戦後日本の満洲記憶 [単行本]
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戦後日本の満洲記憶 [単行本]

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出版社:東方書店
販売開始日: 2020/03/06
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戦後日本の満洲記憶 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    序 章〔佐藤量〕
    第Ⅰ部 闘う記憶
    戦後日本における国策会社満鉄の表象とその変遷――一九五〇~六〇年代の恩給請願運動を事例に〔大野絢也〕
    満洲興農合作社同人会の活動からみる戦前の表象と語りの特徴――恩給請願運動に着目して〔湯川真樹江〕
    満洲国軍出身日本人の恩給請願運動と満洲国・満洲国軍像〔飯倉江里衣〕
    第Ⅱ部 葛藤する記憶
    語られる「安東史」――一九五〇~一九七〇年代初期における『ありなれ』を中心に 〔菅野智博〕
    ふるさとの語り方――大連引揚者二世の編纂物にみる満洲の記憶〔佐藤仁史〕
    青少年義勇軍の記憶――会報を通した継承と変容〔大石茜〕
    [コラム]間島中学校出身日本人の訪中と訪韓〔尹国花〕
    [コラム]満蒙開拓団「集団自決」の語りと〈沈黙〉――久保田諫さんとの出会い〔本島和人〕
    第Ⅲ部 周縁の記憶
    女学生の満洲記憶――大連弥生高等女学校同窓会誌『弥生会々報』の分析から〔佐藤量〕
    冷戦体制下における大同学院同窓会――日本と台湾の場合〔林志宏〕
    戦後日本社会における中国帰国者をめぐる記憶とその変容――中国帰国者の会と鈴木則子を中心に〔森巧〕
    [コラム]ある自分史に見る満洲の記憶と地域史研究の可能性〔安岡健一〕
    [コラム]ある牧師の国際移動と教会ネットワーク――アメリカ・満洲・日本〔甲賀真広〕
    [コラム]メディア関係者がみた満洲〔安藤恭子〕
  • 出版社からのコメント

    「会報」から日本社会における満洲の記憶のあり方を問う
  • 内容紹介

    戦後日本社会において満洲がどのように記憶されてきたかについて、満洲引揚者およびその二世が刊行した「会報」の分析から明らかにする。第Ⅰ部「闘う記憶」では、戦後日本政府が満洲を忘却していくことを示す事例として恩給問題を取り上げ、第Ⅱ部「葛藤する記憶」では、引揚者団体内部での葛藤を経ながら自分たちの歴史を編んでいく姿を描く。第Ⅲ部「周縁の記憶」は、女学生や台湾人などジェンダーとエスニシティの視座に着目する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    佐藤 量(サトウ リョウ)
    立命館大学大学院先端総合学術研究科兼任講師、立命館大学生存学研究センター客員研究員

    菅野 智博(カンノ トモヒロ)
    中山大学歴史系(珠海)副教授(中国)

    湯川 真樹江(ユカワ マキエ)
    中央研究院近代史研究所訪問学人(台湾)
  • 著者について

    佐藤量 (サトウリョウ)
    立命館大学大学院先端総合学術研究科兼任講師、立命館大学生存学研究センター客員研究員
    主要業績:「1950年代中国の近代化と対日協力者――旅順工科大学出身中国人同窓会を事例に」(『ソシオロジ』第56巻2号、2011年)、「戦後中国における日本人の引揚げと遣送」(『立命館言語文化研究』、第25巻1号、2013年)、『戦後日中関係と同窓会』(彩流社、2016年)。

    菅野智博 (カンノトモヒロ)
    日本学術振興会特別研究員・PD
    主要業績:「近代南満洲における農業労働力雇用――労働市場と農村社会との関係を中心に」(『史学雑誌』第124編第10号、2015年)、「近代南満洲における農業外就業と農家経営――遼陽県前三塊石屯の事例を中心に」(『東洋学報』第98巻第3号、2016年)、「分家からみる近代北満洲の農家経営――綏化県蔡家窩堡の蒼氏を中心に」(『社会経済史学』第83巻第2号、2017年)。

    湯川真樹江 (ユカワマキエ)
    中央研究院近代史研究所訪問学人
    主要業績:「満洲における米作の展開1913-1945――満鉄農事試験場の業務とその変遷」(『史学』第80巻第4号、2011 年)、「中国東北地方における『満洲国』の農業遺産接収過程と水稲品種の変遷――中国共産党による接収と再建を中心に」(『社会システム研究』第26 号、2013 年)、「『満洲国』における興農合作社の組織化と水稲奨励品種の普及活動」(『中国研究月報』第73巻第6号、2019年)。

戦後日本の満洲記憶 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東方書店
著者名:佐藤 量(編)/菅野 智博(編)/湯川 真樹江(編)
発行年月日:2020/04/01
ISBN-10:4497220044
ISBN-13:9784497220042
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:358ページ
縦:21cm
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