軍事組織の知的イノベーション―ドクトリンと作戦術の創造力 [単行本]
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軍事組織の知的イノベーション―ドクトリンと作戦術の創造力 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2020/03/26
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軍事組織の知的イノベーション―ドクトリンと作戦術の創造力 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    軍事組織は時代の変化、環境の変化、そして敵の変化に直面しており、さまざまな問題を解決しなければならない。そのための方法論をどうすれば生み出すことができるのか、そしてどうやって定着させることができるのか。アメリカ、イギリス、日本を事例として、戦争の術と科学の発展過程を分析し、軍事組織の高等教育とイノベーション、そして作戦術の革新を解明した博士論文を書籍化。
  • 目次

    序章 軍事組織における知の創出
     プロローグ
     1 本書の問題意識──軍事組織における知的態度と方法論
     2 概念の整理──アートとサイエンス,理論とドクトリン
     3 本書の目的
     4 本書の構成と各章のポイント

    第Ⅰ部 近代軍事組織の知的イノベーション

    第1章 米国海軍とネイバル・アカデミズム──19世紀から20世紀へ
     はじめに──近代軍事組織における知のあり方
     1 南北戦争後の米国と海軍
     2 改革運動の背景とルース
     3 プロフェッショナル化への道
     4 制度的展開──米国海軍大学校,海軍情報部,海軍作戦本部の創設
     まとめ──「ネイバル・アカデミズム」の意義

    第2章 日本海軍と海軍大学校の挑戦──明治期
     はじめに──明治期日本海軍の方法論
     1 日本海軍のキャッチアップ
     2 海軍大学校の改革
     3 「戦争の術と科学」へ
     まとめ──明治期日本海軍の方法論

    第3章 知的変革のできなかった日本海軍──大正・昭和期
     はじめに──日本海軍の思考過程と限界
     1 日本海軍における意思決定過程
     2 日本海軍の知的準備──大東亜戦争開戦前
     3 戦争を理解できなかった日本海軍
     まとめ──大正・昭和期における「状況判断」の変遷

    第4章 到達点と出発点──敗戦から海上自衛隊黎明期へ
     はじめに──日本海軍の到達点と海上自衛隊の出発点
     1 日本海軍の戦訓研究
     2 海上防衛力再建研究における用兵・兵術の捉え方
     3 海上自衛隊のキャッチアップ
     まとめ──日本海軍の到達点と海上自衛隊の出発点

    第Ⅱ部 現代の軍事組織と知的イノベーション

    第5章 作戦術が変え続ける軍事組織
     はじめに──軍事組織に必要なアート
     1 作戦術発展の背景
     2 「作戦術」が軍事・安全保障に与えた影響
     まとめ──「作戦術」とドクトリンの往還

    第6章 甦る米国陸軍と「作戦術」中心の知的組織への挑戦
     はじめに──軍事組織の再建と方法論
     1 米軍再建の原点──予想された窮状と誤った自信
     2 訓練・ドクトリン軍とデピュイの挑戦──1970年代と「戦術レベル」の改革
     3 先導者としての訓練・ドクトリン軍──1980年代と「作戦レベル」の改革
     おわりに──米国陸軍の挑戦:「作戦術」の導入とドクトリン形成

    第7章 作戦術が強化した同盟関係──英国の挑戦
     はじめに──軍事組織における方法論の普遍的価値
     1 英軍の伝統的な知的態度
     2 1980年代の英軍の動向──バグネルの改革
     3 ドクトリンの影響──知的組織としての英軍
     おわりに──英軍と方法論:「作戦術」の受容とドクトリン形成

    終章 軍事組織と問題解決の方法論
     1 日本海軍になぜ方法論が根付かなかったのか
     2 軍事組織における新たな知の創造
     3 総括

    あとがき──謝辞と単著に至る航路
    参考文献一覧
    事項索引
    人名索引
  • 内容紹介

    軍事組織は大きな問題に直面したとき、その解決方法をどのように生み出していったのか。その知られざる知的創造力を描き出す。

    軍事組織は時代の変化、環境の変化、そして敵の変化に直面しており、さまざまな問題を解決しなければならない。そのための方法論をどうすれば生み出し、そして定着させることができるのか。米英日を事例として、戦争の術と科学の発展過程を分析し、軍事組織の高等教育、そして作戦術の発展過程を解明した著者渾身の博士論文を書籍化。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    北川 敬三(キタガワ ケイゾウ)
    1968年山口県宇部市生まれ。1993年に米国海軍兵学校を卒業後、幹部自衛官として海上自衛隊に勤務。2007年に防衛大学校総合安全保障研究科修士課程を修了。2015年に慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程を単位取得退学し、2018年に本書のもとになった博士論文を同研究科に提出して博士(政策・メディア)を取得。国連兵力引き離し監視隊司令部副広報幕僚、海上幕僚監部防衛課、護衛艦まつゆき艦長、在英国防衛駐在官、海上自衛隊幹部学校戦略研究室長などを経て、現在、海上自衛隊第2護衛隊司令、1等海佐
  • 著者について

    北川 敬三 (キタガワ ケイゾウ)
    北川 敬三(きたがわ けいぞう) 
    1等海佐, 海上自衛隊第2護衛隊司令. 1968年生まれ. 1993年に米国海軍兵学校政治学科卒業後, 海上自衛隊入隊. 2007年に防衛大学校総合安全保障研究科前期課程を修了. 2015年に慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程単位取得退学, 2018年に同大学より博士(政策・メディア)を取得. 著書に『軍事組織の知的イノベーション――ドクトリンと作戦術の創造力』(勁草書房, 2020年), 『「技術」が変える戦争と平和』(芙蓉書房出版, 2018年, 共著), Strategy and the Sea: Essays in Honour of John B. Hattendorf (Boydell Press, 2016, 共著), 『海洋国家としてのアメリカ――パクス・アメリカーナヘの道』(千倉書房, 2013年, 共著)がある.

軍事組織の知的イノベーション―ドクトリンと作戦術の創造力 の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:北川 敬三(著)
発行年月日:2020/03/20
ISBN-10:4326302879
ISBN-13:9784326302871
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:247ページ
縦:20cm
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