了・博士(創造都市)。文化経済学会“日本”理事、日本文化政策学会理事。大阪市立大学都市研究プラザ特任講師などを経て現職。NPO法人都市文化創造機構の理事・事務局長も務め(2007~2018年)、創造都市・創造農村をめざす自治体やNPOなどのプラットフォームとなる「創造都市ネットワーク日本(CCNJ)」設立にも携わった
  • 著者について

    川井田 祥子 (カワイダ サチコ)
    鳥取大学地域学部教授。大阪市立大学大学院創造都市 研究科博士(後期)課程修了・博士(創造都市)。文化経済学会〈日本〉理事、日本文化政策学会理事。大阪市立大学都市研究プラザ特任講師などを経て現職。NPO法人都市文化創造機構の理事・事務局長も務め・(2007~2018年)創造都市・創造農村をめざす自治体やNPO等のプラットフォームとなる「創造都市ネットワーク日本(CCNJ)」設立にも携わった。著書に『障害者の芸術表現』(水曜社)『創造農村』(学芸出版社、共編著)など

障害者と表現活動―自己肯定と承認の場をはぐくむ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:水曜社
著者名:川井田 祥子(著)
発行年月日:2020/03/26
ISBN-10:4880654825
ISBN-13:9784880654829
判型:A5
発売社名:水曜社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:174ページ
縦:21cm
他の水曜社の書籍を探す

    水曜社 障害者と表現活動―自己肯定と承認の場をはぐくむ [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!