ケア論〈3〉「巻き込まれる」当事者研究 [単行本]

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    • ケア論〈3〉「巻き込まれる」当事者研究 [単行本]

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ケア論〈3〉「巻き込まれる」当事者研究 [単行本]

販売終了時の価格: ¥1,650(税込)
出版社:日本教育研究センター
販売開始日: 2020/02/25(販売終了商品)
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ケア論〈3〉「巻き込まれる」当事者研究 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書では、当事者学研究の中でも、当事者学自身が何らかの被害に「巻き込まれる」ことから脱して、回復への途を模索する上で有益なモデルを複数、提起している。本書で最初に登場するのは、暴力依存症当事者である。通常の「能動態/受動態」の世界であれば、暴力は当事者自身の意志に基づく行為であることから責任の所在は明確であるが、依存症の人は通常の司法的言語の世界には棲んでいないことから、これとは別の世界、すなわち「能動態/中動態」の世界で彼らを理解するとともに、そうした当事者に適合した回復への方途が求められる。次に、レイプ被害者らのように、苛酷なトラウマを抱える当事者およびその関係者(特に、支援者)は、自らのポジショナリティを認識しつつ、回復への方途を探る上で、三次元空間から成る環状島モデルが有用である。本書では、それ以外にも、他者からの視線恐怖や脳死・臓器移植問題に「巻き込まれた」当事者あるいは近親者の回復に向けての方途について言及している。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    1 暴力依存に「巻き込まれる」当事者研究(べてるの家での認知行動療法とその特徴;河崎さんの「爆発研究」 ほか)
    2 トラウマに「巻き込まれる」当事者研究と環状島モデル(トラウマとは何か;三次元立体空間としての環状島モデル ほか)
    3 他者のまなざしに「巻き込まれる」当事者研究(被害妄想の事例;視線恐怖の精神病理学 ほか)
    4 「巻き込まれる」当事者の家族からみた「脳死・臓器移植」問題(医療人類学の研究対象としての「脳死・臓器移植」問題;脳死とは何か ほか)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    中井 孝章(ナカイ タカアキ)
    1958年大阪府生まれ。現在、大阪市立大学大学院生活科学研究科教授。学術博士

ケア論〈3〉「巻き込まれる」当事者研究 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:日本教育研究センター ※出版地:大阪
著者名:中井 孝章(著)
発行年月日:2020/02/25
ISBN-10:4890262075
ISBN-13:9784890262076
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
ページ数:130ページ
縦:21cm
その他:「巻き込まれる」当事者研究
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