移民と徳―日系ブラジル知識人の歴史民族誌 [単行本]
    • 移民と徳―日系ブラジル知識人の歴史民族誌 [単行本]

    • ¥6,930208 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月20日水曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
移民と徳―日系ブラジル知識人の歴史民族誌 [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003257330

移民と徳―日系ブラジル知識人の歴史民族誌 [単行本]

価格:¥6,930(税込)
ゴールドポイント:208 ゴールドポイント(3%還元)(¥208相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月20日水曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2020/03/12
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

移民と徳―日系ブラジル知識人の歴史民族誌 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    移民知識人とは何か。ブラジルへの貢献と移民の成功をともに導いた徳=内面的資質と、それを体現する人々としての日系人は、いかにして生みだされたのか。移民知識人がはたした決定的役割から、日系コロニア構築の100年を超える歴史をとらえ、デカセギや世代交代とともに失われゆくその姿をも映し出す。
  • 目次

    凡例

    はじめに

    第1章 帰還、永住、再移住
    ――日本帝国主義とブラジル日本移民知識層
    はじめに
    1 サンパウロにおける初期日本移民
    2 出稼ぎ根性と永住主義――移民ジャーナリズムの台頭
    3 アリアンサ移住地と知識階級の挿入
    4 2つのナショナリズムと帰還のジレンマ
    5 再移住論――帝国移民の行為主体性
    小括

    第2章 移民的徳の誕生
    ――戦後移住政策と政治的主体としてのブラジル日系人の形成
    はじめに
    1 勝ち負け闘争から桜組挺身隊へ――「在外帝国臣民」の終焉
    2 人口政策としての戦後移住政策
    3 山本喜誉司と戦後移民政治の構築
    4 ブラジル日本移民の主体構築をめぐる3つの形態
    小括

    第3章 移民知識人の有機性
    ――土曜会の知識実践と戦後移民社会の構造変容
    はじめに
    1 土曜会の形成と雑誌『時代』
    2 「移民の体認」――コロニア実態調査
    3 ブラジル日本移民史料館の建設
    小括

    第4章 拡散と凝集のプロジェクト
    ――日系旅行社と邦字新聞社
    はじめに
    1 1950~70年代の移民社会の構造変化
    2 デカセギ移住と日系旅行社
    3 邦字新聞社という社会的プロジェクト
    4 「移民社会」の重層性
    小括

    第5章 徳、記憶、期待
    ――政治的祭典としての移民百周年祭
    はじめに
    1 エピタシス――政治的期待が高まるとき
    2 記憶をめぐる齟齬
    3 徳の祭典
    4 届かぬ投げかけとしての行為主体性
    小括

    第6章 ブラジル日本移民の政治、知識、徳
    はじめに
    1 移民政治の2つの極
    2 移民知識人と従属知
    3 徳の主体としての移民

    おわりに

    補遺 本書の民族誌調査について


    あとがき
    参考文献
    図表一覧
    索引
  • 内容紹介

    ブラジルへの貢献と移民の成功をともに導いた徳=内面的資質と、それを体現する人々としての日系人は、いかにして生みだされたのか。移民知識人がはたした決定的役割から、日系コロニア構築の100年を超える歴史をとらえ、デカセギや世代交代とともに失われゆくその姿をも映し出す。

    図書館選書
    移民の「徳」を体現する人々としての日系人はいかにして生まれたのか。移民知識人がはたした決定的役割から解明、100年の歴史に新たな光を投げかける。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    佐々木 剛二(ササキ コウジ)
    1980年東京に生まれる。2013年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員、慶應義塾大学特任講師などを経て、現在、慶應義塾大学SFC研究所上席所員、博士(学術)
  • 著者について

    佐々木 剛二 (ササキ コウジ)
    1980年 東京に生まれる
    2013年 東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了
        日本学術振興会特別研究員、慶應義塾大学特任講師などを経て、
    現 在 慶應義塾大学SFC研究所上席所員、博士(学術)
    著 書 Return : Nationalizing Transnational Mobility in Asia(共著、Duke
        University Press, 2013)
        『越境と連動の日系移民教育史』(共著、ミネルヴァ書房、2016年)
        『日系文化論を編みなおす』(共著、ミネルヴァ書房、2017年)

移民と徳―日系ブラジル知識人の歴史民族誌 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会 ※出版地:名古屋
著者名:佐々木 剛二(著)
発行年月日:2020/02/28
ISBN-10:481580978X
ISBN-13:9784815809782
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:390ページ ※372,18P
縦:22cm
重量:680g
他の名古屋大学出版の書籍を探す

    名古屋大学出版 移民と徳―日系ブラジル知識人の歴史民族誌 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!