宗教は現代人を救えるか―仏教の視点、キリスト教の思考(平凡社新書) [新書]
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宗教は現代人を救えるか―仏教の視点、キリスト教の思考(平凡社新書) [新書]

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出版社:平凡社
販売開始日: 2020/04/17
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宗教は現代人を救えるか―仏教の視点、キリスト教の思考(平凡社新書) の 商品概要

  • 目次

    《目次》
    序 章  苦しみの消し方――仏教か、キリスト教か、それとも  佐々木閑

    第1章 仏教には救済者がいない
    信仰者として、学者として/仏教は真理発見の宗教/釈迦の教えは現存しない/縁起は科学的思考となぜ合うか/「出家」こそ仏教/諸行無常と諸法無我/一切皆苦、救済者はどこにもいない/癒しとしての仏教、「こころ教」の誕生/「こころ」は何も指していない/末法思想の本当の意味/エンゲージドブディズムは釈迦の教えからの逸脱?

    第2章 宗教は原理主義である
    ファンダメンタリズムはアメリカのキリスト教から生まれた/非暴力主義も原理主義/経典至上主義はなぜ間違いか/教団の本来の姿は原理主義/親鸞の「極楽」はどこに?/キリスト教の目指す「神の国」とは

    第3章 ネットカルマという無間地獄
    永遠に逃れられない苦の世界/「カルマ=業」の厳しさを教えない日本の仏教/恐るべき監視社会の到来/天国に行くか、地獄に行くか/「いいね!」は渇愛の証左/ネットから逃れるためのサンガ/煩悩の箍を外してしまったネット社会/生きる価値はネットの外に自らつくれ!/安息日は週に一度の出家/子どもたちに「出家アプリ」を!/出家的人生とは何か/正しく見るためには、我を殺せ/死と全面的に関わる仏教へ/宗教と宗教をつなぐ教育こそ大事

    第4章 聖書の教えに背を向けるキリスト教
    進化論と文献学に挟撃されたキリスト教/辺境の宗教としての日本仏教/鈴木大拙と日本的霊性/明治に起こった「仏教vs.キリスト教」/日本仏教、万国宗教会議でキリスト教と出会う/自ら宗教を選ぶということ/人類としての普遍性、他者への眼差し/イエスから遠く離れた「キリスト教階級社会」/国家に閉じ込められる宗教の自由/違う幸せの道を指し示す

    第5章 プロテスタンティズムと大乗仏教、二つの道
    弱くなる教団、減少するお寺と信者/仏教は日本でだけ大きく変容した/セクハラで訴えられた日本の禅僧/プロテスタントが始めた宗教の「シンプル化」/最新モードを目指した大乗仏教/日本仏教の本質は「ヒンドゥー化」/律を守るアジア、律を持たない日本仏教/キリスト教の倫理観はどこで担保されるか/プロテスタントは自分たちでルールをつくる/「供養」とは何か/日本人はなぜ供養が好きなのか/犬は天国に行けないのか/仏性思想は東アジアの特徴/山川草木、天台本覚思想はなぜ生まれたか

    第6章 アジアの中のキリスト教と仏教
    キリスト教に圧倒される韓国の仏教/日本の支配への抵抗がキリスト教を広めた/お寺は修行の場から祈願の場所へ/中国の仏教と共産主義の関係/海外に広がる禅の修行スタイル/魂の救済とは――キリスト教の場合/欲求の否定――仏教の場合/親鸞による思想の大転換/浄土信仰は日本的プロテスタント――カール・バルトの慧眼/逃れられる場所としての宗教

    終 章 変化する世界の実相を複眼的に見る  小原克博
    科学的世界観と宗教的世界観/原理主義をめぐる課題/ネット世界の拡大と宗教/日本のエコシステムの活用/仏教とキリスト教の間から見える未来世界
  • 出版社からのコメント

    インド仏教学者とキリスト教学者が本音で語る対談。IT社会と宗教、現代社会における宗教の意義など、最新の状況と歴史を論じる。
  • 内容紹介

    宗教はひとびとの心の中に存在する。
    そして、政治・社会・経済に多大な影響を与えてきた。
    いま、テクノロジーが人間の思考を規定しかねないほどIT社会が発達しつつあり、環境問題など喫緊の課題も取り沙汰されるなかで、仏教とキリスト教という二大宗教の教義と歴史、これを信じる人々の思考を深く知ることにより、物質世界の変化・進化への対処法が、より確実にわかるだろう。
    激動する世界に生きるわたしたちを、宗教はこれからも導いてくれるのだろうか。
    二人の専門家が徹底的に語る「現代宗教対論」。
  • 著者について

    佐々木 閑 (ササキ シズカ)
    1956年福井県生まれ。京都大学工学部工業化学科、文学部哲学科卒業。同大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。インド仏教学者。現在、花園大学教授。文学部長、図書館長。著書に『出家とはなにか』『インド仏教変移論』(いずれも大蔵出版)、『出家的人生のすすめ』(集英社新書)、『ブッダ 真理のことば』『ゴータマは、いかにしてブッダとなったのか』『般若心経』『ブッダ 最期のことば』『大乗仏教』(いずれもNHK出版)、『ネットカルマ』(角川新書)、共著に『真理の探究 仏教と宇宙物理学の対話』 (幻冬舎新書)、『ごまかさない仏教』(新潮選書)などがある。

    小原 克博 (コハラ カツヒロ)
    1965年大阪生まれ。同志社大学大学院神学研究科博士課程修了。博士(神学)。キリスト教神学者・宗教学者。現在、同志社大学神学部教授。神学部長、良心学研究センター長。著書に『世界を読み解く「宗教」入門』(日本実業出版社)、『一神教とは何か』(平凡社新書)、『宗教のポリティクス』(晃洋書房)、『神のドラマトゥルギー』(教文館)、『人類の起源、宗教の誕生』(共著、平凡社新書)、『良心学入門』(共著、岩波書店)、『原理主義から世界の動きが見える』(共著、PHP新書)などがある。

宗教は現代人を救えるか―仏教の視点、キリスト教の思考(平凡社新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:佐々木 閑(著)/小原 克博(著)
発行年月日:2020/04
ISBN-10:4582859399
ISBN-13:9784582859393
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:宗教
言語:日本語
ページ数:221ページ
縦:18cm
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