ラオス競漕祭の文化誌―伝統とスポーツ化をめぐって [単行本]
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ラオス競漕祭の文化誌―伝統とスポーツ化をめぐって [単行本]

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出版社:めこん
販売開始日: 2020/03/24
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ラオス競漕祭の文化誌―伝統とスポーツ化をめぐって の 商品概要

  • 目次

    序章
    1.競漕祭における「伝統」と「スポーツ」:本書の意義と目的 ----------------------
    2.ヴィエンチャンの歴史・地理・文化背景 ------------------------------
     

    第1部 フランス植民地政府の影響下で創造された競漕祭

    第1章 ラオス刷新運動期の競漕祭とスポーツ(1893年~1945年)
    1.ラオス・ナショナリズムの萌芽:ラオス刷新運動
    2.ヴィエンチャンにおけるラオス刷新運動   
    3.考察:ラオス刷新運動期の競漕祭における「伝統」と「スポーツ」

    第2章 競漕祭に付随する儀礼と守護霊の召喚(1953年~1964年)
    1.アルシャンボーが記録した儀礼の分析(1953年)
    2.儀礼における文言(守護霊の召喚句)の分析
    3.考察:ラオス王国独立後の競漕祭と「スポーツ」の関係性

    第2部 王国から社会主義国へ移行した激動期の競漕祭
    第3章 伝統スポーツ概念の登場(1965年~1974年)
    1.《サート・ラーオ》新聞における競漕祭
    2.「伝統」と「スポーツ」の接近
    3.王族の参列による競漕祭の拡大
    4.考察:「伝統スポーツ」という概念の登場

    第4章 団結と国家繁栄のための競漕祭(1975年~1999年)
    1.社会主義政権樹立直後の競漕祭を取り巻く情勢
    2.《ヴィエンチャン・マイ》新聞から読み解く競漕祭   

    第3部 21世紀の競漕祭における伝統論争

    第5章 伝統をめぐる地域間の駆け引きと舟に集約される「伝統」
    1.2000年のカテゴリー分化に関する伝統論争
    2.競漕祭における舟の規定:舟に集約される「伝統」の形
    3.伝統舟とフーア・スード(スポーツ舟)の分布
    4.競漕祭に付随する儀礼 
    5.考察:21世紀の競漕祭における「伝統」と「スポーツ」

    参考文献

    巻末資料
    地図 首都ヴィエンチャン
    調査村の位置
    表1 調査村落の基本情報
    表2 調査村落が保有する舟
    ハートサイフォーン郡
    サイターニー郡
    パーク・グム郡
    シーサッタナーク郡
    シーコータボン郡
    サイセーター郡
    ヴィエンチャン県トゥラコム郡
    表3-1 1941年~1974年のワット・チャン競漕祭参加村
    表3-2 1975年~1985年のワット・チャン競漕祭参加村
    表3-3 1986年~1995年のワット・チャン競漕祭参加村
    表3-4 1996年~2008年のワット・チャン競漕祭参加村
    ルール規定
    表4 競漕関連年表
  • 出版社からのコメント

    ラオスで盛大に行なわれる競漕祭(ボートレース)をスポーツ人類学の面から研究した専門書。
  • 内容紹介

    ラオス・タイ・カンボジアなどで盛大に行なわれる競漕祭(ボートレース)をスポーツ人類学の面から研究した専門書。著者は長期間ラオスに滞在して数多くのレースを観察、関係者にインタビューを重ね、さらに往時の現地新聞を丹念に読み込んで、19世紀から今日に至るまでの「競漕祭」の変遷をまとめました。特に、ボートレースと儀礼の研究がユニークです。カラー口絵8ページに実際のレース風景、儀礼などを紹介。

    図書館選書
    ラオスで盛大に行なわれる競漕祭(ボートレース)をスポーツ人類学の面から研究。著者は長期間ラオスに滞在して数多くのレースを観察、往時の現地新聞を読み込んで、19世紀から今日に至るまでの競漕祭の変遷をまとめまた。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    橋本 彩(ハシモト サヤカ)
    東京造形大学造形学部准教授。博士(人間科学、2015年、早稲田大学)。1999年、早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業。2012年、早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。専攻、スポーツ人類学、ラオス地域研究
  • 著者について

    橋本彩 (ハシモトサヤカ)
    東京造形大学造形学部准教授。博士(人間科学、2015年、早稲田大学)。
    1999年、早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業。2012年、早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。
    【専攻】スポーツ人類学、ラオス地域研究。
    【主な著書、論文】『スポーツ人類学の世界』(共編著、虹色社、2019年)、『よくわかるスポーツ人類学』(共著、ミネルヴァ書房、2017年)、「ラオスにおける12人姉妹:男山・女山として語り継がれる物語」(『CIRAS Discussion Paper』No.77、2018年)、「若手映画人によるラオス映画の潮流」(『CIRAS Discussion Paper』No.67、2017年)、「Artistic weight lifting Kantou: Tradition and Acculturation」(『International Journal of Sport And Health Science』vol.4 Special Issue、2006年)など。

ラオス競漕祭の文化誌―伝統とスポーツ化をめぐって の商品スペック

商品仕様
出版社名:めこん
著者名:橋本 彩(著)
発行年月日:2020/02/29
ISBN-10:4839603197
ISBN-13:9784839603199
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:286ページ
縦:22cm
横:16cm
厚さ:2cm
重量:530g
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