ヘーゲル全集〈第10巻1〉『論理学』客観的論理学:存在論(第1版1812) [全集叢書]
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ヘーゲル全集〈第10巻1〉『論理学』客観的論理学:存在論(第1版1812) [全集叢書]

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販売開始日: 2020/02/28
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ヘーゲル全集〈第10巻1〉『論理学』客観的論理学:存在論(第1版1812) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    批判的校訂によるアカデミー版の成果を踏まえ、日本語版独自の編集により訳出、解説と詳細な注は新たなヘーゲル研究の基盤と最新のヘーゲル像を提供し、従来の関連作品を一新する待望の本格的全集である。本巻は、形而上学に代わる「客観的論理学」と概念論である「主観的論理学」から構成され、三分冊で出版された『論理学』(1812‐16)の第1分冊「存在論」(第1版1812)を収める。ヘーゲルはその初期から論理学に関して思索を続け、彼の論理学の自身の哲学体系内での位置づけや内容を変化・発展させてきた。『論理学』で示されるヘーゲル論理学は、古典的・現代的な意味での「形式論理学」でも、経験科学や自然哲学、精神哲学という「応用論理学」でもない、カントの超越論的論理学を受け、『精神現象学』(1807)で到達した存在と思考が統一した「絶対知(純粋知)」を前提とし、それを展開し拡大した「純粋な学」である。本巻では、「直接的なもの」であると同時に「媒介されたもの」である「純粋な存在」から出発し、「規定性(質)」から「大きさ(量)」、「度量」へ展開し、『論理学』第2分冊目で扱われる「本質」へ移行していく。
  • 目次

    凡例

    第一巻 客観的論理学

    序言
    内容目次
    緒論

    論理学の一般的区分について

    第1書 存在
    学は何から始まらなければならないか?
    存在の一般的区分

    第Ⅰ編 規定性(質)

    第1章 存在
     A [存在]
     B 無
     C 成
      [1] 存在と無の統一
      注解1 〔表象における存在と無の対立〕
      注解2 〔「存在」だけの主張,「無」だけの主張の問題点,前進即背進〕
      注解3 〔「根拠」や「条件」という用語による表現の問題点〕
      注解4 〔成に反対する通常の弁証法の問題点〕
      2 成の諸契機
      3 成の止揚
       注解 〔「止揚」という表現〕

    第2章 定在
     A 定在そのもの
      1 定在一般
      2 実在性
       a) 他在
       b) 対-他-存在と自体存在
       c) 実在性
       注解 〔「実在性」と「自体」の二義性〕
      3 或るもの
     B 規定性
      1 限界
      2 規定性
       a) 規定
       b) 性状
       c) 質
       注解 〔「質」の通常の意味およびベーメの場合〕
      3 変化
       a) 性状の変化
       b) 当為と制限
       注解 〔カントの「なすべきこと」について〕
       c) 否定(Negation)
       注解 〔スピノザの「規定性は否定である」について〕
     C (質的)無限性
      1 有限性と無限性
      2 有限なものと無限なものとの交互規定
      3 無限性の自らへの還帰
       注解 〔有限なものと無限なものの対立〕

    第3章 対自存在
     A 対自存在そのもの
      1 対自存在一般
      2 対自存在の諸契機
       a) それ〔対自存在〕の自体存在という契機
       b) 一〔一者〕に対する存在
       注解 〔「或るものはどんな事物であるか」というドイツ語の表現について〕
       c) 観念性
      3 一〔一者〕の生成
     B 一〔一者〕
      1 一〔一者〕と空虚
       注解 〔原子と空虚〕
      2 多くの一〔一者〕(反発)
       注解 〔モナドにおける一と多〕
      3 相互的反発
     C 牽引
      1 唯一の一〔一者〕
      2 牽引と反発の均衡
       注解 〔カントによる反発力と牽引力からの物質の構成〕
      3 量への移行

     第Ⅱ編 大きさ(量)

       注解 〔質的限界と量的限界の違い,大きさの無関心性〕

    第1章 量
     A 純粋量
       注解1 〔スピノザの量概念〕
       注解2 〔無限分割可能性についてのカントの二律背反〕
     B 連続的な大きさと離散的な大きさ
       注解 〔連続的な大きさにおける離散性と離散的な大きさにおける連続性,連続的な大きさと離散的な大きさとの関連と相互移行〕
     C 量の限定

    第2章 定量
     A 数
       注解1 〔空間的大きさと数的大きさの関連〕
       注解2 〔数と算術の抽象性と外面性〕
     B 外延的定量と内包的定量
      1 両者の区別
      2 外延的な大きさと内包的な大きさとの同一性
       注解 〔外延的な大きさと内包的な大きさとの同一性の実例〕
      3 定量の変化
     C 量的無限性
      1 その概念
      2 無限進行
       注解1 〔究極的なものとしての無限進行〕
       注解2 〔時間と空間における世界の限定性もしくは非限定性〕
      3 定量の無限性
       注解 〔数学的無限の概念について〕

    第3章 量的相関〔比〕
     A 直接的相関(Das directe Verhältniss)〔正比例〕
     B 反比例(Das umgekehrte Verhältniss)〔逆の相関〕
     C 冪相関
       注解 〔冪相関の概念諸規定への適用〕

     第Ⅲ編 度量

    第1章 特有の量
     A 特有の定量
     B 規則
      1 質的ならびに量的な大きさの規定性
      2 質と定量
      3 質としての両側面〔両項〕を区別すること
       注解 〔自然度量〕
     C 〔二つの〕質の比〔相関〕

    第2章 自立的な度量の比
     A 自立的な度量の比
      1 中和性
      2 中和性の特有化(Specification)
      3 選択的親和性 364
       注解 〔度量の契機としての化学的物質〕
     B 度量の諸比の結節線
       注解 〔結節線の実例〕
     C 没度量

    第3章 本質の生成
     A 無差別
     B 反比例をなす諸因子より成る自立的なもの
       注解 〔求心力と遠心力〕
     C 本質の立ち現れ

     解説
     1 『論理学』の刊行と邦訳の事情
     2 ヘーゲル論理学の発展史
     3 『論理学』第1版における論理学の特性と「存在論」の概要

    責任編集者あとがき
    人名索引
    訳者紹介
  • 内容紹介

    批判的校訂によるアカデミー版の成果を踏まえ,日本語版独自の編集により訳出,解説と詳細な注は新たなヘーゲル研究の基盤と最新のヘーゲル像を提供し,従来の関連作品を一新する待望の本格的全集である。
    本巻は,形而上学に代わる「客観的論理学」と概念論である「主観的論理学」から構成され,三分冊で出版された『論理学』(1812-16)の第1分冊「存在論」(第1版 1812)を収める。
    ヘーゲルはその初期から論理学に関して思索を続け,彼の論理学の自身の哲学体系内での位置づけや内容を変化・発展させてきた。
    『論理学』で示されるヘーゲル論理学は,古典的・現代的な意味での「形式論理学」でも,経験科学や自然哲学,精神哲学という「応用論理学」でもない,カントの超越論的論理学を受け,『精神現象学』(1807)で到達した存在と思考が統一した「絶対知(純粋知)」を前提とし,それを展開し拡大した「純粋な学」である。
    本巻では,「直接的なもの」であると同時に「媒介されたもの」である「純粋な存在」から出発し,「規定性(質)」から「大きさ(量)」,「度量」へ展開し,『論理学』第2分冊目で扱われる「本質」へ移行していく。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    久保 陽一(クボ ヨウイチ)
    1943年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程単位取得退学、文学博士(哲学)。駒澤大学名誉教授

    飯泉 佑介(イイズミ ユウスケ)
    1984年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程在学中/特任研究員、修士(文学)

    岡崎 秀二郎(オカザキ シュウジロウ)
    1986年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程在学中、修士(文学)

    三重野 清顕(ミエノ キヨアキ)
    1977年生まれ。東京大学人文社会系研究科博士課程単位取得退学、東洋大学准教授、博士(文学)

ヘーゲル全集〈第10巻1〉『論理学』客観的論理学:存在論(第1版1812) の商品スペック

商品仕様
出版社名:知泉書館
著者名:久保 陽一(責任編集)/飯泉 佑介(訳)/岡崎 秀二郎(訳)/三重野 清顕(訳)
発行年月日:2020/03/10
ISBN-10:4862853129
ISBN-13:9784862853127
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:422ページ
縦:23cm
その他:「論理学」客観的論理学:存在論 1812
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